Windows10には強固なセキュリティによって、ドライブやフォルダが護られている。このこと自体は歓迎するのだが、一方で困った経験もあります。大雑把に言うと自分の手足が縛られているような窮屈さがある。この道を含めてPCの操作に不慣れな自分ではあるけれど、強固なセキュリティは勝手に外部HDDを遮断してWindowsの管理下に置いてしまう。これは理解できる範囲内だから良いとして、と言うか、理解する前のとんでもないトラブルが諦めに変わったことでもあります。時としてソフトやファイルのセキュリティプロパティで、所有者の名義が「システム」であるとか、「s-1-5-21-・・・」といった不明な記号で置き換えられていることがありました。オブジェクトのユーザーの中にはこの「s-1-5-21-・・・」が優先権を占めて、我がもの顔でオーナーを縛りつけていましたから、これらを消そうとして『ブートの修復』ツールを作動させたところ、再起動できなくなりました。マイクロソフトのサポートに電話して復旧はしたものの、外部HDDへのアクセスは拒否され、結果的に初期化せざるを得ませんでした。データ復旧ソフトも購入して試しましたがExcelデータは全滅と言うことに・・・先月下旬から今月にかけて全てのホルダ、全てのファイルのセキュリティオブジェクトACLを手動で変更したところです。WindowsのサポートQ&Aを見ると「s-1-5-20x~」のPC干渉に対する苦情が結構ありました。ソフトやドライブをダウンロードしたときに付随してくるらしいのですが、非常にうるさい、私にとっては悪さをする、いけ好かない存在でした。安全な使用対策としては、プレインストールされたセキュリティソフトに頼っている。