日本列島を駆け巡った豪雨も当地に於いては禍もなく、――あるにしても畑のスイカやトマトが2、3個割れたり腐ったりの小事で済んだのだから問題にならない――快晴の週末を迎えている。
快晴ではあるけれど、本格的な夏到来に苦闘する時候を迎えたことにもなる。わが町内では炎天の下、恒例の夏祭りがやってきた。
今日一日の祭りではあるけれど、公園の広場が盆踊りの会場であり、屋台のテントに交換券を持参すれば、焼きそばや焼き鳥、缶ビールを貰うことができる。早速行って、もろもろを貰って来ました。本日の遅い昼飯は焼きそばと焼き鳥、、、ビールは「隅田川花火」の放映時間に呑むことにしよう。
炎天下の祭りであるから、催行する役員の準備作業は大変なもの、持ち回りでやるから誰でも経験することですが、特に終わった後の片づけが大変なのである。それにしても子供たちの法被姿は疲れを癒してくれるだろう。子供神輿は早々に町内を回ったらしくて、お賽銭を上げることができなかったと、うちのカミさんが言っていた。
一町内の夏祭りでも始めと終わりで花火を打ち上げ、ムードを演出している。その花火は私の菜園のすぐ近くで上げているのだ。
トマトや南瓜、茄子などを摘果するために菜園に入ると、近くの細い農道には打ち上げ用の筒が立ててあり、その上にヘルメットが載っていた。私のための演出ではないけれど、夏がぐっと近くに感じられる。
浴衣を着て盆踊りをした覚えはないが、見よう見まねで踊りの輪に連なったことはある。それっきりではあるけれど、独身時代に三宅島へ旅した時も、太平洋に面した浜辺で踊った記憶がある。島流しにあった為朝のような遠流風情ではあったけれど、島民の輪の中に飛び込んで、一時の島の人となるのも忘れがたい味でありました。
一気に春到来です。
冬野菜のホウレンソウを採取に畑について行きました。
「ついて行く」と言うところがしおらしい?
春の七草(要するに雑草ですが)に混じって、蕗の薹が顔を出していました。
あるはあるは、、、あっちにも、こっちにも。
熊は冬眠から覚めると、真っ先にこの蕗の薹を食べるそうだ。
衰えた肝臓の機能を回復するため、と聞いた。
人間だって、、、と云うことでゴマ油で味噌とあえて一献、美味しくいただきました。