かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

映画「るろうに剣心・伝説の終わり」篇を観て来ました。十分堪能しました。

2014-09-15 20:59:54 | アニメ特撮
 今日は家人にせがまれ、映画「るろうに剣心~伝説の最期編」を観に、大和郡山市にあるイオンモールの映画館、「シネマサンシャイン」に朝から出かけてきました。8月末に閉鎖したMovix橿原なら車で20分少々ですが、郡山まで行くとなると順調に行って40分弱、渋滞でもしようものなら優に1時間かかるという遠い所。連休中でもありますし朝なら道が混むことはあるまい、と思いつつも万一のことを考えて8時15分には家を出て、予想通り40分で到着してしまい、イオンモールの入り口が開くまで数分間、外に並ぶ事になってしまいました。しかし、さすが連休中ですね。朝から映画のために行列ができるなんて。映画の方も、279の座席がほぼ満席になっていて、事前にネットで予約しておいて本当に良かったです。
 
 さて、映画の方はというと、前作「京都大火篇」の続きということでどうしてもそれとの比較を意識してしまいますが、総じていうと結構面白かったです。剣心が師匠に海岸で拾われた経緯とか薫が助かったところとかはいくらなんでもご都合主義すぎるだろうとか、剣心何時奥義伝授されたの?とか、政府軍が、敵軍艦が沖合に見えるような見晴らしの良いところで大掛かりな土木工事して大砲据え付けしてるし、しかもそれが気づかれないし、志々雄真側がやたらとちんたらして「国盗り」どうしたの?と首を傾げたくなる展開だったり、斉藤さん戦闘中に一体どこで着替えたの?とか、軍艦内の戦闘で、既に政府軍の砲撃が始まって弾も幾つか命中しているのに(初弾命中!にはたまげました。一体どんな名人が撃ったんだ?)、セリフを喋ったり戦ったりしている最中には至近弾の落ちた音や炸裂音は聞こえず不思議な砲撃の間があったりセリフ終わったら思い出したように命中してみたり、見慣れた必殺技もほとんど出ないし瀬田宗次郎と剣心の戦いなどどっちも同じような動きに見えて、宗次郎って飛天御剣流習ったの? と言いたくなるような様子でしたし、もうなんのかんのとやたら突っ込みたくなる場面が一杯でしたが、それらを差し引いても十分に面白いと感じさせるほどアクションシーンは見事だったと思います。斉藤の繰り出した今度の「牙突」はまあ「牙突」っぽかったですし、あの構えはやっぱり格好良いですよね。
 実写映画は漫画とはやっぱり別物と割り切って、純粋にアクションを楽しめるかどうかで、映画代が惜しいか惜しくないかが決まりそうです。でも、第1作「るろうに剣心」で鵜堂刃衛が見せた背車刀には感動したんですけどね。あのレベルで色々な技を実写で再現するには予算が圧倒的に足りなかったのでしょうが、できれば「京都大火編」で沢下条張の「薄刃乃太刀」だけは再現して欲しかった、と今でも思います。「煉獄」だけでどれだけ使ったんでしょうね?



コメント
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