conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
[ブックマーク『conparuの白い航跡』もよろしく]

高尾の鷹

2007-09-29 00:31:00 | 日記
高速中央道はまあまあの(いい加減な表現だな)混み具合で、どの車も無理なく走っていたように思う・・・追い越し車線で一台だけ、ピタッと尻につけたのがいたけど・・・まぁ、趣味の悪いこと、と思いつつ交わして上げました。

山また山、つづら折りの谷道を鬼に出くわすこともなく走り終えて、帰路の中央道に入ったのですが、ちょうど裏高尾のJCに差しかかったとき、路肩沿いに鷹が落ちているのが見えた。あれはトンビじゃない、鷹だぞ・・・。

トンネルでもめている所だけに、頭の中を鷹が舞った。
ここは高く聳えるように、空中回路が天を交差しているところだから、鷹がゆうゆうと舞っているところへ、神風車が体当たりして果てたのだと思う。果てたのは鷹だったけど・・・。
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素材は命

2007-09-15 23:02:00 | 日記
これは例え話ですが、メッセージでもあります。

 料亭の賄長さんが調理しているところへ、料亭の主が鮮度の落ちた魚を持ってきて、客への料理を作れと言いました。

賄長は、「生きのよくない魚では、客に出す料理は作れない」、と怒りました。そして、「今からでも新鮮な魚を仕入れてくれ」と言うと、亭主は「(鮮度の落ちた魚を)たくさん買ってしまったから、ずーっとこれをつかえ」と言うのです。

賄長はムッとしましたが、「取り敢えず今日の分は工夫して何とかするけど、あとはごめんだよ」と言いました。

亭主は「俺の言うことが聞けないのか」と、声を荒げます。
賄長は「今日だけ、と言っただろう!」
「どうしても使いたかったら、自分でやればいい」

賄長の心意気を理解しない料亭のオーナーが、実際に存在するか分かりませんが、
他の分野では、しばしばあるのです。

素材が如何に「命」であるか、優れた職人なら、頑として譲らないところでしょう。
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秋来来

2007-09-14 00:26:00 | 日記
ずいぶんと涼しくなった。
一日の終わりに、シャワーを浴びる生活習慣が続いているけど、温水のレベルが徐々に上がってきている。

空を見上げれば、高高度に千切れ綿の筋雲が浮かんで、童話の世界を誘うかのようだ。
アキアカネもぼつぼつと現れはじめている。この辺では珍しい「真っ赤っか」のアキアカネも見かけたっけ。
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あの夏のワンシーン

2007-09-09 02:12:00 | 日記
後記になるけど、こんな事があったなぁ日記。

あの暑い夏の日の印象・・・
昼の休みが終わって玄関を出たら、フェンス扉の下に赤ちゃん蜥蜴がお散歩していた。
体長7センチほどだけど、てらてらした青黒い背中は一人前(?)の光りよう。

ちっちゃな素直な目が可愛い。
どんな行動をとるのかな?、興味を持ったので即観察に入る。
しゃがみ込んで見ていると、首をきゅっとこちらに向けて、歩き出した。

10センチほどの段差があるタイル張りの上に上がってきたと思ったら、そのまま私の足下によって来た。
私の目の下40センチ位置に立ち止まり、また歩き出す。

赤ちゃん蜥蜴の目には、私が入らないようだ。


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風の秋

2007-09-02 01:24:00 | 日記

一文字に吹きわた実る実る秋

湿り気が残る朝の二階の窓を開けると、心地よい風が吹き込んできた。ひたひたと顔を打つ風は、懐かしい秋の土の匂いだ。夏の焼けたような日照りが、周りの風物を遮蔽して、一切の鑑賞を阻害してきたけれど、いつしか雨が優しい季節を迎えてくれた。

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