月並みではあるけれど、なんと月日の過ぎ去るのは早いことか。ゴールに近づけば近づくほどゴールテープは鮮明に見えてくる。
『日月は百代の過客にして、行き交う年もまた旅人なり』漂泊の人、芭蕉もまたゴールを見つめた旅人であり、森羅万象の宇宙を駆け巡った俳聖である。道を究めた一流の人には、超俗の気宇とともに時空を越えた飛翔の翼があるらしい。我ら凡人には計り知れない秘められた才で、具象化する力が宿っているのだと思う。
我が生を振り返ってみると、無駄な足掻きをくり返しながら迷いの世界をグルグル回っていたように思う。所詮自分の力量の範囲内でしか自己解決はできない、自力の限界なのだと分かるまでは長いトンネルの内だった。「そのままでいいんだ」、漫画の表現でいうと、ピカンと電球のともる閃きの場面そのもので、一気に頭が軽くなった。一生の思いなんて、私にとっては薄っぺらな記帳の半頁でしかない。
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- 「邂逅」から「過去との遭遇」まで
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