[LMIR0001.temp_r.bat]―『What is LMIR0001.tmp_r.bat?』――この不可思議な英文を眼にしてから、サポートの問い合わせ一覧などを覗いてみた。けっこうこれに対する疑問の投稿が多かったのに驚いたのであるが、これと言って氷解する回答もなかったように思う。これは何らかのインストールをした際に付随してロードアップされるものらしいということが、セキュリティサポートから伺われた。これ自体は削除しても何ら問題はないようだが、問題は《自動的Disk CheckがPCの起動ごとに実行される》ことだ。PCに何らかのショックがあって、ウィルスの危険性をチェックするための、ウィンドウズシステムが働くことだから、本来は歓迎すべき機能なのだと言うことは理解できる。
しかし毎日毎回がこれとの格闘で始まるマイ・コンピュータは、checkdiskの始まる前に[ESCキー]と[spaceキー]を交合に連打して打ち消している。「コマンドプロンプト」での自動スケジュール解除コマンドも打ち込んでみたが、なぜか通用しない。
checkdiskが始まったら延々とチェックに時間を取られるから、今は歓迎していない。
ある年齢になると脳細胞が、ぐ~んと目減りする。一日に10万個の細胞が流星のように消し飛んでいくとしたら、脳細胞の残数が気になるところ。医療界の進歩も驀進のご時世なのだから、ES細胞やIPS細胞による人体再生も、近い将来実現するかも知れない。
自分はその対象にはならないと思うが、今ある脳神経細胞が100億個を超えるとして、加齢と共に脳容積も縮小するわけだから中身も比例して小粒になるか、流星の如く記憶の彼方に消し飛んでしまうことになる。
先日、年寄りが3人集まる機会があった。 ある作家の名前がなかなか出てこない。
『富士山気象測候所に関わった作家だけど、何て名前だっけ』
『ウ~ん何て言ったかな~、有名な人だけど、、、』
『有名過ぎて忘れちゃった』・・・翌日になって新田次郎じゃん、と心の中で叫びました。
思い出すと云う事は、まだ消滅していない証拠だから、認知症ではないということか?
明るい日差しを浴びて
一斉に空を仰いでいるのは
美容のため?健康だから?
いいえ、生まれた時から
太陽は母親のようなもの
慈愛と幸せを燦々と注いでくれた
いま私たちは地上の星
大地に根をおろして
愛と幸せの温もりを広めているのさ
そよ風に恥じらいを見せながら
思い思いの容姿に揺れる
ぴんと張った花弁は芯の強さを偲ばせる
都立秋留台公園にて