タローの特訓

私が入院していた約４０日の間に、「タロー」はすっかり変ってしまったようすでした。
年甲斐もなくやんちゃで元気だったタローは、すっかり老犬の出で立ちで、「ただいまー」の私の言葉にも無反応で「目」に張りがなく寂しげでした。

１０歳の高齢犬ではあるけれど、今までだったら「ただいまー」と同時に飛びついてきたのに、、、と思うと、「お父さん」の方が淋しくなってきました。

それからというものは、以前のタローに戻すための特訓です。
私の部屋に連れてゆき、押し入れからマットレスを出して畳の上に広げ…そく、即反応です。タローはマットレスで遊ぶのが大好きだったのです。

マットレスに乗せたままメリーゴーランドごっこです。右に回し左に回し、、、キャンキャン、きゃんきゃん、体をくゆらせ、アドレナリンの放出で顔が生き生きしてきました。

元気な姿を取り戻したタローは、それ以来お父さんにべったりと付添い、部屋から部屋へとついて回ります。

「MRSA」

６月１５日の日記以来となります。
翌日入院から７月２４日の今日まで、約４０日間の入院生活でしたが、主治医や看護師さんの心のこもった施療によって病状が好転し、退院することができました。

病名は「術後性中耳炎」なのですが、MRSAという厄介な特質のために長引いてしまったのです。抗生物質が効かないからです。

このような体質になっているとは、思ってもいませんでしたからびっくりでした。
そもそもMRSAってなに？
主治医の話の内容から、「薬が効かない」ってことはわかりました。
そんな中で、医師が根気よく滅菌施療に時間を割いてくれたことに感謝しています。

これですべてが終わったわけではないので、猛暑と格闘しながら通院を続けていくことになります。

入院中にもいろんなニュースがありましたね。参院選の期日前投票もしましたし、キム・ヨンヒの軽井沢でのもてなし、熱中症、水の犠牲、等々、、、なかでもキム・ヨンヒの接待に関して、マスコミの小姑的な批判記事には、一面的にすぎるのでは？と疑問を感じました。

横田さん夫妻や飯塚耕一郎さんがどう思ったかが重要だと思うのです。