光速の中で何に向かってかこの身を疾駆する・・・キザな台詞だが一週間の巡り来るのが速いこと、つるべ落としも感覚的にはそうだけど、何かゆったりと落ちる感じもして、それよりも投擲の槍が曲線を描きながら地面に刺さる直前を見ているような、スリリングな高揚感と恐れみたいな、要するに老いらくの一言なのである。
例年のごとく年の瀬もどん詰まり、暦のめくりがなくて次の新しいカレンダーが丸まったまま、ピアノの上に乱雑に置かれている様は、この身と世界の情勢に帳がかかったような、今一明瞭さを欠いた境地を暗示しているではないか。
年の暮れと言うことで、何か明るい話題を探していたのだが、出てくるのは埃と嘆息ばかり、と言うのも芸がないので。この一年を強いて求めれば、若い人の活躍が目立ったスポーツがある。オリンピックで逆転優勝を果たした堀米雄斗や12才の少女小野寺吟雲のスケートボードや京都駅伝優勝者の長野県男女チーム、そして若いと言っても30才ながら、MLBの大谷翔平の本塁打と盗塁の記録に喝采を送った日々は、つい先日のことのようである。殴り合いは好きではないが、ボクシング井上尚弥の豪腕を証明するタイトル勝破の数々は、賞賛に値する。かくして老壮の出る幕は自公のごとし、影が薄くなるばかりである。一年間に出会ったブログ友、そして顔面識のある方々、新しい自分の姿を描き続けて欲しいと願う。
例年のごとく年の瀬もどん詰まり、暦のめくりがなくて次の新しいカレンダーが丸まったまま、ピアノの上に乱雑に置かれている様は、この身と世界の情勢に帳がかかったような、今一明瞭さを欠いた境地を暗示しているではないか。
年の暮れと言うことで、何か明るい話題を探していたのだが、出てくるのは埃と嘆息ばかり、と言うのも芸がないので。この一年を強いて求めれば、若い人の活躍が目立ったスポーツがある。オリンピックで逆転優勝を果たした堀米雄斗や12才の少女小野寺吟雲のスケートボードや京都駅伝優勝者の長野県男女チーム、そして若いと言っても30才ながら、MLBの大谷翔平の本塁打と盗塁の記録に喝采を送った日々は、つい先日のことのようである。殴り合いは好きではないが、ボクシング井上尚弥の豪腕を証明するタイトル勝破の数々は、賞賛に値する。かくして老壮の出る幕は自公のごとし、影が薄くなるばかりである。一年間に出会ったブログ友、そして顔面識のある方々、新しい自分の姿を描き続けて欲しいと願う。