昨夜の月は金箔を施した屏風絵のように鮮やかだった。上空に風が吹いて月にかかる薄雲を払っているのが、ほてった顔に心地よかった。
月は煌々と白雲を照らしおり
家々の甍にも光こぼれる
今日もまた小春日の陽が照り、のどかに郊外の家々を照らしている。
満天の夜気にあたればシリウスの冬の星座は微笑む☆
深夜になると急に気温が下がり、仕事を終えて外気に身をさらすと、一瞬身が引き締まる思いがする。
珍しいほど満天の星屑、ひときわ輝いて物言い顔の『シリウス』が見下ろしている。幾つになっても星座への思いが色褪せしない。
鶯のカップル来たり庭木立☆
正直なところ、鶯だったのか目白だったのか迷うところだったが、迷うなら鶯・・・と決めた。
小ぶりで全体がくすんだヒワ色、目元に白い斑紋・・・丸いようにも見えたが、今まで見た目白のようにはっきりした白い丸には見えなかった。カップルで来たのが嬉しい、今年はいいことがありそう。
梅ケ枝に玉の緒契り雨上がる☆
22日（月）それほど降ったわけではないけれど、優しい降り方だったなと思わせるのは、雨上がりの梅の枝に「キラリ」と光る水晶の玉が横一列に並んでいたから。
ビル建てるクレーン空にあり夢追う若者のごと首長くして☆
過日は銀座に行って８階のビルに上がったら、ビル建築のクレーンが数基見えました。
今日も買い物にＯ市の駅前へ行くと、Ｔデパートの新築中のクレーンが目に留まりました。その隣にも新しいビルの鉄骨が組まれていて、思わず日銀の利上げの根拠にふれた気がした。自然に我が懐にも手が伸びました。
忍び寄る大寒の夜は果てぬ☆
連日小春日和の好天と思いきや、流石は「大寒」さま、ゾクゾクと背中に張りついて離れません。長い一夜でした。
千葉、横浜では雪が降ったようですが、山に近いこちらでは急激な寒波の襲来です。
東北や北海道では吹雪いているらしいけど、この関東の晴れ渡る青天は心地よい。暖気さえ漂うベランダの日差しの中に居ると、さながら春の宴の趣です。
昨日も快晴のもと、野に出るがごとく山に抱かれた古刹の寺に行ってきました。境内の蝋梅が黄色い花を咲かせ、高貴な香りを放っていました。その香りを嗅ぐだけで仏天に赴いた感があります。
日本には古い伝統が脈々と受け継がれた寺院法統がありますが、今でも一般の人々の崇敬を受けて、生活に密着した古刹も多いことでしょう。この古刹にもさまざまな行事があって、山伏姿の法師が厄難排除の祈祷を執り行っているのを見ます。やはり修行の成果でしょうか透視力があるようです。いいえ、私が見てもらったのではないですよ、若い人です。
強引な手法で自分のサイトに引き入れよう、とする輩には閉口します。
個人であっても企業であっても、こんな輩に出会うとアンチ精神がメラメラ湧き上がってしまう。
実例を挙げますと、次のようなことが・・・。
＜例1＞
あるホームセンターでポイントカードを作るときに、抱き合わせでクレジットカードを発行されることになりました、既に持っているクレジットカードはここでは使えません。しかし使いたくないので何年か放置（鋏を入れちゃった）していたら、ご丁寧にも再発行してきました。
＜例2＞
インターネットメディア関連Ａ社のソフトをダウンロードし、インストールしたものの予期したほどの機能効果がなく、しかも他社の機能を抑えて独占して表れるので、たまらずアンインストールしました。
アンインストールしているのに今度は「インストールしてください！」と、何回も強制的に迫って来るのには参った。
＜例3＞
このカフエでも『日記足跡』も付けずに、ぶしつけなエログロ表現を掲示板に書き込みＵＲＬを埋め込んでいった奴も居る。
強引な輩は好みじゃないんだよ、ワテは。
快晴にあり暖冬の報（ニュース）世界を巡る☆☆
北極の氷融けて白熊君の夢破れ☆
昨日より「暑く」感じたのは風がなかったから？☆
温暖化の夢魔が現実のものとなった――元はと言えば「にんげん」
年明けて首まで浸かる出湯かな・・・☆
除夜の鐘を聞きつつ新年を迎えたよろこびも、一日一日と過去の記憶になって行きます。「光陰矢のごとし」ですね。
正月の食べすぎで腹も肩もぱんぱんがちがちになって、（ごく庶民的な料理でしたが・・・）腹ごなし肩ほぐしのために温泉へ行くことにしました。
家庭サービスもかねて、「温泉に行こう！」呼びかけに応じてくれたので、早速行って来ました。
神奈川県のF町には公営と民営の温泉がありますが、民営の方が効力あるようです。泉質は分かりませんが驚くほど疲れがとれます。
体の芯から温まるので帰宅したあとも、ホッカホッカ湯冷めしませんよ～。
北国の御堂は灯る雪の朝
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
