conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
[ブックマーク『conparuの白い航跡』もよろしく]

鼻先三寸の秋心

2012-10-26 20:55:10 | 随想

初っ端から、とっかかりの悪い題名をつけてしまったが、ようするに

近視眼的随想ということになります。

石原慎太郎都知事が辞表を提出したことで

殿中松の廊下のような慌ただしい政界の動きとなりました。

 

この場合、誰が浅野匠頭で、誰が吉良上野介なのかとか

昼行燈の大石内蔵助は?なんてことは場違いだと云うことがすぐに分かった。

江戸幕府の長年にわたる政治機構の疲弊が、二進も三進もいかなくなった頃

外圧による混乱の眼が開いて、愛国有罪不問の倒幕運動へと進んだ、と

見るべきだろう。

 

少なくとも幕末から維新にかけての、とてつもない爆発エネルギーが

一気に本土に押しかかった。

このエネこそが捲土重来の好機、というか危機意識の今様なのだと

現代の政治家が革命の志士を募っているわけだ。

 

問題はこの後、日本をどのような姿に持って行こうとしているのか

橋下竜馬船中八策が柱?

21世紀の先読みが欲しい。

 

 

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薔薇苑

2012-10-17 21:32:35 | 随想

  

 クリックすると拡大します。

  

 

          

 

21、22号のアベック台風が北上しています。

降雨を心配しつつ、都立あきる野台公園に

家族連れで行ってきました。

幸運にも帰宅するまで晴天に恵まれ

広い公園内の薔薇園や

コスモスの丘に揺れる繊細な花たちを眺めながら

持参の弁当を食べてきました。

 

 

        

薔薇の勢いは衰えていたけれど

丘のコスモスが風になびき揺れながら

青空に清々しく舞っていた

グランドの広い芝草の上を歩いたり

走る真似ごとをしてみたり

尖塔のある高台で深呼吸して

青空を吸いこんだ

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秋の花咲く

2012-10-16 19:05:24 | 詩歌

秋の花と言えば萩と菊
ついでに言えば枯れ尾花
月とともに古典的な取り合わせだと
つくづく思う

風情として心に沁み込んだ
先人の感性は
いつの世も生きている

好天の秋気に誘われて
あちこちの薔薇フェスタが目にとまる

昭和記念公園や
神代植物公園など
大きな薔薇苑は有名だけど

近くの無名の小公園にも
薔薇苑はある

明日は弁当を持参して
あきる野にいってこようか

 

 

 

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意外にも

2012-10-09 21:42:58 | 日記

ガチガチのネットサーフィンだった、わがパソコン。

早々といつの間にか回復したようです。

既にプレミアムサポートのリモート修復がなされたのかな?

初回は無料ということで理解しておきましょう。

健康がどんなにありがたいことか、学びました。

時も時、京大の山中教授がips細胞研究で、ノーベル医学生理学賞を受けました。

『革命的』な研究成果ということで、人体に及ぼす影響は天文学的でしょう。

古い細胞が次々と新しくなったら、200年300年の寿命はざらになり、神代の昔に

帰り咲きになるかも知れない。

それはそれで困ることもあるわけですが。

まだ未解明な領域の『神経細胞』が、将来的に臨床応用できたら

その時は、追加ノーベル賞を上げてください。

 

 

 

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クラッシュシンドローム

2012-10-08 16:41:36 | 日記

 

ここ2,3日前からインターネットがクラッシュしています。

そーとーに、寝ているような重さで、がんじがらめ金縛りにあった感じで

身動きできなかったのですが、やっとこさの隙を見てブログに駆け込みました。

今日、プロバイダーに電話して事の次第を話したら、パソコンとサーバーの間に

何らかの障害があって、それが悪さをしているらしい。

プレミアムサポートを受けることになったので、近い内に回復するといいのですが

それまで足跡やコメントのお返しができません。

付け加えれば、トラブルの元はグーグルクロームの削除にあります。

フラッシュプレーヤーのインストール時に『クライアントで無い』付属物として

抱き合わせインストールしたあと、すぐにグーグルクロームを捨てたのですが

ゴミとして残っている可能性もあります。

フリーソフトを使ってゴミを浚ったり、ルーターの記憶を入れ直したり

tempにあるクラッシュダンプの項目を削除したりしましたが駄目でした。

こんな訳です。

治るまで暫くお休みします。

 

 

 

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秋です

2012-10-02 22:39:28 | 詩歌

昨日に比べて、今日の爽やかさ
秋ほんらいの天高く

と言いたいところだけど
台風一過の空はうす曇り

横田基地を飛び立つギャラクシーの
エンジンが鈍い金属音を降らせて上昇していく

こんな空の下できゃあきゃあハシャギ合う声が
聞こえてくる
どこかと見れば林の中の学童たち

 小学校の学校林で
黄色い声の授業中なのでしょう

あの夏のギラギラ感は
汗とともに蒸発してもうない

軽やかな子供たちの歓声が
いつまでも響き渡っている

台風の暴威が
畑の季節の変わりを呼んで

オクラの茎根は倒れ
苗床のビニール覆いは

寝像の悪い子の敷物のように
一方の側に蹴散らされていた

片づけをしながら
耳は
黄色い声の中へ
林へ、秋風の中へ、空へ

 

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