一昨日からの鼻を中心に生じていた花粉症様症状は、今朝になって鼻の奥の喉の痛みとなって状況が革まりました。まだ少しですが、花粉症をこじらせた時のあの嫌な偏頭痛も、鼻詰まりを起こしている左側の目の周囲に感じられます。その代わりに、くしゃみと鼻水がなくなりました。どうやらこれは、花粉症ではなくて風邪のようです。うーん、10日後にはちょっとばかり遠出しなければならないというのに、今この風邪をこじらせてはまさしく一大事です。まあ逆に言えばまだ10日もあるんですから、今から養生して治すこともできるかとは思います。出発ぎりぎりになって患うよりはずっとマシ、ということですね。というわけで、9月最後の土日は自宅でかなりゆっくりと過ごしました。上着を着ると暑いし、脱ぐと寒いというなんとも面倒な気候ではありましたが、ここ2週間ばかりの間では一番休めたのではないかと思います。これで風邪様症状も快方に向かってくれればいいんですが。
さて、御嶽山噴火、一夜明けて被害状況が一気に深刻化している様子です。心肺停止した被害者が31名、まだ山頂に取り残されているという報道や、噴火時に直径1m~軽自動車大の噴石が次々と登山客に襲いかかり、命からがら逃げ延びた、という話を目にしたりすると、単に映像だけでは判らない生々しい様子が伺えて一段と恐ろしさが募ります。
それにしても、昨日もなぜ噴火が予測できなかったのか、疑問に感じておりましたが、ネットで、民主党の事業仕分けで平成22年度までに整備されるはずだった御嶽山の火山観測システムが外されていた、という話を見かけました。仕分け人は経済評論家勝間和代氏他、で、「大規模噴火は数千年に1度なのに24時間の監視が必要か」などと指摘し、気象庁の「火山観測事業」の「抜本的改善」を言い渡したとのことです。
その火山観測システムで今回の噴火が予知できたかどうかは判りません。整備されていても観測データの積み上げが少なすぎて、やっぱり噴火するまで判らなかったかもしれません。こればかりは実際にシステムがない以上判断の仕様もありませんが、問題は、山頂の噴火口至近まで登山初心者でも容易に登ることができる格好の観光地になっていた山だった、ということを考えれば、観測すべきは「数千年に1度の大噴火」だけではなかったはずだということを、当時ちゃんと考慮していたのか? と言う点ではないかと思います。現にこうして、火山としてはそれほどの規模でもない噴火で多数の犠牲者が出るかもしれない災害が発生してしまっていることを見れば、仕分け人の言いようはいかにも現場への理解を欠いた愚論と言わざるをえないものになっています。もっともこれは、国土交通省や気象庁がちゃんとそういう認識の元説明したり質疑応答したのか? という点もまた疑問として残りますが、結局あの事業仕分けというパフォーマンス自体が何ら有益な成果を上げてないかのように今となっては見えてしまう事を考えると、これはなんとも罪つくりな事をしたものだな、と思わざるをえません。
他にも民主党他によって危殆に瀕しているようなところが我が国には無いのでしょうか? 今回の事を見て、なんだか大変心配になって参りました。どうかマスコミ諸氏におかれては、そのような見逃されているかもしれない落ち度や危険を掘り起こし、警鐘を鳴らしていただきたいと切に願います。後はもしそんなものがあったとして、それが我が身に降りかかることがないように、と祈るばかりです。
さて、御嶽山噴火、一夜明けて被害状況が一気に深刻化している様子です。心肺停止した被害者が31名、まだ山頂に取り残されているという報道や、噴火時に直径1m~軽自動車大の噴石が次々と登山客に襲いかかり、命からがら逃げ延びた、という話を目にしたりすると、単に映像だけでは判らない生々しい様子が伺えて一段と恐ろしさが募ります。
それにしても、昨日もなぜ噴火が予測できなかったのか、疑問に感じておりましたが、ネットで、民主党の事業仕分けで平成22年度までに整備されるはずだった御嶽山の火山観測システムが外されていた、という話を見かけました。仕分け人は経済評論家勝間和代氏他、で、「大規模噴火は数千年に1度なのに24時間の監視が必要か」などと指摘し、気象庁の「火山観測事業」の「抜本的改善」を言い渡したとのことです。
その火山観測システムで今回の噴火が予知できたかどうかは判りません。整備されていても観測データの積み上げが少なすぎて、やっぱり噴火するまで判らなかったかもしれません。こればかりは実際にシステムがない以上判断の仕様もありませんが、問題は、山頂の噴火口至近まで登山初心者でも容易に登ることができる格好の観光地になっていた山だった、ということを考えれば、観測すべきは「数千年に1度の大噴火」だけではなかったはずだということを、当時ちゃんと考慮していたのか? と言う点ではないかと思います。現にこうして、火山としてはそれほどの規模でもない噴火で多数の犠牲者が出るかもしれない災害が発生してしまっていることを見れば、仕分け人の言いようはいかにも現場への理解を欠いた愚論と言わざるをえないものになっています。もっともこれは、国土交通省や気象庁がちゃんとそういう認識の元説明したり質疑応答したのか? という点もまた疑問として残りますが、結局あの事業仕分けというパフォーマンス自体が何ら有益な成果を上げてないかのように今となっては見えてしまう事を考えると、これはなんとも罪つくりな事をしたものだな、と思わざるをえません。
他にも民主党他によって危殆に瀕しているようなところが我が国には無いのでしょうか? 今回の事を見て、なんだか大変心配になって参りました。どうかマスコミ諸氏におかれては、そのような見逃されているかもしれない落ち度や危険を掘り起こし、警鐘を鳴らしていただきたいと切に願います。後はもしそんなものがあったとして、それが我が身に降りかかることがないように、と祈るばかりです。
