人間の尊厳がとやかく言われる背景は、相手の存在を認めないとする歴史的侵略者の、強者の立ち位置が崩れかかっている時ではないか。イスラエルのシオニストによるパレスチナ人迫害も、本末転倒の本家略奪とも言えるユダヤ人詐称が、イスラエル建国の根拠となって、本来のユダヤ人の血を受け継ぐパレスチナの地を奪ったのである。このことは大国によって歴史の改編も起こりうる事を示している。バックボーンの米国の力に変化が現れ始めたことで、中東でのイスラエルの立ち位置に変化が現われても不思議ではない。パレスチナ人の尊厳と存在の確証を求めて、パレスチナサイドにも変化が現われて来るだろう。ロシアのウクライナ崩壊作戦は復元が不可能なほどに破壊尽くされて、ウクライナ国民の尊厳もまた傷つけられている。ロシアの国土は広大であるが、世界のリーダーとしての気質に「?」が付いてきた。長年の鬱積がもたらした国土防衛の愚策が、対立国の侵略を懸念した結果だとしても、時代錯誤も甚だしい。プーチンの勇み足と言うより狂気の沙汰であろう。世界をリードするには対立する大国の戦略的軌跡を後追いするだけでは駄目だ。21世紀は人類が宇宙に飛び出そうとする、脱地球の足がかりを築くときだ。新時代に相応しい展望を示さなければ、猿の惑星に置きかわってしまう。
(夏の夜の妄言独言浅き夢見しより)
夏本番の猛暑にさらされて冷や水が欠かせません。7月に入ってからWindows11のPCを購入して、あれやこれやと設定に追われていました。初期設定に入ったところでインターネットに繋がらない、有線接続設定をしたいと思っても、無線接続が強制的に表示された挙げ句、既定のSSID(Wi-Fi名)と暗号化キーを打ち込んでも全然応答なし。Fujitsuさんを呼び出してチャットサポート・・・でしたが問題解決に程遠い。次いで電話サポートを受け、あらゆる手立てを尽くしてくれたのですが、とどのつまりはLANの設定の問題だとの結論に至りました。LANの設定では間違いなく既定のSSIDとキーを打ち込んでいるわけで、応答がないとなればLANの初期化しかない、、、と云うわけで初期化をしました。手動でセットアップすると、なんと・・・すらすら~といくではありませんか。「簡単セットアップ」なる代物でセットアップしたのがいけなかった。
次の問題はメール設定です。アカウントが正しくても、outlookのチェンジャーが有効でも、かなり古いデーターしか表示されない。outlookには間違いないのですが、タスクの「ファイル」が見当たらないので、いじることも叶わずアカウントの修正もきかない。(そう言えばOfficeなしのPCを買ったのだった)思いついて、プレミアムのOfficeを装填したら、一発で命中です。なんとかの冷や水、って、徒労の代名詞ではなかったか・・?
猛暑は盛りですが、コロナも変異株で猛菌が猛威を振るっています。経済優先の政策ですから、うなぎ登りの感染者急増です。今日は高速道を走ってみましたが、トラックの多いこと、渋滞気味の混雑もありました。
参議院選挙が4日後に迫っている。大方の目安はつけているが、どうにも視界がぼやけて焦点が今ひとつピンとこない。政策主張にうんざりするところもあって、これは私の個人的な観念もあるのだが、参院の立ち位置の覚束なさが、参院そのものを見えにくくしている面もあるだろう。衆議院の議題を追認するだけでは有無同然で、政治の残滓のそしりを免れない。とは云っても我々国民の選択が結果として表われているのだから、気を取りなおして10日の投票箱に1票を投じよう。
世界の力関係と政治体制が大きく変わろうとしている今、独立国家の安全保障が何によって保障されるのか、ひとたび不信の蔓延する情勢に巻き込まれたなら、力有る者のみが世界を支配し、小国は属国として大国への貢献のもと細々と存続していかねばならない。敗者は敗者の轍を踏む、二度あることは三度ある。