conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
[ブックマーク『conparuの白い航跡』もよろしく]

夏に入る

2024-05-31 11:47:14 | 随想
6月が目の前に近づき、日射を遮蔽するシートを新たにサイズ切りして西側の窓辺に取付けようと思う。遮蔽率75~80%が最良で風の通りもよい。
邪魔になる金木犀の丈を短く切って、シートの下端の紐をフェンスに結べば、風の通過する空間も広がるという利点もある。些細な作業ではあるが、これもボケ防止になるし、女房の狙いでもある。
昨年のうだるような猛暑の記憶が脳裏にへばりついているけれど、間もなくやって来る梅雨時の降雨の量と期間の長さで、今夏の暑さを予測出来るかも知れない。

 安穏としているかに見える東洋の最東端にあって、米軍横田基地から飛び立つジェット戦闘機の編隊を見るとき、世界の何処かで非常事態が発生しているのだ、と、イヤでも世界の動きに連動している日本を感じさせられている。それにしてもイスラエルのネタニヤフ首相の意固地とも言える蛮行は、ユダヤ人の特殊性を改めて考えさせられる。なぜユダヤ人は過去において、世界の嫌われ者になってきたか?歴史の一端を覗くと、戒律が他の国人との同化を阻んできたことが大きい。また、ビーガンの影響も有るにはあるそうだが、信奉率に比してプロパガンダ的な意味合いでビーガン国家と言われることも他者を排斥する要因なのかも、何よりもこの世を救うのはユダヤ人だという、神に選ばれた選民思想がネタニヤフの根底にありそうな気もする。ユダヤ人の特殊性が他者排斥とも映る自尊心に結びついているかは分らないが、世界を追われるように放浪してきた民族が、一堂に集結して国家の樹立に至った場所がイスラエルなのだ。それに大きな力を添えたのがアメリカである。パレスチナの地は歴史上に玩ばれて、帰属があやふやになった地でもある。
コメント

デジタル化というけれど

2024-05-22 16:27:03 | 随想
デジタル化が21世紀の顔となりそうだ。PCなりスマホなり、セキュリティを導入しないと生活の根底が脅かされる。そんな思いがPCの設定の誤りから現実の脅威を味わらされた最近の出来事。マイPC/Windows11は只今故障中で修理に出ています。
ドライバーのインストールに気を遣いすぎて、参考意見を取り入れたのはよいのですが、余計なものまで引っ張り込んだことでクラッシュしてしまいました。
代用の今のPCはWindows10で、長いこと埃をかぶっていたのを急遽代役に取り立てたのですが、インターネット接続の問題や特定のサイトにアクセス出来ない現象が起きました。この時点で部外者にPCを乗っ取られたか?と愚案想定してしまい、マイブログの「ログイン履歴」を見ると、IP番号がアメリカ合衆国となっていた。検索で問題解決を探るサイトには、ハッカーの攻撃かもと動悸を誘発させる内容もあって、OCNカスタマサポートに架電するハメになりました。すると、何のことはない設定の誤りだという。アメリカ合衆国のIP番号も、VPN回線に設定すると現われる、既定の決まり事だったのだ。特定のサイトへのログイン拒否にあったのも、拡張機能のサイトの多さやクッキー等の保存数が多過ぎたことが原因だと指摘されて、自分の判断が間違いだったことに気づかされた。OCNカスタマーからPCリモートサポートに回っていただき、遠隔操作と指示による操作のコンビネーションでPCは無事に回復しました。メデタシ

コメント

老いるとは

2024-05-05 21:53:32 | 随想
人は老化とともに体の機能が低下する。欠如することだってある。それを補うだけの心的満足度が伴うなら、自分の内に可視化した世界も開けるだろうと思う。可視化と言っても想念の境地に立つものであるから、体験と思索を重ねた老境の賜物に他ならない。
ただ年を重ねるだけの人生なら、三度の飯を食って寝起きして排泄するだけで終わってしまう。頓知の一休さんは「世の中は 起きて箱(排泄)して 寝て食って 後は死ぬを 待つばかりなり」寝て起きて 飯食って糞して 終わる一生だとのたもうた。ガチャガチャと戦乱の煙りに明け暮れる現代も、一休さんが見たら地上に垂れた汚物と見るだろうし、そんな無意味な時代で終わらせるなーと活を入れられること必定だ。
 自分の内を観る、内観法というのがあるらしい。自分の内を知るほどに自分の嫌な面、過去から今に至る迄の恥ずかしい行いの数々が見せつけられて、馬鹿だった自分に辟易するのである。この内観法とやらは、醜い自分を反転させる鏡面の役目があり、行動の自覚が善行へと導いて有意義な一生を完成させるとある。願わくば地上に安らぎを与えたまえ。
コメント