conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
[ブックマーク『conparuの白い航跡』もよろしく]

早朝の収穫

2014-07-31 13:06:11 | 日記

いつもより早い6時に起きたけれど、「涼しい」感じがした。日中の気温が32度前後の日が続いているから、28度くらいでも涼しく感じている。
今日は夏野菜の収穫日ということで、車で畑に赴く。

トウモロコシはすでに収穫済であったにもかかわらず、葉裏に隠れていた2本を見つけた。
トウモロコシは五月の柏餅とともに、大好きな食べ物なので嬉しい余禄。

今年はトマトが豊作です。食べきれないほど、沢山の甘く熟した実を頂いている。

ミニトマトも少し遅れてテーブルを飾っている。
赤と黄の色合いが部屋を穏やかにしてくれます。


それと、昨年は不作だったズッキーニが、今年は良くできた。ピクルスにするととても美味しい。
長い棒状のものは見慣れていたけれど、丸い形の黄色いズッキーニは初めて食べました。癖が無く甘みがあり、ピクルスには最高です。


エンドウ豆やキュウリはもう底をついて、いくらも採れませんでした。
切り倒されたヒノキの幹や枝を片づけた後に、茗荷の芽が出ていたのは嬉しい誤算でした。
昼は冷やしソーメンのトップメニューに、細く刻んだ茗荷が一味利かせてありました。
絵もなし、写真もなしですから自己満足でございます。

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契約の地

2014-07-28 19:19:12 | 随想

中東の紛争が拡大して、今や民族抗争と云うより戦争です。
イスラエルの建国は元々パレスチナ国土に建設されたもの。それ以前の歴史を辿れば、イスラエル国とユダ国の滅亡の後に建てられた国がパレスチナであり、それ以前の紀元前1千年少し前までは、れっきとしたパレスチナ国があった。(広辞苑電子辞書参考)
つまり「パレスチナが初めにあった」のである。

シーソーゲームのような気の遠くなる、パレスチナとイスラエルの建国歴史がある。
イスラエルはヘブライ語で「神の支配する」という意だそうで、ユダヤ12部族の総称でもあった。旧約聖書に出てくるモーセ(出エジプト記)の導きによって、「神と約束された地―カナン」へ移り住んでから、ユダヤ人にとって地中海沿岸のユダ国は象徴的な意味を持つ。

現在のイスラエル国は1948年アメリカの支援のもとに建設された、比較的新しい国だ。
それ以来パレスチナとの争いが絶えない。
数千年の間には種族の混交によって、容貌や皮膚の色も変わってくる。日本のように地の果てに位置する国には、吹き溜まりのような人種のるつぼで撹拌された、種の混交があったに違いない。
中東の文明の十字路を行き交った人々も、混交を辿ったであろうことは想像に難くない。
ゆえにユダヤ人の中でもアシュケナージユダヤと、セファルディユダヤとで、南北に二分された回路足跡の後に皮膚の色の違いとなって中東の故地に舞い戻った。その上に宗教の変遷もあって、ユダヤ教とイスラーム教のなかに複雑な人種的構成が潜んでいる。

神を恐れる―のが神と契約した民族であり、叡知に導かれて争いを治めることが神意ではないのか。

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おさらい時局情勢

2014-07-19 17:07:15 | 日記

 

東アジアでパワーシフトが起きているーと言われる。
出るものが出、引っ込む者が引っ込む力関係だ。パワーバランスの均衡が保たれていたのは、米ソ冷戦以来で核の均衡保持にあったのと、経済が比較的に安定していたからだ。

中進国や後進国は貧しいながらも先進国の背中を見ながら、自国内の統治に精いっぱいだった。ところが2008年9月、リーマンショックでバブルが弾けてより、世界経済が迷走し始めた。
株が暴落し、後進国への資金の流れも止まった。
世界の経済を引っ張る先進国が、真っ先に経済の危機に陥ってしまったからだ。

それ以来世界経済は停滞したまま、経済活性の源がアメリカ大陸から太平洋の彼方、
日本に暫し寄宿した後、中国大陸に移った。
経済の牽引力は文明の変遷や帝国興亡のように一所に留まらない。つまり、歴史も経済も生き物なのだ。その地が枯れれば次の適地に移る。

第二次大戦後の歴史の変動は、ソ連の崩壊、そしてロシア共和国の再生と民主化あたりからか。民族自決の機運が高まり、民族間の抗争も起きてきた。
地勢学的な問題だけでなく資源の問題もある。有限の資源を確保するために地底海底の領域拡張に手を出し始めた。
地球連邦的な考えとは正反対の、我田引水が行われるようになった。

自国優位の考えは大国の傲慢でもある。中華思想の古代帰りや米国繁栄再来の野望、TPPの押しつけ等は、このまま混乱への積み増しに過ぎない。(各国の利害が調和すればいいのだが)

思えばアメリカの相対的な力の減退が、騒乱を引き起こしている地域もある。
力で抑えてきた平穏は、力が萎えた時にもろい。
アフガンの出来事はイラクの内戦の陰に霞み、ウクライナではクリミア半島が強引にロシアに組み込まれた。
東部ドネツク州の親ロシア派支配地では、ミサイルロケットによりマレーシア機が撃墜された。ついに来た!である。ここでは大国ロシアの隣国への干渉がある。

中東ではパレスチナ問題。パレスチナからみればイスラエル問題であるから、『パレスチナ・イスラエル問題』と云うべきだろう。こちらも戦況拡大の様相である。
シリアの内戦は如何なっているのか、こちらも影が薄い。
翻って東アジアでは一触即発の領有問題がある。“そこ退けそこのけお馬が通る”蹴散らかし大国の目には太平洋とアメリカ合衆国しか見えていない。

第一次世界大戦が一発の銃弾から始まったように、
また、敗戦国ドイツの失地回復を試みたナチスヒットラーによって、第二次世界大戦へと突き進んだ経緯からすれば、「一発のミサイル」が第三次○○にならないとも限らない。
世界が冷静に対処できるかどうか、とくに大国の態度が問われる。

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空模様があやしい

2014-07-11 15:04:48 | 随想

台風一過、雲の合間に夏の日差しあり。
一過の後遺症ともいえる高湿度の外気が、室外に出るのを拒ませています。

大型台風というので昨日のうちに物を固定したり、日よけのシートを巻き上げたり、それなりの準備をしていた。
『だから』と云うには当たらないけれど被害に会わずに済んだ。
毎度のことながら『空振り』に会うのも、準備をしていればこその好結果だと自認している。

先ほどの空は一変して、厚い黒雲が頭上に鎮座してきた。地上にも重い陰を宿している。
物語の序章が始まったかのような展開である。







地上に歴史の跡があるように
空にだって古代(中生代?)からの絵模様が映っているはずだ。
現代のグローバリズムの世界にも、『恐竜』や『ナウマン象』が
所せましと暴れまくっているじゃない。

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予兆

2014-07-01 14:05:00 | 詩歌



暗雲立ちこめる上空をみつめていると
急転開の予兆が身を掠める

掠めると言うのもなんだが・・・
過去体験がトラウマのように
稲妻のような速さで身をよぎるのだ

そう、まだ十代だった頃
どしゃぶりの雨のつぶてに打たれながら
黄色い閃光の真っただ中にいた

ピカッ!どーん!
耳をつんざく轟音が
光とともに炸裂したのだった

山ん中の坂道を転げるように
駆けだしたものの
手には柄の長い鎌をもったまま

目の前が黄一色の異世界となって
夢中で坂道を下った
足は空を飛んで頭は真っ白

しばしの後で現実界に戻ってきた
雨が脳天を冷やしてくれたから

こうして今にある身を懐かしみ
不思議に思う

先ほどの上空の暗雲は
何処かへ消えて
白雲の間から薄日がさしている






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