若葉に浮かれて

　空青み遠く霞める大岳の裾に連なる緑なるかな

新緑の息吹が地上から天空へと吹きぬけて、風に踊る躍動感が樹木の梢を揺らしている。
力みなぎる若浪の大合唱は、密かな青春を誘って身も心も軽い。

　若みどり力みなぎる丘の上
　　空にせり立つ塔は光れり

　嬉々として梢の若葉はそよぎ合う
　　海のうねりの波とばかりに

若葉に浮かれて、下手な和歌を並べました。ご容赦を、、、

いよいよ春本番

仕事に行く前のひと時をベランダ越しの空を仰いでいる。灰色の中にミルク色した、温かみのある空が視界を覆っている。

気のせいか地上の花々を映しているような、淡いピンクも滲ませて、そよと吹く風も清しく心地よい。

花々の競演とまでは行かないまでも、小庭の花壇には妻の手入れによる花たちが今を盛りと咲き誇って、食卓の菜の数を補ってくれている。

こうして空を眺めながら窓の外を見ていると、アネモネのくねくねした細い茎と風に揺れる白、紫の花弁が、「ほんとうの春が来たよ」と微笑みながら囁いているようだ。

小さな花の囁きは、世の中の毒気を吸収してくれるエコの作用もあるらしい。

政党間の仇花も、ペリーが普天間に居ついていることも、「ほんの一瞬間の問題よ」と、歴史的な「ものさし」で目配りする。

燕は何処に

寒暖の差が大きい昨今、昨日の朝は家々の屋根に、うっすらと雪がかかっていたのには驚いた。四月半ばの降雪は40数年ぶりだとか、暖春の衣も脱ぎ捨てて、重ね着の冬戻りがニュースで飛び交う。

10日前くらいであったか、暖かい春の日和に燕の一群が電線に飛来しているのを我が家から見えた。

気象の急変に、さぞや戸惑っているだろう。その日以来さっぱり見なくなった。

メモリ装着

ネットで注文したメモリが午前中に届いた。宅配網の素早さには驚くばかり。

早速、空きスロットに差し込んだ。最初はトラブって、キーもポインタもぜんぜん動かなかったけど、繰り返しているうちに何とかなりました。

結果的に、ナビ速度が上がったことは明白で、これ以上の欲は出しません。
(あとは、バッテリーかな？)

♪一山超えて野を越えて

知ってみれば、な～んだそんなことだったのか、、、問題の渦中では五里夢中を彷徨う有様だったのに、ネットと言う便利な検索機能によって霧が晴れました。

このごろPCの具合がわるく、カフエに来るにも札幌から沖縄までの距離を感じていました。次の動作まで待機の時間が長かったり、フリーズしたり、応答しませんだったり、仮想メモリを増やしています・・・だったり、、、

この「仮想メモリ」が曲者、というか、わけも分からずに放置していたのが元凶で、つまりは自分の手落ちだったと言うことになります。

出来る限り「仮想メモリ」を使わないで、物理メモリの容量を増やせばよかったのだ。
現在の物理メモリ256MB。空きスロットがあるのだから、512MBを増設すれば容量限界の768MBになるわけで、今の自分にはこれで十分。
コミットチャージの過大分を補えられる。

桜花邑

何処を向いても、桜桜の麗しい花邑が眼に飛び込んでくる。四季のうちで一番美しい景観ではないだろうか。
満開の力漲る今を、しっかりと胸に焼きつけたい思いで車を走らせた。

学校や公園の周りには、必ずと言って良いほど立派な桜が花を咲かせているし、社寺の境内にも銘木が参詣者の目を楽しませてくれている。それらの多くは見栄えのいいソメイヨシノとなっているが、

車であちこちと回っているうちに、小高い山の中腹に散在している山桜を見た。
淡白な薄桃色の山桜も、よく見るとわずかに濃淡の開きがあって、それぞれに個性を醸して存在を示していた。

山桜もいいもんだ、、、豊艶なソメイヨシノを当たり前に見てきた眼には、かえって新鮮に見えた。

花より、、、

花見絶好の日和のはずが、どんよりと花曇の日曜日となってしまいました。気温も低く多摩川の川風は冷たかった。

羽村取水堰に近い堤の桜は、七分咲きほどで色よく、豊満な密集した枝を垂らしていました、、、まではいいのだけれど、

天気がよければコンビニで買った弁当を広げようと思っていたが、冷たい川風が頬を打ち続けるので、たまらんとばかり短時間のうちに帰宅した。

所詮、花より団子一家かな・・・

PCの調子が良くありません。
何とかしたいのですが何とも・・・