conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
[ブックマーク『conparuの白い航跡』もよろしく]

春は報に乗って

2006-02-24 00:58:00 | 日記

ぽかぽか陽気で一気に梅が咲くかと思えば、がく~んと低気温のこの季節、やはり三寒四温のリズムは活きている。

梅花の開花の報は南関東にあるらしく、カフェの中でも開花の報がちらほら・・・。
先日は城ヶ島の水仙がTVで放映されていた。私も城ヶ島で見たことがあるが、山上の平地に咲いている丹精こめた水仙の黄色と、眼下に広がる青い海原、そして直立する白い灯台のコンビネーションが、心に焼きついて一服の絵となっている。

早春の三浦半島は風が少し寒いけど、遥かな海路から潮香を乗せて春がやってくるのを、全身で感じられて心地がよい。
三崎の港には活気が戻っているだろうか、
遠洋漁業の基地はマグロもどっさり、マグロ市場でトロを買って食べたのが懐かしい。

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桃の花

2006-02-22 02:35:00 | 日記
  桃の花蕾に宿る万華鏡

我が女房と二人で花屋の前に立つ。
弥生の節句にはまだ間があるけど、郊外にある大型店舗に行ったついでに桃の花蕾を買って来た。

ふっくらとして上品な色香を放つ蕾が好きで、この季節になると部屋に飾りたくなる。(この文章が誤解の元だな、ぜ~んぶ女房に丸投げなんだから・・・)

部屋はほどほどに温かいから、固い蕾も二、三日経てば緩んできて開き始め、豊満な花弁で六畳の居間を満たしてくれる。

桜も好きだが部屋に飾るとなると桃の花だろう、桜は戸外で見るのがいい。

桃の節句と雛祭り・・・子供の頃に淡い色香を感じたなぁ・・・今年はお雛様を飾ろうか。
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春耕

2006-02-15 00:22:00 | 日記

  春耕の畝黒ぐろと息深し

霜柱はないものの、その形跡が残る、ぱさついた表土に桑を入れる。
幅を持たせて畝り、土を掘り下げて溝をつくり、EMで発酵させた生ごみを埋めていく。

畝るのは私だが、生ごみを埋めるのは女房の2ショット。
天気が良過ぎたので半袖シャツでも身体が熱くなりました。

周りには誰もいない、早めの春耕でした。

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春めきて

2006-02-14 13:53:00 | 日記

  春めきてEM肥料買いゆかん
   店に来て見れば跡形もなし

ぽかぽかと大地を包む春の陽気です。
遥かトリノの競技場では熱戦の最中でありますが、観戦にも熱が下がる内容なので、狭小畑の春耕をと思い立ち、隣町まで30分ほど車を走らせてEM肥料を買いに行きました。

れ、れ、れ、え?店舗兼事務所が無い!
電話をしてから来ればよかったなぁ、隣のお茶屋さんに聞くと、「倒産です!」と一声あり。

EMは野菜にとって美味しい肥料なのに高価だからなぁ、環境にも優しい当世風の環境循環型肥料だから、もっと普及してよいはずなのに・・・不景気の時代は環境第一とは行かないのだね・・・。

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「書の至宝」展 独りよがり解

2006-02-12 23:44:00 | 日記

2月19日まで「書の至宝」展が開かれている。
上野の国立博物館に行ったのはX十年ぶり?だろうか、独身時代以来だから相当に縁の薄い建物に違いない。

大理石の正面玄関に足を踏み入れると、懐かしいあのときの自分に会ったような気がした。

朝日新聞の無料招待券を2枚貰ったので、女房と二人で来る予定だったが、昨日になって女房が風邪気味の兆候が出たことで、私一人で観覧することになった。

書については門外漢も甚だしく、草書にいたってはごく一部の文字が読める程度で、
読解力はゼロに近いけど、

時を越えて目の前に存在の息吹を感じる、何百年から千数百年も前の生きているその腕で書いた文字に触れるだけで、心踊る思いに浸ってしまう。

  古の書の至宝に触れむとす千年邂逅の時をくぐりて

書聖「王義之」は名前だけは知っていたが、書体は知らなかった。書蹟は原物がひとつもなく拓墨と言う複製書が十点ほど残っているらしい。

そのうち代表的な三点が日本の所蔵となっている・・・と説明書きにあった。

自分なりに感じるところでは、王義之の字面は肉太で豊満、行儀のよい姿、書家が競って典範とした字体というが、私の理解の範疇外に当たる。

濃密に漢や宋の文物を取り入れたヤマト文化の草創期に、「空海」や「最澄」の活躍を偲ばせる肉筆は心に迫る思いがする。見つめていると「空海さん」「最澄さん」って呼びたくなってしまう。

万葉集写本の橘逸勢や源兼行のかな文字筆跡がいいな・・・良寛和尚のかな文字に至っては恋心の芽生え、と言ってもオーバーじゃない。

つくづく「書は気にあり」だなぁ、って思いました。能書よりも名書ですね。
理解は問題外の「気解」??のコンパルでした。

それにしても会場の混雑は?ぜんぜん前に進みません、足が棒になりました。

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光withフレッツに切り替えて・・・のはずが?

2006-02-08 23:44:00 | 日記

自然な気持ちの流れからすれば、星月夜の歌はこの方がいいかも・・・もう一首載せてみよう。

星月の冴えたる夜空煌々と眩いかぎり我を吸いゆく

ADSL「フレッツ」から、光withフレッツに変更して、今日午前中がコンサルティング来宅日だったはずなんだけど・・・来ない。

カスタマーサポートデスクにTELしたら、「混み合っていて回りきれないでいるのだと思います」さらに「夕方5時になっても来なかったらもう一度TELください」とのことだった。
結局来なかったのだが、混雑とあればTELしても仕方が無い。忙しくて連絡する時間も無かったってことかな。でも7000円分の無料コンテンツ利用サービスが既に使えているから許してあげよう。
光りの機器よはやく届け、待ってます!

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星月夜

2006-02-08 01:57:00 | 日記
星月夜冴えたる空の階(きざはし)は煌くかぎり我を招くや

仕事を終えて外に出てみると限りなく広がる天海に、三日月と星たちが煌いていた。
あまりにも空気が澄んでいるのでダイヤモンドのような煌きを放っている。美しい・・・しばし見とれていた。
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春浅く・・・

2006-02-06 14:50:00 | 日記

春浅く縮緬晒しの風模様

春は紛れも無く近くに来ている、とは言っても早春の風は冷たく、心底身震いするほど冬を引きずっている。でも何故か春という言葉には、幻惑を誘う響きがあるように思う。

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立春~風も立つね~

2006-02-04 23:06:00 | 日記

立つ春を爆笑して回る風車 空に放てる犬吠えに似て

なんという寒さ、底冷えする逆戻りの風立つ春。前の家と私の家の玄関口で、風車同士が競い合ってガラガラ回っていました。

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無題

2006-02-03 22:28:00 | 日記

早春の街に出つれば戦塵の風に捲かれて帰る

早春の陽気も変わりやすく、いい天気に誘われて街に出たけれど、たちまち突風と寒気の襲来に身震いして帰ってきた。
今日は二十四節季の一つ、節分会(鬼矢来、追難)。豆まきをしました。
我が家の犬君は拾い食いに大忙し。

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無題

2006-02-01 18:29:00 | 詩歌

夕暮れて朧に泥むわが胸に深く染み入る如月の雨

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