かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

デング熱、大騒ぎする程でもないですが、要はいかにこの注目を利用するかじゃないかと思うのです。

2014-09-05 23:18:48 | Weblog
 今日は何だか蒸し暑い一日でした。気温はあの暑かった盛夏の日々より確実に数度低いのに、もう身体が涼しい気候に慣れてしまったのでしょう。暑さに慣れるまでは相応の日数がかかってその間は苦しい日々が続きましたが、快適になるとたちまちアジャストしてしまうとは、つくづくヒトの感覚というものは怠惰に慣れやすくできているようです。

 さて、これまで代々木公園だけに注目されていたデング熱騒動ですが、とうとう代々木公園とは関係ない発症が出始めたようです。まあ当たり前といえばそれまでなのですが、代々木公園の蚊だけ、ウイルスに汚染されている、と考える方が不自然というものです。結局、注目を集めたがゆえにこれまで見逃されてきた事例がアンテナに引っかかっているということなのでしょうが、今後パンデミックというにはあまりにささやかでゆるやかなウイルス禍の拡大が、しばらく続くことでしょう。これを機に、ヒトスジシマカだけをターゲットにして、生物工学的に絶滅させる方法を模索してみるのもいいんじゃないでしょうか? ウイルス持ちもそうでないのもひっくるめて絶滅させるが問題あるなら、デング熱ウイルスを保持した蚊だけ寿命を極端に短くするような自殺遺伝子を組み込むとかできないものかと思います。我が国の生物工学研究者陣なら、本気になって研究を進めれば結構あっさり数年くらいで実用レベルにできたりするのではなかろうかと思うのですが、それ以外でも、温暖化をにらみ、病気を媒介する蚊を無力化する方法については、ちと本気で取り組むべきなのではないかと思います。今回のデング熱禍は被害状況からすれば微々たるものですが、そういう将来への警告としては十分意義深い騒動だったと言えるかもしれませんね。

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