conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
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葦のずいより

2025-01-18 22:26:13 | 随想
 世界の動きが出てきたみたいだけど、隔靴掻痒の感じもする。大国の内向きは変わらず、自国有利の国策に従わせようと、力に任せた御仁が何処まで世界を牽引できるか。国の安全保障も今ほど不確かな時代はないが、近隣諸国との友好関係を築くしかないではないか。不安を抱えたままでは、いつかは対立して争いになるだろうから。そういう意味では今動こうとしている日本の舵取りに注目している。国際条約の取り決めをいとも簡単に破られた半島の北国なんか、元は存在の不確かさ、国際社会から無視されたような行き場のない不安と焦燥を抱えて、核への挑戦に打って出たのが今の大きな顔に表れているではないか。存在感はいやが上にも増大したのは皮肉だ。
とにかく世界がここまで割れてしまうと、どのように修復するのか、陶器の金継ぎの技法のように原形を再現させる技法はない。しかし歴史は必然から興るのだし、必然である上は、用意されている未来もある訳で、果たして明るい未来か暗い未来か?
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