conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
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優位性

2019-11-20 22:54:55 | 日記
 他者であれ配偶者であれ、相手の気持ちを咀嚼して情を交えるからこそ、円満な対人関係を築いて来られた・・・教科書的な理想ではあるが満更虚飾とも云えない。人間関係は最大の難事であるから、互いに反目して喧嘩になることもある。喧嘩を重ねて仲良くなることだってある。
 よく因縁云々と云うが「因により生じ縁によって結ばれる」これこそが良くも悪しくも人間関係に多彩な人生模様を紡いでくれるのだ。
 個性と勘違いした自慢を吹聴する人の中に、他者の言を聞かない者が居る。反発して自分サイドに強引に誘引しようとする輩は、どんな世界にも居るものだ。対抗心の強い人ほど柔軟性がなく、且つ弱く脆い。対抗心の強い人から何故か「ごめんなさい」を聞いたことがない。こんな人に限って確信的な自分の優位性を低学年時代の成績に依拠している場合が見られる。小学校での成績が優秀だったとか、蜃気楼の彼方に色褪せた自信の裏付けとなる事象を、背骨のようにその人の支えとしている。一つの時代にカプセル化した生物標本のような固形物は、化石に刻まれた古い限定的な記憶としてショウケースに衆目を引きつけるのである。
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台風その後

2019-10-15 16:15:17 | 日記
 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ(王陽明) 何かに使えそうな金言だと思う。

備えあれば憂いなしーー直撃に遭いそうな台風時には、窓にかけた遮光ネットやベランダのシートその他鉢物の固定を毎度のように心がけてきた。その都度空振りに終わったけれど、災難と云うものは気を許したとたんに襲来することもあるので、この空振りが大事なんだーと自戒している。今回の超弩級台風については、もし直撃されていたならどんな手当も叶わないだろうとの思いもする。それでも予防対策を怠らないようにしたい。その上での被災者には気の毒で不可抗力な自然災害の不運に同情する。自然災害と云っても人間側の防災管理に手落ちがあったなら、予測不能とか不可抗力というのは抗弁に過ぎない。人間の傲慢が為せることだからである。福一原発もこの範疇にある。温暖化の影響は異常気象となって我々を脅かしている。地球規模の凶変が人間にも及んで時代の変革期を迫っている。人間は愚かであると天が示しているかのようだ。
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超弩級台風

2019-10-12 20:48:19 | 日記
戸外はぼうぼうと吠え猛る台風19号の勢力圏に入っています。
吠えては静まりまた吠えるーーまだ建物住家の揺さぶりはないけれど、明朝にかけて屋根瓦でも吹き飛んでいないか一抹の不安があります。今までの台風はことごとく東にそれて何事もなかったのは幸い。今回の超弩級台風はこれまでのお情けを一変して一括精算する非情の収税吏となるか。台風進路も以前なら朝鮮半島を巻き込んで日本列島を襲っていたものが、今回は日本の東海関東東北沿岸だけを狙って、特大な意味を与えようとしているかのようだ。
ラグビーW杯の日本ースコットランド戦が明日横浜の日産スタジアムで行なわれる予定ですが、当地は大雨の貯水地にもなっているので、明日の状況次第では無試合引き分けとなって、2位が難しくなりそうーいやスコットランドが敗退して日本が進出となるようです。
戦況も台風もじたばたしたってドウにもならないのは分かっている。

 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ(王陽明) 何かに使えそうな金言だと思う。
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越年そして新年

2018-12-31 22:50:24 | 日記

あれよあれよと云う間に終わりと始めの回帰点に至ってしまいました。人並みに刺身をつまみながらお湯割り一杯のあと、年越しそばを食べて紅白歌合戦を観ていましたが、途中で飽きてしまったのが例年と違うところ。災いの多い年でもありました。兎に角病気にはならない現状をありがたく受け止めて、新しい門出を祝いましょう。皆さんも健やかに年越し、そして新年をお迎えください。

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バンパイア吸血鬼

2018-05-18 14:24:07 | 日記

五月と云えば深緑と青田風が思い起こされ、初夏の涼味を誘う風物詩となっていた、はずである。なのにどうして風狂ともいえない脂汗のべと付く季節に変容してしまったのか?温暖化が叫ばれて久しいが地球そのもの、地下マグマの表出とか海底火山の熱水噴出も大きく影響しているのではないか。pm2.5や二酸化窒素も大気汚染の原因物質ではあるけれど、習近平やトランプだけの責任ではないし、A氏も含めてリーダーたちの特異パターンは、地球の更年期がもたらす不健康な症候群の断片として、人間界にも現われているとみるのだが如何?

暑い夏も隣り合わせの今日、バンパイアバット(吸血コウモリ)が日本にもいる事を確認した。数年前の夏の夜に我が身をもって経験するまでは、異国の存在だと思っていました。それがコンビニに向う途上で、首筋に向って三度も襲ってきたのを、その都度バッシング(平手打ち)して撃退したのです。コウモリの持つ病原菌には怖いものがありますから、夜な夜なご注意ください。
 我が家の天井裏にも住みついた形跡があって、蒸し暑さの中でミイラ化した赤ちゃんコウモリを片付けたこともありました。またペアのコウモリが戸袋の中に出入りするので、ゴキブリ用の強力粘着パッドを出入り口に置いたところ、ペアで引っかかりました。体はベッタリと貼り付け状態ながら鋭い歯で威嚇していましたが、その内共食いで片方を食べてしまいました。食べられたのはオスかメスか、、、生存とは残酷なモノですね。翌朝には食べた方も絶命していました。現在では家の改修によってコウモリをシャットアウトしています。暑い夏の夜を風狂にして毒気のある吸血コウモリの一幕でした。

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Windows7のリカバリ

2018-05-08 14:34:54 | 日記

前のPC、Windows7をOfficeアプリケーション(WordやExcel)専用として女房に譲ったけれど、機械に弱いので使ったことがない。サポート期間が2022年まであるので再びインターネット回線に繫いで使ってみることにしました。ところがWindowsセキュリティ更新プログラムが途切れていたために、インストールの催促がつぎつぎと・・・ところがアップデートの「更新歴の確認」のところで、延々と空回り状態で先に進めません。Windows7では「更新歴の確認」で同様の症状が出ているユーザーが、サポートQ&Aに載せていました。参照して個別の更新項目をインストールしたのですが、如何してもインストールできないのがあって、やむなくリカバリに及びました。何度かリカバリをしてきたので滞りなく・・・放っといても自動でやってくれるので待つだけ。Windowsのセットアップも無事終わり、セキュリティ更新プログラムもインストールされるようになりました。ただ一つ、Internet Explorer8から9~11へのアップグレードがうまくいきません。11はダウンロードも拒否され、9、10に至ってはダウンロードができてもインストールができない。以前は問題なく11をインストールして使っていたのになぁ。リカバリによって購入時の旧バージョンに戻ってしまったのです。これでもgooサイトへのアクセスとセキュリティは確保されているので、このままでも良いのですがMicrosoftに電話してアップが可能か聞いてみようと思う。

追記
Dドライブが[無効]となっていたのを[有効]にしたのですが、その結果か分からないけれど、とにかくWindows Updateが有効に働いて、一気に他のセキュリティ更新プログラムとIE11がインストール実行中です。Microsoftに架電せずに済みそうです。

 

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よい正月をお迎えください

2017-12-31 23:40:35 | 日記

ささやかなお節料理を食べ、少量の酒を飲んで炬燵に入りながら紅白を見ていました。
除夜の鐘ももうすぐです。皆さんよい正月をお迎えください。

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年の瀬音は近い

2017-12-18 12:00:58 | 日記

今冬一番の冷え込みとなった今朝の室温は3度Cでした。外気はさらに氷結の低気温で、金魚やメダカの防寒手当が功を奏しているか気になるところ。一番小さなメダカは室内に移しているので、こちらは大丈夫。
師走も下旬に近づき、巷間Xmasセールや年末商戦に足を運ぶ人が増えました。近くのショッピングセンターでは駐車場が満杯です。
郷土歴史に関する考察や書き写しをしているところで、期待していた文書が見つかりました。奥州白河にまつわる古文書「白川古事考」が意外なところにあったと云うべきか、経緯を見れば成る程なのですが桑名図書館にあったのです。もちろん原書から書き写した写本ではあるけれど、楷書で書かれているから素人にも解析は可能だと思います。白河と云えば老中松平定信の居城でしたが、子の定永の代に桑名へ移ったことで写本も桑名に持って行ったと言うべきでしょう。デジタル版で誰でも見られるのがいい。松平定信公と言う人、徳川吉宗の孫に当たるとは知りませんでした。今のところ「白川古事考」の参照はしていないけれど、後日に「郷土史」の内容と照らし合わせてみたい。

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我楽多日記

2017-12-06 06:47:56 | 日記

念入りにと言うか、思いを込めてと云うか、年間の埃汚れを除去しました。と言ってもまだ一階の一部にとどまり、明日も引き続き続行となる。硝子戸と網戸、サッシの雨戸とレール、たったこれだけでも、こびりついた汚れを落とすために丁寧にやったという安堵感が、もう終わったような充足感と疲れを癒やす入浴によって、一種の開放感に浸った夕べを迎えたのであった。勿論スコッチのお湯割りが陰の功労者であることは、入浴後の乾杯が解放感を一気に高めたことでも頷ける。

ブログも留守がちになったけれど、これと云った為になる事項を持ち合わせていないと言ったらウソ。何もしてない訳ではないのです。11月17日(金)には国立博物館の「運慶展」を観てきました。強い日差しの中に高齢者の長蛇の列がつづら折りに。入場まで50分待ちの宣告でした。新聞販売店から戴いた参観無料のチケットであったものを、有効期限が過ぎてしまったので100円割引券となり果てたのですが、奈良興福寺をはじめとする諸仏の端正な立像に出会った瞬間に、お金を払って入場したことが当然のように思えてきました。
仏像は端正なだけでなく、内在する命を緊張感を以て発散していたように感じたのは、運慶たち慶派の確かな技量によるものでしょうし、時代を引き継いで多くの人々の祈念の対象として、魂を宿してきたからこそ感じさせられたのだと思います。

仏像は対象として感じることで心の内に留まりますが、古文書ごときは解析が難解です。文字の判読が難しいので初心者としては原書はとても手に負いません。誰かが翻訳的に書き写したものを二次的に解読する方法で、伝承とか郷土史の編集みたいな真似事をホームワークにしているのですが、これも「つもりそのつもり」の範疇です。

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選挙と畑

2017-10-22 14:30:49 | 日記

台風が控えているだけに重々しい雨模様の中を、投票所まで行ってきました。
今回の衆院選挙に関心を持たれる人が多いなと感じたのは、雨にもかかわらず駐車場が満杯であったことです。
最高裁の判例も事前に紹介されていたことで、判事の適否の判断が以前より身近に感じられるようになったのは進歩。
ただ、若者の姿が見えないのは些か意外でした。新聞報道によれば関心大とあったので、時間の都合をみて来ようとしているのかも知れない。
喧騒を街中に振りまいてきた選挙運動中の弁舌と、国会討議におけるにおける言動とを相対してみる必要があるでしょう。
「いいとこ取り」の取り合いで、従来のパターンの域を出ていない運動中の弁舌には、些かウンザリです。

帰り道に畑の苗の育ちをみてきました。長雨にもかかわらずレタスやほうれん草の若緑色の葉が、萎れずに立っています。
植物の健気な生育が、育てる者に元気を与えてくれます。何よりも嘘をつかない正直な結果として、収穫の喜びを与えてくれます。
秋口には収穫もほぼ終わり、雑草を取り除く作業が多かったのですが、ひとたび土に手が伸びるとなかなか止まりません。延々と土の魔力に取りつかれてしまうのです。土に接しているとイオン効果が健康を保つと言われます。イオン交換が土壌の改善を促して、土壌に活性化をもたらす。この活性化が人間をも元気にするのでしょう。畑作業では脇役の助勢に徹している吾、主役のカミさんが「終わって帰ろう」といってもなかなか帰りません。


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よい年をお迎えください。

2016-12-30 23:02:01 | 日記

少し前の多摩川上流は既に冬の冷たさの中にありました。
好天に誘われて御岳渓谷を散策しましたが、流水の
冷たさと轟音が別世界の風景を構えていました。

2016年も大晦日を残すのみとなりました。
楚々とした正月を迎えるつもりです。
皆さんもお元気で年末年始をお送りください。




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リオ五輪ちょっぴり斜め見

2016-08-15 23:30:03 | 日記

 

リオ五輪の競技も10日目(6日開始として)を迎えました。残すところ6日ほどです。
競技である以上勝ち負け順位は着いてきますが、一所懸命に戦う姿が感動を呼びます。
甲子園の球児たちの熱戦にも感動の拍手を送っていますが、我が家の感動チャンネルは圧倒的にリオに向いている。
いよいよ終盤の陸上競技です。ボルトもケンブリッジも同じコート上を走るのを期待しましたが、まだまだのようです。
山縣も桐生も9分台に届きませんでした。
女子団体卓球は善戦したけれどアンラッキー、残念な結果ではあるけれど、中国人選手の国外移籍は妙な旗振り役を演じている。
国旗掲揚の為に異国人の活躍を期待するというのも一概に悪いとは言わないが、前時代的な感覚で見つめてしまう。何が何よりも大事なのか、オリンピックにもボーダーレスの時代が来たのかな。

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知事選と雑言

2016-07-24 14:34:34 | 日記

東京都知事選が一週間後に迫った。あまた立候補者がいる中で有望なのは3者に絞られるのではないか。美濃部亮吉以降の学者出身あるいは芸能人は、どうも芳しくない。
特殊な才能を発揮したのは小説家出身の石原慎太郎氏くらい。行動派で実行力があった。最近ではアンチ田中派だった過去の見識を変えて、田中角栄の剛腕を再認識し、擁護している姿勢は立派だと思う。誤りを正すのも勇なり・・・


今回の知事選に到った経緯を振り返れば、貧乏人の気持ちは痛いほど解る当方なれど、食べ放題のテーブルを汚すさまは絵にならない。乞食同然の貧乏根性では一千万の都民を引っ張っていくことは出来まい。
お金があることに越したことはないけれど、望みを達するとすれば三,四十代までにレールを敷き終わっていなければならない。今の私には遠の昔に霞んだ蜃気楼でもある。

今の政治に清廉潔白なぞ望み得ない話しだが、時代が純潔?だったころ、要するに昔の人の中には私財をなげうってでも、市井に尽くした財家も居たわけで、民主主義の時代となれば民のことより私財蓄積を優先する人が増えたとしても、そんな人を選んでいるのが国民なのだから、如何しようも無くトランプ的渦中に悶絶して仕舞うことになる。


時給900円前後で働くパートや千数百円の派遣労働者の数も気になるところだ。若者は家庭を持つことさえ叶わない。馬鹿チョンでも将来の行く末を案じている。リーマンショック後の不況から労働者を救う手立てだった当初の派遣制度は、それなりに有意義であったと思う。企業にとっては手放したくない便法であっても、このままで良いとは誰も思っていない。

太平洋の気圧配置が幾分北に伸びたのか、朝から晴天に見舞われている。
じっとしていれば涼しさも感じる夏の盛りとなれば、残暑なぞ来なくてもよさそうなものだが、畑の収穫物はそうもいかない。天地変動でもあれば自給自足に頼る菜園なのだから大いに実って貰わねば。

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「セキュリティ」雑感

2016-06-24 12:04:42 | 日記

以前から気になっていること~~「ドキュメント」、「ピクチャ」、デスクトップ等のフォルダを右クリックすると「プロパティ」があります。「プロパティ」の「セキュリティ」項目をクリックすると、フォルダやファイルへのアクセス許容の範囲を示すグループ名やユーザー名がでてきます。その中である不明な特殊なアクセス権を持ったオブジェクトを追及しています。前のPCから出現していたオブジェクトであり、マイPCが乗っ取られたと思って全てのファイルをチエックした上で削除したのですが、ここに来てまた出現しました。今度は自分で設定できない強固なものです。「セキュリティ」を開いたとたん3,4秒後に怪しげなオブジェクトは消えてしまいます。ここで考えました。こんなことが出来るのはプロバイダーしかないと、、、これって監視されているってことかな?ある特定のファイルだけが対象になっているのはなぜ?

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日本の精神医療

2016-06-23 12:01:09 | 日記

<世にもおぞましい現実がある>身体障害者や知的障害者は一般的にいって外見上から認知しやすいし社会的な保護も受けやすい。一方精神障害を患っているが医療施薬によって何らかの仕事に従事されている方は、外見上は普通の人と変わらない。故にストレスをもろに被やすく、場合によっては入退院を繰り返す事にもなる。従って職場はだんだん遠のいていき、社会復帰のための施設と医療機関を並行して通う期間も長くなる。という一般的な傾向を見てきた。問題は様々な暗部が潜在していることである。日本の精神医療は民間が殆どを占めており、全てが良心的に患者の治療に当たっているわけではない。中には営利を優先して患者を心理的に追い詰め、症状を重くする社会福祉施設とタイアップして入院を受け入れるクリニックもある。直接的には見えないだけ精神医療の暗部は深い。恐らく米国においてはあり得ない、許されない病院経営が日本ではまかり通っているのだ。ストレス社会が叫ばれて久しい今日、精神疾患患者は今後も増えるだろう。民間医療施設にメスが入らなければ、将来において目を覆う醜態が日常化する恐れがある。役所の窓口ではなかなか対応できない問題なのが気になる。

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