conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
[ブックマーク『conparuの白い航跡』もよろしく]

悪夢?

2010-12-30 22:28:00 | 日記
いよいよ切羽詰まった年の瀬だね。
浮かれてばかりもいられない平成23年の夜明けが目の前です。・・・でも、せめて正月くらいは夢を見させてもらいましょう。

一年の垢落としをして真っさらな新年を迎えると云う、重宝な処世術を授かった日本人の一人として、元日に生まれ変わるカメレオンとなろうか。

心機一転して事に向かえる、となれば、都合の悪い状況を一変して、改善させることも可能という理屈も成り立つ。

しかし、現実には自分の行動原理を変えることは難しいから、結局のところ同じパターンで推移していくことになる。

今の日本経済や政府の執政もこのようなジレンマを抱えてしん吟刻苦しているんだろう。

今夜のNHKスペシャル番組で、『中国マネーが日本の森林を買収…』と云うショッキングなタイトルの放送をしていた。
その真相を突き止めようと迫るのだがグローバルなシンジケートの奥深くまでは突っ込めなかった。

とくに北海道がターゲットで、風光明美な観光地の広大な土地を買いあさっているのだそうだ。しかも売買の斡旋を日本人がしている。

国民の一人として納得がいかない。
個人の所有権が、外国に売買する権利も付与されているのか?国土とは何ぞや?である。

民主党も党内抗争をしている暇があったら、欠陥法律をなんとかしなさいよ。
将来に於いて水資源とか食料の国外持ち出しも考えられるのに、、、

年が明ける前に悪夢を見てしまったようです。


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過ぎゆく時

2010-12-25 19:11:00 | 日記
師走暮れの夕風は身に沁みる。臨時の職務に就いてはいるけれど、心理的には現役リタイア―の空虚さが尾を曳いている・・・本業から反れている・・・わけで、いろいろと反芻反復しているところであります。

ここまでの身の処理を考えてみると、『必然』に導かれた結果として現状を肯定してきた面があるので、後悔の念は些かもないのだが、人生を共にした伴侶が消えてしまった感もないではない。寂しさはかつての活力の減退にあるようだ。

老いても現状を肯定的に捉え、新たな目標を立てよう。
新しい創造の世界へ踏み出すのも楽しいことだ。

胸のうちに熱い思いを秘めて、人知れず密かに粘土のように捏ねる。
確かにマゾ的志向だな。言を押さえて黙々と目標に近づける、そんな姿に「美」的魅力を感じているのは、根がロマンチストだからだと思う。

さて、暮れの落日は早い。イブの聖夜は炬燵を囲んで、家族だんらんの食事会になったけれど、いつもよりは濃度の高い団らんであってみれば、あながち罰も当たるまい。
『ゆく年くる年』の鐘を突く光景も、雪国ならではの緊張感と抒情がひしひしと伝わってきて好きな寸景でもある。

一年の反省も待たず過ぎ行く時よ
また、待たれても困る年の瀬である。
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ハタハタと魚醤油

2010-12-21 21:23:00 | 日記
今年もあと数日を残すのみです。年末の慌ただしい中、忘年会で一区切りをつける方も多いでしょう。

職種柄、同輩と一献ともいかず、気が向けば女房と差しで杯を交わし、年の瀬を迎えておりまする。

先日は、エコポイントで海産珍味とブランド牛肉の切り落としをネット注文したのですが、たぶん、忘れたころに届くでしょうから正月のネタにはなりません。

そこで、と云うほどの意味もないのですが、『生ハタハタとしょっつる魚醬をネットで取り寄せられない?』と傍らの女房がいうのです。

『急に食べたくなった』のだそうだ。
魚醬も100%ハタハタで作ったものが欲しい、と言うことで、秋田県男鹿市の専門店にEメールを送りました。

翌日、発送の手配が終わり、クロネコ宅配に托した旨の返事がきた。
こちらは飛んでも早い。翌々日の日中には生きのいいハタハタ(4キロ)と、しょっつる醤油を拝むことができた。その夕、つまり昨夕ですが、香ばしい湯気の立ち上る「しょっつる鍋」を囲んでいました。

癖のない上品な味わいです。生きのいいハタハタが効いているようです。
残りの分は正月の楽しみにしましょう。
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デジ化・エコポイント

2010-12-17 23:32:00 | 日記
家電製品の「エコ・ポイント」制度も、来年から厳しい条件付きとなるようです。省エネラベル5☆だけが対象になり、しかも買い替えのリサイクルを行った場合のみで、リサイクルのポイントは付かない。

そんなこんなで我が家にも2代目のデジタルテレビが入って来ました。2階の自室には、デンっと、20型(小さめでいいのです)○○○○アクオスが分配されて、鮮明な映像を結んでいます。

1階の32型と合わせると大変な出費になるわけで、全国津々裏々の世帯でデジタル化するとなると、、、果たしてこれが落ち込んだ経済の立て直しに貢献するのかどうか、、、そんな思いで液晶ディスプレイを覗いていると、師走の乾いた空気が画面から噴き出てきそうだった。

それでもエコポイント10,000は嬉しい産物、私にとって最後の商品還元だ。『辛子明太子』と『松坂牛小間切れ』をさっそくネットで申請しました。
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直筆の賀状

2010-12-09 20:59:00 | 日記
賀状も印刷の工程に入りました。
気になるのは「忌中」の挨拶状が舞い込んでくること。

あの人もこの人も、、、累々と重なるほどではないけれど、毎年4、5人から届くようになりました。親はすでに葬送の彼方にあり、兄弟(義兄弟)や夫妻を亡くしたという、自分の足元も冷えてくる同年代の忌報が主でしたけれど。

その中で義兄弟を亡くしたというS教官は、ロイヤルブルーの直筆のペン字で、毎年のように賀状を差し出してくれた。

直筆の書体から、云いようのない温みを感じていたので、私も今年こそは、と意気が上がっていたものだ。
いや、決して過去形ではない。
パーカーのロイヤルブルーがなくとも、パーカーのダークブルーがある。
宛て名書きと本文はそれでいこう。



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多摩の夕焼け

2010-12-03 22:20:00 | 日記
近頃は夕陽の赤焼けがきれいだ。
高台から一望する多摩山地の上空には、波状に広がる夕焼け雲が空を染めている。

富士のシルエットを裾伝いに辿れば、甲斐の山塊や多摩秩父連山へと視野が広がり、錦秋の残り火が全山を温めている。

上空はまだ明るい。
米軍横田基地を飛び立った輸送機が、銀鱗の機影を光らせながら、夕焼けの空に一線を描いていく。

多摩の夕景は網膜に焼きついた一幅の絵だ。
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