関東地方の寒冷(マイナス温度)も明日までの予報あり、3月になれば
春暖の兆しも射して啓蟄を迎えることになる。
好天の日差しではあるけれど、吹き荒れる寒風の中でちょっとした作業をした。
とにかく何かをしていないと気が治まらない。よく言えば無為に過ごしたくない、、、
(格好良すぎるかな)
2階自室のテレビに市販のBSアンテナを引き込んだわけだけど、
地上波アンテナポールの下部にBSアンテナを取り付ける手筈まではいいとして、
アンテナコードを外部から見えない工夫を考えてから手こずった。
まず屋根に上って段違いの瓦の下に隙間を探り、そこから天井裏へと引き込んだ。
天井裏から自室の天井に穴をあけ、コードを伸ばしていったが、
それぞれに大変な労作でした。
何でこんなことをしたかって云うと、したかったからしたのであって
当然自業自得なのだが、アンテナの方位方角を定めるまで何度も屋根に上り、
下りてはテレビの受信強度を睨み、脛が痛くなった。
甲斐あって受信強度は90を超えました。
終わりよければ全てよし、と言うわけで
早々にシステムバスのお世話になりました。
最低気温がマイナス予報の東京地方でしたが、水道管の破裂は勿論、
改装したばかりのユニットバス配管の凍結もなく、今日を迎えました。
ボタン一つで自動的に湯はりをし、温度管理も設定値を記憶して自動的に
保持してくれる、すぐれもののシステムバスなのでした。
わが小庭にはメジロのつがいが来るようになりました。
今日はキウイフルーツの半欠けでしたが、最初に食べるのは雄で、
少し食べてから雌に譲りました。愛くるしい仕草が笑みを誘います。
さて、ガス配管が土中で如何にかなっているようなので、
地上経由で最新の配管素材を誘引することにした。
備えあれば憂いなし、ってところでしょう。
山間部に餌が豊富なのだろうか、我が庭に訪れる野鳥の姿が見られない。
と言っても餌になる木の実がないのだから、当然かも知れない。
春先になると梅花の蜜を吸いに、シジュウカラやジョウビタキ、メジロ、ヒヨドリ、
時には鶯や鳩もやってきていた。
少し淋しい気もしたので、庭の若い柿の枝に林檎の一切れを刺しておいた。
すると、野鳥は目がいいのですねぇ、真っ先に訪れたのはヒヨドリでした。
食べているところへ別のヒヨドリが襲いかかり、アタックして追い払ってしまいました。
ヒヨドリの嘴は細くとがって鋭い。仲間内の喧嘩も生半可じゃない。
以前に追いつ追われつのヒヨドリを見たが、追われている方は頭をつつかれて
肉片が飛び出していた。結構獰猛な小鳥だと思った。
林檎を枝にさしてから、翌日にはツグミが単体でやってきました。
程無くしてまたヒヨドリが現れ、ツグミは十分に食べることができなかった。
ヒヨドリによって林檎は見る見る皮だけになり、ポトンと地面に落ちてしまいました。
食べ終わったヒヨドリが飛び立ち、かわって先ほど追われたツグミがやってきた。
地面に落ちた皮を土がついたまま完食(?)です。
翌日、新たに林檎を刺すとツグミが単体飛来、そしてヒヨドリが・・・まるでリアクション。
ところが面白い光景が見られた。
追われたツグミは隣の梅の木で様子をじっと見ていて飛び立とうとしない。
ヒヨドリは食べるだけ食べると、ひょいっと傍らのフェンスに飛び移った。
それは、もういいよと言う合図だったのだ。
ツグミが間をおかず林檎に飛びついたのは言うまでもない。
それを見てヒヨドリはどこかへ飛び去って行った。
野生の中にもルールがあるんだなー感心しました。