着流し老境者の独眼的随想集―自己との対話
あれは6月だった集いの中で噂が流れ思いもよらぬ展開とわけも分からずただ呆然としている耳元に私の「事件」と私の身辺生家の来歴が調べ上げられ津波のように降りかかってきたなぜ、私の知らないことが既成事実として先行していたのか今になって思う なぜなぜ なぜこのころ、6月は楽しい真っ盛り
目を閉じれば光速のレヴューあなたに出会った遠いあの日ひとつのアルバムに思いを託してあつい涙を記録する高らかに時を飛んで
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