何年もばらばらに仕舞い込んでいた写真を、ようやく自家製アルバムに纏めてみようという気になった。
身辺整理かと言われれば、そうに違いないけれど、何となくもう年かなぁ、と自問自答している自分がいる。
どう云う風向きでこうなったかというと、『写真をアルバムに纏めてみたら?・・・』と根拠のない話を娘に言われて、「そうだなぁ、そろそろやってみるのもいいか」と、重い腰を上げたのでした。
編集しているうちに、もし、自分がこの世から消えたときに、どれだけの価値があるのだろう、必要とする人はいないかもしれない。何れ消えるかもしれない写真をこうして並べてアルバムに貼っている。
それでも良いじゃないか、少なくとも自分の記憶の生き証人みたいなもので、忘れていた二十代初めのウキウキした気持ちを、ちょっぴり苦味を利かせて蘇らせてくれるのだから・・・当分の間、自問自答?を伴いながら、アルバムに想い出をアウトプットしよう。