18年間使い続けてきたレンタルルーターを、新規購入機に切り替えてセッティングが終わったところ。思えばNTT東日本のレンタル総料は、本体が何台も買えるほどでは?旧式のままで美観もすこぶる良くなかったけど、これでスッキリ。
IP電話機能は無くなったけれど、メリットがそれ程あるわけじゃなかった。
一昨日借りている畑を耕運機で耕していたら、突然上空に轟音が響いた。何ごとかと見れば6機編隊のアクロバット飛行ではないか。米空軍のブルーエンジェルスの飛来だと思っていたが、翌日の新聞記事には空自のブルーインパルスだと載っていた。一糸乱れぬ編隊が白煙の尾を引きながら、横田基地周辺を2回旋回して去っていった。ウクライナに関係があるデモフライかと思っていたら、所沢球場の開幕祝典だった。
さて、瓦礫のウクライナを終戦後に復興せねばならないが、当然プーチンがやらかした廃墟であるから、ロシア国民の負債で賄うことになる。ウクライナ東部を火事場泥棒如きに、ロシア側に編入するともなれば、更に高くつくだろう。
2008-06-04 01:58:00 | 日記再掲
先日の朝日新聞記事を読んでの感想を一言。
普通一般的に『ユダヤ人』って言うと、イスラエル国家を樹立した白人系の人たちを言っています。第二次世界大戦ではナチスによってガス室に送られ、多くの人が亡くなりました。アウシュビッツの悲劇です。
ところが・・・テルアビブ大学のシュロモ・サンド教授(61)=歴史学=が著わしたベストセラー本、『ユダヤ人はいつ、どうやって発明されたか』によると、シオニズム運動を起こし、ユダヤ人の国イスラエルを建国へと導いたユダヤ人が、実は、ユダヤ教に改宗したハザール人であり、本当のユダヤ人はパレスチナ人の血の中にある、と言うもの。
かなり以前に・・・もう四十年も前になるが・・・ある博学な人から教わった、「二種のユダヤ人」を思い出した。アシュケナージユダヤと、スファラディユダヤ、と言うものだった。
アシュケナージユダヤ人は白系ロシアに属し、東ヨーロッパに本拠を持っていたが、キリスト教とイスラム教の迫害にあって、自分たちの宗教を捨て、ユダヤ教に改宗したことで迫害から逃れる道を選んだ。
キリスト教もイスラム教も根源はユダヤ教だからである。
これが元でハザール人はユダヤ人を名乗るようになった。
スファラディユダヤ人はメソポタミアが発祥地であり、アブラハム、イサク、ヤコブの正統な血縁を受け継ぐものである。こちらも迫害に会って世界に離散していくのだが、消えた十二種族と後に言われました。
いま、イスラエルでパレスチナの存在が脅かされています。シオニストの武力によるガザ侵攻が、たびたびパレスチナの尊厳を傷つけているわけで、「約束の地」を死守しようとするシオニズムの根拠が、本来のユダヤ人を蹂躙しているのである。
サンド教授は歴史学上の主張で、イスラエルの双方の民族が共通の認識に立って、平等な権利を付与されるべきだ、と結論付けている。
「歴史は繰り返す」「災害は忘れた頃にやって来る」暗闇に行く手を閉ざされた世界は、グローバリズムの果てに大きな破壊現象が起きている。世界が均一化に向かう見立てとは真逆に、力ある者が己の優位性を暴力によって実現しようとして、世界の秩序が混乱の極みに堕とされてしまった。子供の世界に例えれば、仲良しグループの中に一際図体の大きい悪ガキがちん入して来て引っ掻き回す。目をつけた標的を倒して自分の存在を誇示すれば目的達成となるが、おとなの場合は欲が絡んでいる上に、思想的なドグマもあって複雑怪奇、独断専行、聞く耳持たずとなる。誰も手出しは出来ない。こう言う場合何処に助けを求めればよいのか、実力を以て敢行する相手に言葉は届かない。経済的制裁をしても効果は直ぐには現われない。長期的な計画に基づく乱入であれば、二面的な作戦もあり得るだろう。争乱を複数化することで世界を混乱の坩堝に陥れ、その機に乗じて地球上の帝王となることも、ただの空想論とは言えない。「核の脅し」を使うとは、既に計画に練られた文言だと思う。
世界が身近になって国民同士が肌で感じ合う成熟した時代だと思っていたのも束の間、資源と富の格差と時代のねじれ現象が立ちはだかって、時代の壁、カタストロフィーの出現する局面が「今」なのだ。カタストロフィーが尤も悪い形で表出したと言える。歴史の流れから見れば戦争の動機は過去にも散見される。大国の行動が他国にどの様に映ってきたか、そしてこの後どうなるのか、
ロシアのソビエト連邦回帰は、世界に受け入れられてこそ成功劇と言えるが、孤立化した場合は世界の混乱に拍車がかかる。EUもアメリカも核戦争を危惧するあまり介入しないとなると、ウクライナだけでは済まないだろう。とにかく世界がぐしゃぐしゃに倒壊しそうになってからでないと、目が覚めないのかも知れない。