三度の飯より好きになった「日曜大工」と言えなくもない、わがプレハブ小屋の修理。
まだ続いています。
古い板を剝がしてみると、固形化した薄いグラスウールが張り付いている。
家を建てるときに母屋の位置を前方に移動して、かろうじてスペースを確保した北側の小屋だけど、
当時60万円の超安値物件のわりに、よくぞ今日まで持ち堪えてくれた。
超安価のわけは後で知ったことだが、倒産寸前の建材屋から在庫一掃の赤札物件を購入したのである。
そんな物なので、至ってチャチな作りで隙間風も忍び寄る仕事場になっていた。
この頃は雨漏りもあちこちに見られたので、トタン屋根の上に板を張り、ポリエチレンのスレートを敷いた。
手を加えつつ何とか使用に耐えているが、今回の修理でびっくりしたのは
シロアリの食い尽くした無残な壁板の内部だった。
一部分で済んだが、その後何処に行ったのやら姿が見えない。
そんな状況をみたので、思いっきり徹底的に手直ししているところです。
グラスウール、壁板、ベニヤ板、金具類、工具、その他もろもろ、、、
専門家に頼めば何100万はするだろうね。
当面ボケそうにもない仕事に就いている今が花か、、、
終わった途端にボケたりして、、、いやいやそんなことありません。
今日は畑作業のアシスタントを務めました。
先日貰って植えたネギの元気がありません。今日水やりをしたので
なんとか持ち堪えてほしいものです。
カミさんがトウモロコシの種をまいている間、私は夏野菜のためのクワを入れました。
ピーマン、しし唐、キュウリ、茄子の種苗がそろそろ植え時です。
土に親しむとは、無心になること。雑念が寄りつきません。
日課となっているプレハブ小屋の補修作業も、取り敢えず中断。
請われれば力仕事の奉仕も厭えません。
何たって食糧の自給自足とまではいかないものの、
家計の助けになっているのが魅力なのです。
無料で畑を貸してくれる地主に感謝です。
連日の如く日曜大工を務めています。
無給にして出費多し・・・
何もしないのは苦痛だし、懐が痛んでも実行動の果実は得られる。
実は、相変わらずのプレハブ改修なのです。
只今は外の壁板を杉材で張り直して、室内も一部直したところ。
隣家の奥さんが褒めてくれます。
『よくやれるわね』『うちの主人もやって欲しいわ』
返す言葉が「男はホロっとするとその気になります」
「煽てあげて、美味しいものを食べさせてあげればやりますよ」
『怒ってばかりじゃダメなのねぇ』
果たしてその晩はどうなったのかな?