かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

唐突でびっくり! 火山って、こんなに特段の予兆もなく急に噴火したりするものなんですね。

2014-09-27 22:27:46 | Weblog
 昨日ぐらいから鼻水が止まらず、くしゃみも頻発して、まるで花粉症そのものの症状に悩まされております。春はともかくこれまで秋の花粉症は出なかったのですが、ひょっとしたらここに来て秋花粉にやられる様になってしまったのかもしれません。数日前から喉がいがらっぽくてひょっとしたら風邪なのかも? という感も無きにしもあらずなのでしばらく様子見ではありますが、これでもし秋も花粉症になるのだとしたら、1年の半分は花粉に苛まれるようになるという、なんとも不愉快な未来になりそうで凹みます。とりあえず、スギ花粉だけでも減感作療法を受けることを考えたほうが良いのか? などと考え始めています。

 さて、御嶽山噴火、突然の話でびっくりしました。標高3,067mという我が国有数の高山の山頂には一時250名もの登山者が取り残され、32人が重傷、7人が意識不明の重体に陥るという惨事に加え、登山者が間際で撮影した噴火の様子の迫力と生々しさには本当に自然の猛威の凄まじさの一端をみせつけられ、怖気を震わずにはいられませんでした。この噴火を受けて、気象庁は噴火警戒レベルを3-入山規制に上げたそうですが、噴火するまで警戒レベルは平常の1のままであり、大勢の登山客が入山していたというのは、どういうわけだったのでしょう?御嶽山は活発な火山の一つとして重点的な観測網が敷かれており、24時間火山活動が観測されているはずですが、今回の噴火は事前に予測がつかなかったのか? という疑問を感じます。気象庁によると、11日に火山性地震が頻発していたがその後回数が減少したので特に警戒をしなかったことや、観測自体まだ歴史が浅く、噴火の兆候を判断できるほどのデータが無かった、と解説しています。それくらい今回の噴火は突発的だったのか、とかえって驚かされもしますが、今回は噴煙を立ち上げるだけだったのが幸いしただけで、溶岩噴出やら火砕流やらが発生するような事態になっていれば登山客は全滅していたかもしれないと思うと、11日の時点でレベルをひとつ上げるなりして、警戒を呼びかけることが出来なかったのか、と素人目には思わざるをえないところもあります。最近は富士山の噴火が近いのではないか、という話も聞きますが、火山は一瞬で命を奪われかねない危険地帯であることをもうちょっとだけ意識し、羹に懲りて膾を吹く位の気持ちで警戒を呼びかけてちょうどよいくらいなのではなかろうか、という気もします。

コメント
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