暑いはずのに、風が涼しいので暑く感じない。こういう夏ならいいですね。こういう夏はなかなかありません。涼しい風は、いつも言うように東から来ます。さらっとしているので、たぶん湿度が低いのでしょうね。
この三日ほど、農機具のエンジンの音はピタッと消えて静かです。
今朝の5時まえの東の空です。朝焼けかな? とすると今日は天気が悪いのでしょうか。予報では晴と言っていましたが。と思っていたら、予報通りに晴になりました。
今日は、妹夫婦が二人の息子を連れて来てくれました。甥たちは、もう大人になりましたが、はるばる東京方面からよく来てくれます。子供の頃と同じ笑顔で若々しい姿を見せてくれるのは、とても嬉しいことですねー。
ニャンパルさんが、以前に推薦してくれた作家・飯嶋和一という人の本を読んでみました。かなりの大作で、読書する時間の少ない私には読み終えるのには時間がかかりました。読書の時間が少ない理由は睡魔のためです。
この本の舞台は江戸時代が始まる頃の、茨城県最北端の山間の村です。年貢を納める基準を決める為に検知をするのですが、その仕方があまりにもアコギなので、怒った農民が蜂起するという話。私も聞いたことはありますが、記録がないので真偽のほどは分からないままのようです。
めずらしく、主人公が誰だか決めにくい作品です。
ときどき作ってもらうラタトゥイユです。リンク先の説明にもありますように、熱くしても冷たくてもおいしく食べられる野菜の煮物です。こういうのは、まさに夏野菜が豊富ないま、作れる料理ですね。私は大好きです。こういうのが出ると思わずニコッとしてしまいますね。
一日一村
恋さまざま願いの糸も白きより
願いの糸 七夕に女子が星に供えて技芸の上達を
願う五色の糸
今年の七夕(7月7日)は8月26日
排 句
恋さまざまというほどの恋もせず
星の数ほどしたはずな片思い
恋心そんなあのころなつかしや
「恋心」岸洋子さんの声なつかしや
ハイドンのピアノの音に酔いしれて ピアノ協奏曲
カデンツァに酔いしれ聞きぬ協奏曲
小気味よいメロディーに手が動き
暑い日に生きた心地の東風
手のひらの凍るここちや石清水
芋の葉を揺らして来るや東風
暑き日にひと休みせよ蝉の声
水一升飲み干し足りぬ汗の午後
盆休み人は行ったり来たりして じっとしていられない
これからは一気に夏は駆け下り
さは云うが残暑なかなかひけはせぬ
朝夕は微かに見える秋のいろ
さるすべり燃えあがらせて赤きいろ
さまざまな形してぶらさがるなすび哉
まが玉のような姿のキュウリかな
梅ぼしに口すぼめては求める茶
からりと晴れ上がり、蝉の声が騒がしいです。ニイニイゼミ、アブラゼミ、ヒグラシ、それにミンミンと四種類鳴いています。 暑いですね。しかし、風は少し涼しいですので、すごしやすいです。
今日も何も野良仕事はしません。のらりくらりとしています。こんなにゆっくりしていて良いのかなあと思います。ほんとうは良くないですね。この間に、雑草がどんどん伸びていますから。特に、スベリヒユはかなり雨が降ったので、体内にパンパンに水分を蓄えていますから、その分だけ大きくなるはずです。取りがいがありますねー。仕事再開の日が楽しみですよ。トホホホホ。それを考えると、今日の天気のように気持はからりと晴れません。曇天に早変わり。
毎朝ウォーキングをしていますが、この頃は医者の薦めで糖分を少しとってから歩くことにしています。その方が体内のエネルギーが燃えるのだとか。体のメカニズムというのは、素人が単純に考えるようなものではないようです。
そのコースは5つか6つくらいあり、その日の気分で変えながら歩いています。その方が歩くことに飽きないです。そのコースの一つにあるのがこのエゴの木です。実が出来てきました。この実を取ってこすると泡がでてきますので、シャボンの木なんて言っています。ほかに、シャボン玉の木というのがあるらしいですが、それは西洋からきたものらしく、そのへんには生えていないようです。
その隣に大きくなって生えているのが洋種山ごぼうというのです。これが山ごぼうだと勘違いして食べると、これは毒なのだそうです。明治の頃日本に入ってきたとか。
エゴの木も洋種山ごぼうも小川の向こう側にあったので、望遠にして取ってみましたが、少しピントがずれているようです。やっぱりピントをきちんと合わせられる一眼レフがいいですね。機械任せは機械がどこにピントを合わせるのかがわかりませんからね。そうでなくたって、カメラの腕はお粗末なのに。ピンぼけは今の自分を映しているようです。気づいた時にガクッときますね。
二回目のトウモロコシは、ネットが効いているのか、今のところは被害がありません。このように、しっかりと出来ました。いやはや、おいしいですね。昔のと違って瑞々しく甘いです。昔のはそのまま完熟させると、鶏の餌にもできましたからね。何となく粉っぽい食感がありました。ずいぶん、実をはぎ取って鶏の餌つくりをしたものですよ。
二回目のを、よく第二弾なんて言いますが、別に鉄砲を撃つ訳ではないのに、なぜ「弾」と言うのでしょうかね。私的に解釈しているのですが、これは映画から来ているのかなと推測していますがどうでしょうか。
よくお正月映画などの宣伝に、町の映画館などで「お正月映画第二弾」なんて大きな文字で宣伝していたものでした。そこから来ているのかなと思っていますが、間違いかも知れません。放映なんていいますからね。「放」は「はなつ」で、鉄砲などをうつことに使いますね。その言い方が定着したのかなと思っています。辞書を引くと「弾」は鉄砲に関したこととか、弦をはじくなんていうような意味しかありません。
一日一村
高灯籠滅なんとするあまたゝび
たかどうろうきえなんとするあまたたび
あまたたび(数多度)〈 たびたび、しばしば 〉と
解釈して良いんでしょうか?
灯籠は秋の季語なのだそうです ムズカシイ
排 句
高灯籠地震の時には気をつけよう 標語
この川でおよぐべからず警視庁 警告の看板
灯籠に牡丹がついたらキャーこわい
とうろうと言ってもこちらは鎌を持ち 蟷螂:カマキリ
つくばいに擬宝珠の花かたむきぬ
風涼し盆のさわぎも遠くなり
ひとりいて涼暮月の夜半の風
ニイニイが爺じいと聞こえけり
ミンミンを聞くたび餃子を思い出し 宇都宮の餃子の店みんみん
カナカナと俳句をいくつも作るかな
ツクツクと法師をいじめるべきでなし 突く突く法師
昼下がり犬もニャンコも横になり
昼下がりついでに私も横になり
昼下がり夢は世界を駆けめぐり
空晴れて頭の中は霧深し
フルートを吹けど音は裏返り
フルートの中は空洞ほらを吹き
フルートやドレミのキーを忘れおり
お盆の時期は暑いと決まっているようなものですが、天気が不安定な今年もやっぱり暑くなりました。これで、米は大丈夫かなと思います。野菜は、規格外のものも市場に出して欲しいと農水大臣が言っていました。しかし、販売の現場では、規格外と言ってもどのような状態の物まで売ったらよいのか、具体的には判断が難しいと言っています。

コリンキーは、やっと小さいうちから変に腐りが入って茶色くならずにできるようになりました。
天気が回復したからでしょうか。あまりにも不順でしたから、作物もよくできないのはしかたありません。

タカノツメは、ずいぶん遅く種まきをしたのですが、やっと出来てきました。まだ青いです。これは、自家製の種で大丈夫なので、何代にもわたって自家製種でやっています。大量には食べませんが、ちょいとパンチを効かせた味付けにするには何かと便利ですね。

今日は、野良仕事をしている人はいませんね。14日は、新盆の家にお線香をあげに行く習慣があります。私は一軒、奥さんは二軒ほど行ってきました。
用事があって、ホームセンターにちょっと行ってきましたが、今日はあまり混んではいませんでした。道路の反対側にある電気量販店にはたくさんの人がいました。こういう時期というのは、ふだんお日様にあたらずに、事務室の奥のおくで働いているかのような白い肌で、まぶしそうな目つきをしたおじさんを見かけるものです。

春から、何度もなんども咲いています。ずいぶん長いあいだ目を喜ばせてくれる花ですね。
一日一村
もう、とっくに立秋(今年は8月7日)は過ぎているのですが、
実感がわかないので夏の句を続けていましたが、そろそろ秋の句に
した方が良いのかなと思いました。
秋立つや素湯(さゆ)香ばしき施薬院
排 苦
秋立つや夏の盛りに秋とはねえ
秋来ぬと目にさやかにも見えないなあ
秋立つやまだツクツクも鳴かぬのに
秋立つやこれから夏は下り坂
秋立つやこれから夏の尾が長い
秋立つやうなぎをあまり食べぬうち
ここへきてやっと夏がきたような
貧乏性何もしないと辛いもの
貧乏性いつもの野良着に手が伸びる
青空やいつから夏が壊れ行く
僧たちが汗だくになるお盆かな
僧たちの声がかすれる盂蘭盆会
暑いのに秋の句などは作れない
高速道文明開化の狂い咲き
高速道またの名を渋滞道
何もせぬそれでも腹は減るものだ
暇なときどうしてテレビはつまらない
今日こそは猫と同じさ暇だなあ
久しぶりに暑いです。お盆は、こうでなくちゃ。でも、いつものお盆の時期の暑さよりは、はるかに涼しいです。暑いと言っても、これくらいにしておいてくれるといいなあと、つい思います。
お墓に花を供えてきたり、親類の新盆のところで行われる施餓鬼の法要にお寺に出ていったりで、それなりにいそがしい午前中でした。

クウシンサイも、あまり癖のない野菜です。そのせいか、つい忘れられがちで、つい取ってくるのを忘れます。取り忘れるので、食べ忘れます。したがって、この野菜は、私はボーキャクサイと名付けました。漢字では 忘却菜 と書きます。わすれるな菜 でも良いですね。

絶対漏らさずメモして置くのは一字一句ですね。これはそうじゃなくて、イチジクです。何か発音が似ている。少し苦しい時も言いますね。一時苦 なんてね。
土に触っていた枝に髭のような根っこがでたので、切って植えたのですが、葉っぱは数日で枯れ落ちてしまいました。ぎゅうちゃんさんから、葉っぱを取ってから植えた方が良かったといわれたのですが、イチジクが自ら葉っぱを落としてしまいました。
それが、その後新しいのを生やしてきたのです。これでもう大丈夫です。根付いたようです。うれしいですね。

この頃、パソコンをしながらこれを聞いています。バッハやらラベルやら、モーツアルトなどが6枚ものCDに入っていますので、かなり聞き応え場あります。
このアウトゥーロ・ベネディッティ・ミケランジェリという人は、けっこう気分やで演奏会をペケにしたりしたのだそうです。アウトローですね。細かいところまでは私は分かりませんが、確かに演奏は素晴らしいようです。楽しいですね。

一日一村
我が宿にいかに引くべきしみづ哉 しみづ 清水
排 句
我が宿は川が遠いがもの足りぬ
わが宿は都の辰巳蝉ぞ鳴く 名をいしかわと人は云うなり
( わが庵(いお)は都のたつみしかぞすむ
世をうぢ山とひとはいふなり 喜撰法師 )
わが宿の蚊の多きことかゆいこと
わが宿は今年も夏は過ぎていく
わが宿にひびくウルフィの協奏曲 アマデウス
わが宿の猫は気ままに昼寝かな
蝉しぐれ藤沢周平思いだし
藤沢を渋沢と間違えり
蝉しぐれ隠し剣も良かったなあ 隠し剣鬼の爪
隠し剣清兵衛だって引けはせぬ たそがれ清兵衛
あつき日を風呂に入れたりアッチッチ 屋根の温水
( あつき日を海に入れたり最上川 芭蕉 )
僧たちの声高まりつ施餓鬼哉
朝になくカナカナ蝉を何と云ふ
ひぐらしは朝に鳴いてもひぐらしか
昼に降るにわか雨また夕立ぞ
わが日々はその日ぐらしぞ蝉でなし
あぶら汗流して鳴くかあぶらぜみ
あぶら汗流して言い訳威厳消え
奥さんが閻魔大王に見えてくる
旦那衆賽の河原で石を積み
奥さんの前でのの字がうまくなり
座るとこなぜか畳が毛羽立ちぬ
枯れ山水喉の渇きを覚えけり
時経てば怒りも杉る松だけさ
杉と松どちらもさわやか良い言葉
良い言葉なかなか出ない防戦時
良い訳をすればするほど不利となり
夏ですから、寒いということはありませんが、割合涼しい日です。風が涼しいんでしょうね。動けばもちろん汗をかきます。涼しい風は東風が吹くときです。北風は今はよほどの時でなければ吹きません。
一日に与謝蕪村の句を一つ紹介しています。岩波文庫の「蕪村俳句集」というのを使っています。俳句とか和歌は、特別習ったことがないので、詳しいことはさっぱり分かりませんが、大好きです。
俳句は作れませんし、作っても皆さんにご披露できるものではないので、川柳もどきの「廃句」とか「排句」というものを作って遊んでいます。気が向きましたらおつきあいください。きっと、肩のこりがほぐれますよ。
今年の夏は雨が多いので、里芋は喜んでいると思いますね。地上部は結構な大きさになっています。が、芋類は土中が勝負です。土の中は見えないのですが、まあ地上部から判断して、大丈夫なのではないかと思っています。
ピントが防鳥ネットに合ってしまったのですが、ミックスのリーフレタスです。毎日サラダに出てきます。球レタスより無神経に作れるし、虫にもやられないので、この頃はこっちの方が楽かなと気持がこっちに傾いています。球レタスに妬かれるかも知れませんね。でも、今は無いから大丈夫。
トウモロコシと畝が近すぎたので、トウモロコシにかかるハクビシンを除けるために防鳥ネットを張ってありますが、それに取り囲まれてしまったというわけです。
明日は月遅れの盆の13日です。あまり用意するものは無いのですが、それでも断続的に盆の準備が進んでいます。午前中は、道路沿いの生け垣の剪定と道路にはみ出た雑草を刈り取りました。
金属の刃をつかわず、紐の付いたものを付けてピューピューと高速回転する紐で薙ぎ切ります。生け垣を傷つけず、もちろん伐採もしませんから、どんどん草だけ刈り取れます。欠点は自分の顔の方に土やらなにやらが飛んでくる場合があります。安全のメガネをかけないと目をやられたら大変。
一日一村
二人してむすべば濁る清水哉
排 句
二人して歩む苦労の幾山河
二人して歩む砂漠もつらいもの
二人して歩む朝のウォーキング
二人して結んで走る運動会 二人三脚
二人して吸ってはいけない逮捕状
二人して盆の買い物キャーすごい人
二人してむすぶ清水は今歩道 この頃あまり無くなった
盆と盆どこに共通点がある?
ぼんくらはいくら考えても分からない
盆くらいゆっくりしたいのにいそがしい
ぼんさまにたのむお経で足しびれ
普段からゆっくりしてるくせが出る
ぼんとぼんあわせてぼんぼんははのんきだね
西瓜では改札口は通れない? suica
風涼し あ、扇風機かけてたんだ
字余りを気にしなければ楽なんだ
高速の修理もやっぱり高速ね
いそがしいはずなのに排句かな
新盆と間違えて来る人もあり
その人は私以上にぼんくらネ
世の中は上には上の人があり
台風以前の大雨と大きな被害、台風による大雨と重なる大きな被害、そして地震。なんだこれは! と思わせるこの頃の自然の驚異。重なることがあるんですね。被災地のみなさん、お見舞い申し上げます。
私の地域は、かなり雨が降りましたが目立って大きな被害はなかったようです。水戸は那須地方に大雨が降ると、その8時間後に那珂川の水が増します。昔から住んでいる人たちは、「 ム? この降り方では来るかな?」 と思ったら、ゆっくりあわてずに一階にある大切な物は二階に運んで、水が音もなくやってくるのを待つのだそうです。そして、水が引いてからおもむろに階下に降りて事後処理をするという話を聞きました。下流の方の家では軒下に舟を吊してあるところもありました。

午後はカラリと晴れました。天を仰ぎ青空・白い雲を眺めましたよ。この写真、題して「 青年よ大志を抱け 」。 いや、私はまだ気持は青年です。心はまだ青いです。

で、まあこんな具合に青空に白い雲です。画面では分かりませんが、周りは蝉の鳴き声でうるさいこと。しかしまあ、この蝉しぐれがなくなったら大変な時になるということなんでしょうね。

マイクロ・トマトというので、繊細で弱々しいのかと思い、大事にだいじにハウスの中で育てていましたら、育ちすぎてこんなに外にあふれてきました。

ハウスの中でもこんな具合です。ハウスを乗っ取るのではないかと思われるほど。ドヒャーッという感じです。こんなに暴れるとは夢にも知らなかった。形(なり)は小さくても、とんでもないやんちゃ坊主のようです。人は見かけに寄らぬものと言いますが、トマトだって同じだーッ。皆さん、甘やかしには注意しましょう。

先日、ズッキーニが駄目になってしまったので、種まきをして育てていたのが、これくらいになりました。そのうちに花が咲くと思います。せっかく、これだけになったところに大雨があったので、心配でした。何度か大丈夫でしょうか。 もしだめだったら、また種まきをしてみようと思います。

それで、洪水の話の続きなのですが、ところが近ごろの人は、そういうことを知らずに平気で何の対策も考えずに川の近くにどんどん家を建てるものだから、さあ水かさが増してきてから狂ったように駆け回ってあわてるのだそうです。あわてたって水はしずしずと高さを増してくるわけです。

一日一村
こもり居て雨うたがふや蝸牛(かたつぶり)
排 句
こもり居て干し物びっしょりまたやった
こもり居て読書に昼寝のくりかえし
小森居て大森遅刻で森欠席
かたつむり君の落ち着き欲しいなあ
かたつむり英語で言えばウィンクさ 蝸牛は snail
台風のあとの日射しの強いこと
台風があとは物干し万国旗
台風のおかげでゆっくり骨休み
あさがおや一輪ほどの暑さかな
梅雨なのに秋が立つとは摩訶不思議
ひまわりもどうしてよいやら思案顔
秋立つや大河を前に家二軒
秋立つや造成地には家二軒
昨夜は、長い時間一定の強さで雨が屋根や地面に叩き落ちる音で目が覚めました。災害にあった所の人たちが、長時間バケツをひっくり返したようにと、ニュースの中で言っていたのはこういう具合だったのかなと思いました。
さぞやその辺りは水浸しになっていることだろうと、起きてすぐにまだ薄暗い中を、畑や低いところを見て回ったのですが、ちっちゃな水たまりが数カ所あっただけで、畑もどこも冠水しているような所はありませんでした。
雨が屋根をたたき、しぶきが上がっているところを撮ろうとしたのですが、まだ薄暗かったし、私の頭も起きたばかりで、このような状態だったのか、ピンぼけしてしまいました。この写真は私の脳内を撮ったようなものです。
数年前に掘った穴です。細長くなっていますが、手前の長くのびた方は、穴が深くなったので、掘り上げた土をひとまず置いておける深さまでに掘り下げた部分です。穴はあぶないので、もみ殻を入れてあります。
もみ殻の底の方は雨水がたまっているでしょうが、まだ上の辺りまでは来ていないようですから、これから台風がきても畑の冠水はやや大丈夫かなと思っています。
降る前の写真ですが、ネギは溝を掘り下げて植えかえたあとで、たっぷりと化成肥料と堆肥と燻炭をいれてやりました。今度の雨で、吸収しやすくなったのではないかと思います。近いうちに土をもどしてやろうと思います。
藁などを入れることもありますが、なぜなのか分かりません。たぶん、シャベルを使わなくても引き抜けるように、つまり戻した土が硬くしまらないようにだろうと言う人がいます。どうりで、引っ張るとスッと抜けますね。
昨日は大仕事をしたので、今日は疲れてもいないのですが、雨で何もできませんから、ゆっくりと休んでいます。今日は少しは本を詠むことができました。読書の最大の敵は眠気です。眠たい。ねぶたい。ネブタ。
こういう、小石などがあるところは、刈り払い機で芝を刈り取るのは大変です。高速回転している刃がぶつかり、火花がでます。
ですので、刃を取り替え、プラスチックの紐が付いたものを付けて、それを回転させて芝を薙ぎきります。すると、石も傷つきませんし、けっこう細かなところまで残さずに切ることができます。
一日一村
ででむしやその角文字(つのもじ)のにじり書き
排 句
ででむしや角だせ槍だせ目玉だせ
この雨は敵意ありそな槍の雨
今日の吾猫と同じじゃすることなし
良いときに庭の仕事をしたものだ
隙をみて畑耕ししてやったり
雨の間に蝉は元気に鳴いており
彼等にはたっぷり時間はありはせぬ
天候も人の世もみな乱れおり
ででむしや収まらぬのは腹の虫
人の世は身勝手同士の調和かな
大雨じゃノアの箱船用意せよ
箱船にたぶん私は選ばれぬ
箱船や私のさだめそんな気が
宝くじ当たらぬ時に思いけり
吾と来て遊べや用のない猫は
来たかとて何して遊ぶわけでなし
ニイニイと油とひぐらし大雑唱
蝉しぐれ蛙静かになりにけり
この雨を持って行きたしアフリカへ
世の中は要らぬところに要らぬもの
世の中は不条理ばかり充満し
暇な日は下らぬ排句次々と
下らぬと知りつつ作る暇つぶし
天気ははっきりしません。西の方は台風の余波を受けてたいへんですね。もうひとつの台風は、もう生まれたのでしょうか。熱帯性低気圧があって、台風になるというところまでは昨夜ニュースで見たのですが、今日は忙しかったので、ほとんどテレビは見ていませんので分かりません。
今朝はウォーキングは無しです。朝の5時の頃から庭にでて剪定をやっていました。庭の木が鬱そうとしてきたので、庭師さんを頼んでおいたのですが、お盆までには来るという話でしたが、日曜まで待って来なかったらやってしまおうと思っていました。
その日曜日に来なかったので始まったということです。この木は背が低いので簡単なので、最初にやりました。まとまり無く枝が気ままに延びて、暴れていたのですが、なんとか切りすぎないように注意してここまでにしました。
芝生も刈り払い機で刈りました。今はまだらですが、一週間もしたら生えそろいます。
庭木は高いものもありますので、剪定用の高い三脚梯子やら、二段梯子を使って、大汗をかきながら形を崩さないように注意しながら剪定しました。
体をよじって、ノコギリで太い枝も思いきりバッサリと切り落としたり。ウォーキングの方がはるかに楽です。
庭は午前中でおしまいにして、午後は昼休み無しで、空いているところが草が目立ってきたので耕しました。
台風のせいなのか、天気が崩れる様子なので、降る前に急いだわけです。降ると、こんどはかなり雑草が目立ってしまいます。降る前に決めてしまおうという魂胆でした。
いつものように、あちこちに作物がありますから、どう耕すかが問題です。 ↓ →
と、タイヤの跡を残さないように考えながらの作業ですから
こんな顔になっちゃいます。今回も何とかうまく行きました。
「 お盆までに 」とか 「 お正月までに 」 とか、そういう前はいそがしいものですね。そういうことには全然関係なく、スッキリと海外旅行に日本を脱出、なんていう人がうらやましいです。海外に行きたいのではなくて、多すぎる仕事から離れられたいだけですけど。
一日一村
学問は尻からぬけるほたる哉
尻からぬける = 物忘れの早いこと
排 句
学問はほどほどなのが身のためか
学問は学者にまかせ昼寝かな
学問は耳から程度で程良きか
そういえば蛍はなぜか昼暗い
大仕事終わればうれし達成感
大仕事やれば俺でも出来るんだ
大仕事君はできるか暇な人
昼行灯昼ほたるとは聞かぬぞえ
録音の古いは気にせぬミケランジェリ
扇風機猫と聞いてるノクターン
トリトマが見えぬか枝の油蝉
しらさぎの田に降りしきる夏時雨
剪定はウォーキングに勝るなり
吾れと来て手伝えそこな暇な人
延びすぎじゃ切ってしまえよ邪魔な枝
次ぎな枝延びたらおまえじゃ切っちゃうぞ
昨日は、ブログの更新中はダラダラと雷が鳴っていたのですが、更新が終わるとリターンマッチがあり、ものすごい土砂降りになりました。雨樋はあちこちで雨水を吹き出していました。

そのせいで、今まで喉の渇きに苦しんでいたかのような雑草が勢いを得て、今日は畑が雑草で賑やかになったようで、雑草が生ビールを飲んで元気になっちゃったというように思っちゃいますよ。
トラクターでかき回すには、まだ土がネバネバしていますから、一日おいて明日が良いかなと思っています。それで、トラクターの入らないところをしっかり一日かけてむしりました。しかし、また降り始めました。これでは、明日はだめですね。

親類の方が秋田を旅行中のようです。きりたんぽを送ってくれました。いやはや、本場物はおいしいですね。これはセットになっていて、つゆも野菜も全部入っていますので、鍋に入れて熱を通すだけです。
うまいうまいと言いながら、大汗をかいていただきました。夏の鍋もいいものですね。スタミナがでます。出汁がよ~~くでていて、ほんとにおいしいです。

今朝のウォーキングは、コースをちょいと変えて、谷を越えた向こうの町内に行ってみました。もちろん、私と同じ町内ですが、班が異なります。
庚申様とか、子安観音様を祀っている石が祠の脇に立っています。全国津々浦々、大都会以外のどこにでも見られる風景ですね。

子安神社という小さな神社があります。神社の前には大黒様や恵比寿様がたくさんおわしました。なにか会議でもやっているような。
まだ朝が早いし、土曜日なので寝ている、というより動き出さない家が多いので、そのスキをねらって行ったわけです。挨拶ばかりして歩くのも煩わしいですからね。ここを抜けると造成地になり、我が家のほうに続いていきます。

ミニトマトです。この頃は、大玉のトマトができていますので、このミニトマトはあまり食べません。サラダにちょいと付け合わせたり、あとはジュースにしたりします。
もっと利用法はあるでしょうが、とにかくいろいろな食べ物がありますし、小人数ですので、どうしてもあまり食べなくなってしまうものがでてきますね。でも、これは絶やさずに毎年作ることにしています。

一日一村
狩衣(かりぎぬ)の袖のうら這うほたる哉

排 句
雷もリターンマッチをする世かな
雨降りは続かなくても良いのだが
雨降りは十日毎にあればいい 五風十雨(ごふうじゅうう)
雑草のように作物出来りゃいい
世の中はそうはうまくは出来てない
不条理の充満してるこの世かな
不条理に麻痺してしまえば楽なのに
しのびよる覚醒剤の恐ろしさ
築き上げしたもの全部パーになり
狩衣やこんな衣装で狩したの? シンジラレナーイ
狩衣や獲られた獲物は間抜けなり
谷越えてあるけば恵比寿大黒様
草むしり今日はカレーが食べたいな
ひぐらしとアブラゼミとニイニイの時雨かな
コピー機はこのごろ猫の寝床なり
曇りで暑い日の午後は雷です。ゴロゴロ鳴っているけど、さっぱり降らない。降り出したので、草刈りも竹運びも止めにして家に戻ったのにぃ。
はっきりしない天気の多いこの夏。はっきりしないのは天気ばかりじゃないんですけどね。私の気持ちもはっきりしない。この頃は決断力が弱りましたね。あの本屋に寄ろうかな、やっぱり止そう。カツ丼と、うな重食べたいな。でも太るからよそう。パワーが無くなって来たのかも知れません。
昨日は、畑の写真が無くなっちゃったんで、ニャンともしかたないものですから、猫の写真になってしまいました。まあ、そういうこともありますね。ブログ休めば良いのに。だけど、固い決意の元にやっているわけではないのですが、いちおうは毎日更新しようかなと思っているものですから。そういうのは、締まりのないマーチですね。つまり、だらだら更新。

この花はなんというのでしょうか。昨年、友達からもらって植えたのですが、くれた友達もわからないんです。いちおう草ではなくて木に咲いている花です。名前がわからないと木(気)になります。

初代とうもろこしは、ハクビシンにやられました。今はこんな状態です。蒔いたのが早い時期だったのでマルチにしてあったんでした。忘れてました。一度強い風ではがされたんでしたっけ。テストピースで重しをしたあったんだ。

二代目が出来てきました。またハクビシンが来るかもしれませんから、要注意です。いちおう、しつこく纏わり付きやすい防鳥ネットを張ってあります。しかし、たかがネットですから安心はできません。
そもそも、ハクビシン除けに鳥除けのネットを使うというのですから、むしがよすぎる話。ハクビシンも沽券にかかわることと怒っているかもしれませんね。

私は柿が大好きなものですから、冨有という種類の苗を二本植えてあります。昔の柿は、種類は分かりませんが、薄甘なので好きではありませんでした。しかし、この冨有は買ったものと同じ味がするので、気に入って苗を植えました。
接ぎ木のせいか、あまり年月が経たないうちに食べられるのがうれしいです。しかしこの果物というのは、当たりはずれがあるのが欠点です。今年もたくさん生っていますが、はたして実る頃はどうなるのかちょっと心配です。
でも、まずは実が付くことが第一ですからね。買わない宝くじは当たらない。実のない柿は熟さない。うまく熟してくれると思って期待しているんですよ。

ブログを更新している間に、雷はどっかに行ってしまいました。雨も止んで、もとの暑さがもどってきました。
一日一村
葉がくれの枕さがせよ瓜ばたけ
排 句
「葉隠」は山本某の書いたもの
武士道と云ふは死ぬことと見つけたり
人生と云ふは楽しむことと見つけたり
かと云いてなかなかうまく行かぬもの
人の世は苦しきことも多きもの
葉がくれの蝉は一生鳴きっきり
葉がくれの蝉はみじか世燃やしきり
葉がくれのひぐらしの声こだまして
コピー機の上で聞いてるブラームス 猫のことでやんす
暑き日をいっぱいに溜め瓜ばたけ
コオロギのかけこむ葉陰瓜ばたけ
雷のとどろきわたる瓜ばたけ
稲光しぶきの中の瓜ばたけ
曇っているんですが、けっきょく降らないから乾いています。ハッと気が付いたら、袋に種をまいて育てているゴボウの葉がしおれかかっていました。アブナイ。
湿度は高いんでしょうね。ちょっと動くと汗ばみます。台風が台湾目がけているとか。沖縄諸島は、毎度のことでお気の毒です。進路に当たるところに位置しているんだからどうしようもないですね。

車の屋根を取られたー。車が出せない。

リモコンの受信口がふさがれたー。チャンネル回せない。

画面の下の所がみえなーい。ウィンドウを変えられない。
< なんでこんな狭いところがいいのか >

で、今日はショパンのノクターンが子守歌で~~~す。
< なんで、こんな所がいいんでしょうねー。 >

黒豆は、葉っぱがかなり虫に喰われています。でも、この程度では何ともありませんね。返って茂りすぎの妨げに少しばかり貢献しているくらいです。
それにしても、さっぱり実がついていませんね。蒔いたのが遅かったからなあ。枝豆は涼しくなった頃に食べるようになるかも。まあ、なんでもいいサ。

一日一村
行ゝてここに行ゝ夏野かな 行ゝ ゆきゆきて 行き行く
排 句
行きゆきてひと休みする夏野かな
行きゆきてさらに行きゆくわが一生
静かさや蓮の葉ゆらす鮒の影
夏野ゆき空をあおげば白い雲
行きゆきて夏野を越えて川越えて
川越でつばさはこれからどうなるの
騒がしや夏の盛りの甲子園
静かさや負けたチームのグラウンド
行きゆきてなお行きゆきし夏野かな
今日の日は明日につなぐ一里塚
行きゆきてここに行き行く木立かな
掌(たなごころ)中を行きゆく孫悟空 わが人生
これが夏だという感じになってきました。暑いですが、辛い暑さではありません。特に夕方は風が涼しいです。
昨晩、町内会長の地区の集まりがあって、敬老会と市民体育祭の準備が始まりました。私の町内では75歳以上の年寄りは20人です。一軒ずつ、該当するかどうかを確認し、敬老会に出席するかどうか聞いてまわりました。
該当するかどうかを確認というのは、「 ここに住んでいたはずなのですが、今は『 生き生き老人ホーム 』に入っているので、そのホームの地区の敬老会に行きま~す。」 などという場合もあるからです。一人、名簿から漏れてしまっている人を発見しました。 しかし、該当者が120人もいる町内もあるんですよ。調査は大変でしょうね。
ナスは元気です。病気もはいらずにどんどん出来ています。枝が伸びてきたので、マイカ線を横に張り枝をとめました。マイカ線というのは、平べったい 巾が1cm くらいの黒い線で、ハウスの骨と骨との間を引っ張ってビニールのたるみを締めるためのプラスチック系の紐です。もっと締めてくれマイカなんて時に使います。
ピーマンも元気です。葉っぱの陰に隠れていたりして、ついつい大きくしてしまうものですが、なにせ数が多くとれますので、そのへんはいいかげんになってしまいます。
ナスもピーマンも枝が折れやすいので注意しなければなりません。こわいのは強い風です。雹などは論外ですけど。ああ、ピーマンと茄子の素揚げが食べたい~~~。大好きなんですよ。
体育祭の時の町内会長の役目は、町内の総監督なのだそうです。まあ、しっかりやってくれ、と言っていればいいということに? そういう仕事は得意ですね。のほほんとしていれば良いんですから。それままあともかく、当日までの準備はしっかりやっているわけですからね。
一日一村
酒十駄ゆりもて行くや夏こだち
排 句
酒十駄今の世の中ピンと来ぬ
駄 = 酒3斗5升入りの樽2樽の称 (広辞苑)
酒十だ燗してして早く持ってこい
酒自由だ飲みたいほどに飲んでくれ
夏こだち先行く人の影消えて
夏こだち老師いたわる曽良の影
夏こだち岩にしみいる蝉のこえ
夏こだち管理する身の辛いこと
夏こだち早く秋になってくれ
夏木立紫けむる筑波山
夏木立室の屋島の煙かな
夏子たち酒は適度にしときなさい
夏木立越すに越されぬ大井川
夏木立どこか忍者が出てきそう
昨日のニュースでは、野菜が値上がりしているとか。茨城産のジャガ芋が1.7倍高くなっているんだそうです。私の畑では取れ高は例年並みかなと思っているのですが、たぶん他の地域で作が悪いせいで、品薄になっているのかなと思いました。
ここに来ては、日照時間はかなり回復してきているのではないかと思います。関東は、天気がはっきりしない夏の始まりでしたが、それでも比較的荒れもせずに済んだようです。
堆肥は、一つは雨除けでパックしたのですが、次の山がそろそろパックする時期かなと思っています。しかし、まだ雨水が十分にしみ込まないので、もう少しこのままにしておかなければなりません。
これを積み重ねるのはこれくらいにして、その次のをこの右側に重ね始めました。ほとんどが草むしりした雑草です。雑草は、作物の殻と一緒になってやがて畑に帰るという仕組みです。これに、もみ殻、燻炭、草木灰などを混ぜます。しばらく野積みにするので、雨に流される量も馬鹿になりませんから、豚糞などは混ぜずに、畑に施肥するときに一緒にします。
ズッキーニは病気で駄目になってしまったので、新たに種を蒔きました。これくらいになったので、畑に植えました。順調に行けば少し待って、また食べられるかなと思っています。
昨年は、駄目になったらそれきりにしてしまったのですが、今年は再度チャレンジしてみようとおもいました。来年は忘れなければ、食べているうちに、新たに種を蒔いて置いて次のに供えれば良いかなと思っています。まあズッキーニしたら良いだろう、なんて言われそう。
一日一村
しののめや梅雨の近江の麻畠
排 句
しののめやさあ出かけるぞウォーキング
しののめやいざ朝日の出る前に
しののめは車が至って通らない
しののめや私の頭もあさぼらけ
しののめの露の重さの草の葉の
しののめや紫かすむつくば山 筑波山 = 紫山
東雲や遠く横たふ夏の海
東雲や下行く鳥のゆとりあり
しののめや夢の浮橋とだえして
しののめや峰にわかるる雲の空
東雲やつくばの町のレストラン レストラン東雲
しののめ(東雲) = あさぼらけ = あかつき
今日は、からりと晴れて夏の空です。青い空、白い雲のはずなのですが、雲が無い。近ごろめずらしいことです。暑いのですが、一週間前のあの暑さとは違います。日蔭は、暑くはありません。夏なのにめずらしい。

今日はおとなしく家に収まっています。外出などしません。一通り草むしりをしましたが、紫外線は強いようだし熱線も強いようですので、私はひ弱なものですから、早めに切り上げて、そのあとはゴロゴロしています。「 いつもゴロゴロしてんじゃじゃねえか 」 と言われそう。



オクラなんですが、蒔くのが遅れた上に発芽が悪く、やっと芽が出たときにはかなり夏らしくなってしまっていたので、まだこれくらいしか大きくなっていません。なのに実をつけています。けなげなものですねー。
そのむこうではまた、別に頼みもしなかったのですが、別口のキュウリが自然に発芽し、大きくなってきています。もう一本の勝手に発芽したものは、立派に実を付けてくれて食べていますよ。うれしいですね。

それでもって、こんなに取れることもあるんです。もっとも、5本植えてありますからね。体の割りに実はきちんと普通サイズのものが出来ますから、畑にあると実がかなり大きく見えます。なんか、子供が赤ん坊を負ぶっている姿を思い浮かべるような。まあ、いろいろあらあな、ということですね。

トマトが一本、何か勢いが悪いなと思っていたら、こんな芋虫に葉っぱを食われていましたよ。にっくき芋虫どもめと思ったのですが、ぐっと我慢をして、葉っぱを二三枚とり、虫かごに入れて見ました。どういう蝶になるんでしょうか。きれいな超になったら放してやります。でも、きたなかったら?? どうしよう。


宇都宮市大谷の平和観音
一日一村
水深く利鎌鳴らす真菰刈 とぎかま まこもかり
排 句
水深く河童の住むと言う牛久(うしく)
水深くもぐって採りたい磯あわび
磯あわびいつになっても片思い
水深く貝になりたい人もあり
水深く空高く行ってみたいところあり
伊太郎の合羽ちらつく真菰かな
水深く鮒の稚魚ゆく真菰かな
涼しさは続いています。今日は午後は降るという予報だったのですが、パラパラと本の少し、降るというより雨粒が数滴落ちてきたという程度でした。予報ハズレ。夜になったら降るのかも知れません。概ね薄曇り、または薄晴れ。そういう言葉は無い。あっても良さそうな。
午前中は道薙(みちなぎ)でした。道路にさしかかってきた草や雑木の枝などを刈り取り、歩きやすくする奉仕作業です。あちこちから町内の人たちがでてきて、道路はたちまちきれいになってしまいました。ぞろぞろと、おしゃべりをしながらの作業もまた楽しです。

それが終わってから、笠間の日動美術館に行って来ました。日動美術館というのは、日動火災( 今は何という名前か正式名はわかりませんが )という会社が経営している美術館で、東京にもあります。
ネットで見たら、おもしろそうなので出かけました。木津文哉という人の作品です。パンフレットは今日は絵がより多く出ていますから、裏面です。タイトルは「木津文哉の不思議な時間」。遠い思い出を描いたんでしょうね。子供の走っている姿などは、長い時間の経過を表すためでしょうか、わざわざ絵の具が剥げたように描いてありました。

美術館の屋上
屋上に出たら、ポツリポツリ。あっ、たいへん。洗濯物が。それで早めに帰宅しようとしたのですが、水戸近くになったらなんだ、明るくなってしまって雨粒は一滴も落ちてこないんです。笠間は山があるので、それに雲がひっかかり降り易いんでしょう。
茨城の山は低くて、英語では mountain とは言えず、ほとんどが hill なんでしょうね。それでも雨雲が引っかかるくらいの高さはあるんですね。
安心して、帰り道はゆっくりとランチを食べられました。近くに、こぢんまりとして、けっこうおいしい所があるんですよ。今日は日曜日ですから、少し混んでいました。

ブルーベリーが出来てきました。糸を張っておきますので、そのせいか鳥は来ません。

コリン星人じゃなかった、コリンキーは、今年はこういうのがけっこう出来ます。何のせいだかわかりません。連作になってしまっているのか、それとも天候のせいか。
まあ、何事も完璧というわけには行かないので、こういうこともあるんでしょうね。専業農家なら、そんなこと言っていられないでしょうけどね。

それにしても、高速道路の料金が ¥1,000 というのは効果がありますね。普段はガラガラな北関東自動車道も、我が家の方角つまり海のある方の車線の車の多いこと、おそらく、ほとんどは栃木や埼玉あたりの車なんでしょうね。
予報に反して、降らなかったので、海に来た人たちはラッキーだったようです。おいしい魚でも買って帰るんでしょうね。それもまた良し。


一日一村
夏山や通いなれたる若狭人(わかさひと)
排 句
夏山やいまひとたびは登りたや
夏山やもいもいさんがうらやまし
夏山や通いなれたるたんぼ道
夏山に向かいて昔思いけり
夏山を越えて行きたや若狭道
青い空白い雲青い海まだ見えぬ はっきりしない天気
道薙(みちなぎ)にわき出してきた村の人
今日の絵は遠くほころぶ記憶の絵
あの頃はデジタルなんての無かったね
あの頃はすべてがアナログなつかしや