conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
[ブックマーク『conparuの白い航跡』もよろしく]

まだね

2009-02-27 21:47:00 | 日記

秒速2メートルの速さで降っていた霙は、何時しか浮遊する羽毛のように、ふんわり舞い落ちる雪になっていました。地面にとどめているのは、ただただ濡れ場に溶け合う天地融合の儚い命。

それにしても寒い一日でした。インターネットも凍えて躓きそうです。PCは、まだ本調子でないみたい。

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笑顔の別れ

2009-02-26 00:46:00 | 日記

一年半振りにY工房の若社長が来宅した。
私の工房に預けた、製作工程の型見本の一式を引き揚げるためであった。
米国発のセカンドローン症候群が露呈したころから、モノ作りの売れ行きがパタッと落ち込んで、生活必需品外である美術工芸品(七宝)は時代の先端を切って、閑産業となったのでした。

あれから、わが工房の隙間を埋め尽くした静かな物体は、主から見放された牧犬のように埃を被って「沈黙」していたけれど、『産みの親より育ての親?』・・・わが工房の収まりもよく、情になついたペットのように釉薬だけが残されています。そして今日、「長い間、生活の糧をありがとう」心に感謝を刻んで永久の別れ、型一式を送り出しました。センチな気分は全然ない。むしろ晴々スッキリした気分である。これが私にも妻にも満ちているのは如何したことか。これからは趣味の領域となるシッポウに乾杯!

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アルバム続編

2009-02-20 22:43:00 | 日記

現在四冊目のアルバム編集をしているのですが、古い写真でも当時の心境や情景が思い出されて、その時に戻ったような錯覚に囚われることがあります。擬似再現とも言える古い写真への想いは、あの世とこの世の隔たりが在るくらいなのに、一枚一枚の写真の中に沈潜しては来し方の出会いなどをなぞっているので、ずいぶんと時間がかかってしまいました。
「思えば遠くへ来たもんだ~」「夢よ、よき友よ~」こんな歌もあったなぁ。夢想から現実に戻ると、電話のベルが鳴って・・・童謡の会が終わった妻から「駅まで迎えに来て!」、夢想からは完全に醒めてしまいました。

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終わりよければ・・・

2009-02-19 13:17:00 | 日記

Internet Explorerの走りが悪かったこのところ、クラッシュもあっていくつかのファイルも吹っ飛んでしまった。
こんな時ってプラス思考は出るはずもないし、当然マイナスです。
と言うことで、ノートンさんの力を借りて問題解析をしてもらいました。
どうやらActiveXに問題があるらしかった。ウエブなんかでは、これを許可しないと見られないと言うこともあるが、中には無効なエントリもあるそうだ。この“無効”がなぜ起因したのか???分かりません。やんごとなきウインドウズヘルプさんの手引きによると、「サードパーティ製のブラウザ拡張」を無効にすればいい、と言うことで、チェックをオフにしてみました。・・・で、今のところいいみたいです。
ひどい時には前処置に時間をとられて、カフエに到達できなかったからね。スムーズに用を足せる“快適さ”を味わいました。

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花一番

2009-02-16 00:02:00 | 日記

春の陽気に包まれて、白梅の蕾が次々と開花している。隣り合わせの紅梅もコラボして息を合わせるように咲いている。寒気の中に蕾を膨らませて開花し、冬から春への扉を真っ先に開け放つ清らかさこそ、梅花に托された春の使者のイメージがある。
人間にとっての梅は、何やら意味を問うて咲いている感じもするのだが、人間にそのような清さはないから、ただただ羨望と憧れの目で一輪一輪を眺めているのである。

話は変わるが、恒例の『世界らん展』が東京ドームで開催されている。今年はテレビで見ただけで、特別な感動もないのだけれど、花開の春が一気にやってきそうなムードがある。まだまだ花の季節は遠いのだけれど、春は確実に一歩一歩近づいている。

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ブログ炎上に寄せて

2009-02-07 00:48:00 | 日記

『ブログ炎上』、見出しを見て「何ごとか」と思ったものである。
人騒がせな煽り屋が、銀蝿のごとく寄ってたかって、ターゲットを一斉攻撃する・・・想像するだけで醜悪である。

そう言えば自分も相当な攻撃に晒されて事があった。「あった」と言うには生々しくて、過去形では終わらないしこりが残っている。
無責任な一人の放言が、ネットの向こう側で増殖して、文字の暴徒となって迫ってくる様は恐怖である。
最初は事情が飲み込めず、状況の把握に努めようと思っていた。そして自分の身に降りかかっている、降って湧いたような状況がなぜ起きたのか、思い巡らしていた。

そしてネットカフエ入会当時から足跡コメントを付けていた、旧知の友の存在に注目していた。
彼との付き合いは、ごく短い期間ではあったけれど、純真で霊的な彼の言動には私の琴線が震えたものだ。信じ難いことだが、この霊性が二人を引き離したのである。
言うなればロミオとジュリエットの家柄関係みたいなものだ。敢えて詳述しないが、現代は悪霊時代の写し絵で、何でもありの不可思議な現象世界である。

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立春の頃

2009-02-05 15:58:00 | 日記
立春が過ぎて午前8時の気温は5℃位で、幾分春めいた感じがしてくる。室内室外の植物たちは、この温度差を敏感に感じているのでしょう。正直に季節を伝えてくれている。

昨年末に鉢植えの蝋梅と切り花を買って、鉢植えは風の当たらない外に、切花は玄関の下駄箱の上に置いたのだけれど、今頃になって鉢植えの幼木が花をつけ始めた。パッチリとした可憐な姿で芳醇な香りを放っている。

切花は既に落花して鑑賞には堪えないけれど、小さな鉢に挿し木を試みた数本から、新芽が出てきたのは嬉しい。
正直に言うと、私は観賞しているだけで嬉しいのであって、労を施しているのは妻の方であるから、一番嬉しいのは、勿論妻の方だろう。
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秀峰富士とトイレ

2009-02-01 19:31:00 | 日記

小高い丘の道を登り切ると、白雪の富士山がはっきりと見えた。風はあるが小春日和の澄んだ空気の中に、白妙の富士は立っていた。
この季節になると、坂道を登りきった向こうに、どんな姿をした富士山が現れるのか、胸を躍らせている自分がいる。
昨日はアルバム作りを記したが、その後は野暮用で中断したままになっている。アルバムに替えて、家の中の修繕作業に追われてしまった。と言うのもトイレの配管水漏れで、床が濡れて大騒ぎになったからである。

ショッピングセンターで必要なパッキンを買い求め、水道の元栓を止めてから取り付けに入ったのだけれど、ん?ネジ山からじんわり滲み出ている。シールテープを巻いて締めなおして一段落した。完全に直ったわけではないから、最終的にはユニットで取替えと言うことになるのでしょう。
最近はこのような雑仕事が舞い込んで、よく言えば退屈することがない。秀麗な富士山と同列に記して申し訳ないと思う。

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