conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
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日本丸の行く末

2023-12-21 22:54:58 | 随想

この国を愛しているからこそ、この国の行く末を案じ、為政者の施策や身勝手な振る舞いに怒りを感じる国民が多勢なのだ。棚ぼた式に2世3世の世襲議員が日本丸の舵を操っている現状に危うさを感じているのは、一抹の軽さを感じているからで、心底から国の命運を担う魂胆よりも党利党勢に重きを置いている政治姿勢が鼻につくからである。その表れがパーテイ券ノルマ超過分のキックバックであり、勝手放題の違法裏金作りの罪の意識が希薄だったことは、国民の目をその程度に見くびっていたからに他ならない。国の屋台骨が脆弱になり主権国家の利権も外圧に押され気味なのは、敗戦国の力関係が日本の空を覆ってきたからで、陰の主権者が今もなお政治的影響力を及ぼしているのは悲しい現実だ。現政権は強制国家を目指しているようだが、国民との間に乖離した距離を置くのも得策ではない。

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『猿の惑星』

2023-12-12 20:57:25 | 随想

『驕れるものは久しからず』世も末ともなると亜流の人間が跋扈してこの世を壊していく、これも世の習いか。平穏な時勢なんてものは長くは続かないし、その後の反動として動乱や混濁した国際社会が現出する。当然腐敗した世相は蔓延して、指導者たちのご都合主義が地球上に満ち満ちて、今日の蜂の巣を突いたような利権強奪の浅ましい姿となってくる。所詮強欲の人間がこの世を支配しているから、というより人世の定めと言った方が適っているかも知れない。とことん落ちなければ思い切った創造の世界は開けない。だから第3次世界大戦とか言う人も出てくるのだ。もし次の大戦があるとすれば地球が崩壊するほどの難局に遭い、勝者のない結末を迎えて地平線の彼方へ歩み始めるのが人類の知性の帰結のような気もする。まあ、『猿の惑星』のようだが。

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