昨夜の稲妻は派手なドンパチみたいで、これまで見たことがなかった。
閃光に続く落雷の轟音が、細めに開けた雨戸から容赦なく押し入ってくる。
時も時、パソコンに向かってセキュリティの新バージョンを組み込んでいたところで、目はディスプレーに向きつつも、黒こげバージョンにならないか少しは焦った。
思いっきり旧バージョンを捨てて、新バージョンにしたおかげで、アクセススプリンターになりましたよ。
国際舞台も喧しくなって来ましたね。
まるで戦国時代に突入したみたい、完全にリーダー不在です。
ロシアのグルジア侵攻は、世界が混沌となる前の勝算あっての行動でしょう。しかもオリンピック開催の日を選んで、各国の指導者が居並ぶ中に、爆弾を投下したも同然でした。プーチンは知っていたでしょう。
ロシアは鉱石や石油資源国として潤っていますから強気に出ています。
大統領はEUから非難を浴びても『失うものは何もない』と豪語しました。
これぞ『北の熊』ロシアの引っ掻き爪ですよ。
米国もボタンの掛け違いから身動き出来ずに犬の遠吠えです。もともと大国の核拡散が遠因で、MD構想をポーランドに設置しようとする米国に対抗して、ガードするものだと思います。
世界経済も渦を巻いて竜の眼が光っています。将来的には食糧問題も世界危機を招きかねない。地下水だって争奪戦になり得ます。節食には慣れているけど、水は意外性の問題かな?
案の定である、、、球界のブーイングが起きた。
茶の間からもHジャパンの結末を嘆く声が聞こえるようだ。
一人ひとりの選手が力を出し切って、チームが一丸となった上で負けたのなら、茶の間も納得したはずである。
テレビの中のプレーは無機質で味気ないものだと思う。が、プレーヤーの熱力がブラウン管を膨らまして、観ている私たちの胸をも膨らましてくれる、比喩的な表現だけど、そこに感動もある。
帰国したH監督が、何かと敗因を挙げていたけれど、それはそれとして、言えば云うほど言い訳に聞こえてくる。
ロゲ会長が『大リーグから選手を引き戻さない限り、(野球の)再開はありえない』と云ったとか、、、これは強烈な批判ですね。
改造内閣が二十一世紀に相応しい羅針儀を持って、(GPSの時代だって方向性を示すには必要でしょう)経済の立て直しが出来るか?
今日の本題は上記のような難しいことを言うつもりではないのですが、生活必需品の値上がりラッシュを見ていると、温暖化防止の策定作業と同じくらいに難しく、一国の内閣で解決できない難題だと思えるのだが。だが、しかし、とも思う。
一介の老士が考えるには底が浅いので、世の憂いに留めておこう。
小泉構造改革政権と、後を引き継いだ阿部政権によって、規制緩和が進んだまではいいとしても、社会格差が一層進んで富める者は更に富み、持たざるものは更に貧して心血を削ぐ、と言うような状況を見てきました。
今度の福田改造内閣は、『安心実現内閣』を旗印に何処に向かおうとしているのだろう。第一に米国を無視しての政策はありえないから、国際的ポジションの枠は変わらない。経済を立て直すというが、原材料を外国に依存している国としては、コストを如何に抑えるかを労働価値の切り下げで補っている企業の現実と向き合えない。
他になくて日本にあるものってなんだろう。それを国策にして将来の発展に結びつける・・・たとえば世界一美味しい真水に付加価値を与えるとか、味がよいジャポニカ米の有効作付けと、革新的な料理の開拓と輸出・・・でも、やっぱり先進科学のリーダーを目指すことか。
らちもなく現在具現していることを、ぐだぐだ言っていても解決にはならないのにねぇ・・・
ひところは雨も降らずカラカラ天気だったせいか、菜園の実りがイマイチでした。実りの量が少ない代わりに、甘味は一段と強くなったと実を食して思う。
人様の畑を無償で借りて、・・・と言っても妻一人で耕作するつもりであったから、高々四畝ほどの小菜園なのだけれど・・・四季折々の旬な味を、楽しみながら食べられる喜びを味わっています。
僅かばかりの苗を数種類買ってきて、二、三ヶ月間の生育を見守るときの心情は、ほのぼのとして芸術作品を見ているようだ。そのように思えるのも、少なからず私の腕力が寄与しているからで、力仕事や除草といった縁の下の功労者を自認している故の依怙贔屓からです。
最近採取した野菜は、えんげん、トマト、きゅうり、なす、とうもろこし、小玉スイカ、おくら、しし唐、ピーマン、葉物でモロヘイヤ、サラダ菜、・・・結構ありますね。一ヶ月前にはジャガイモをたくさん掘り出して保存しています。
“安心実現内閣”が福田さんの音頭で踊りだしました。新閣僚のコメントもパッとしない中、幹事長についた麻生さんの“歯に衣を着せない”言辞が痛快だった。
前回の組閣時で入閣を固辞したのに、今回はどうして協力したのか?
記者の質問に対して彼は、『あの時は(福田さんの)支持率が下がっていた、今回はもっと下がって何とかしなければ、と言う気持ちがあったから・・・』前回よりも支持率が下がったから支持したと?いくら危急のときだからと言って、泥舟に乗って海中に沈んでは元も子もないからね。閣内での協力は出来なかったはずが、出来たのが永田町理論か。