家人にせがまれ、奈良市のちょい西まで車を走らせた帰り、京奈和自動車道をひたすら南下しておりましたら、自宅のある橿原市の東側の空が真っ黒になり、その下がグレーのヴェールに包まれたように霞んで、時折稲光が煌めいているのが見えました。一方西側の二上山ー葛城山上空の空は、曇ってはいましたが明るい白色で視界も綺麗に開けており、道を挟んで東西全く異なる空模様を見せています。東側のは世に言うゲリラ豪雨というやつか、と思いながら更に南に向け走り続けていたのですが、京奈和道を降りて自宅への道をたどっている内に、フロントガラスにポツポツと大粒の雨が落ちてきたかと思うとまもなく、ワイパーが意味を成さなくなるほどの豪雨に突っ込んでいました。雷光もひっきりなしに輝き、数瞬遅れて、豪雨に叩かれた屋根の音でエンジン音も聞こえなくなるほどの車内でも轟くほどの雷鳴が、鳴り響いてました。這々の体で残り1キロ少々を駆け抜けましたが、もしあれが京奈和道疾走中だったとしたら、冷や汗をかくくらいでは済まなかったかもしれません。にわか雨があるかも、位は想定していましたが、あんな集中豪雨は予想外でした。本当に、最近の雨は極端です。
さて、デング熱はまだまだ収束の気配をみせないようですが、アフリカのエボラウイルスの跳梁も一向に衰えを見せないようです。既に氏者は二千人を突破、感染者数はわかっているだけでおよそ四千人、WHOは最終的に2万人程度の死者を予測しているそうで、まだまだこれから、という模様です。既に韓国で感染が疑われるナイジェリア人が隔離されたと言うような報道もありましたが、長引いたり患者数が増えればアフリカ大陸から外に出ていく機会も多くなり、いくら感染力の弱いウイルスと言っても、危険度が飛躍的に増大するのは目に見えています。毎年200名位の患者が発生しているデング熱などよりも、エボラウイルスのほうがよほど警戒せねばならない相手だと思いますが、我が国で発症した際の体制などはぬかりなく準備出来ているんでしょうか? マスコミもデング熱ばかり追いかけていないで、例えば来るべき殺人ウイルスへの、国や東京都など自治体の対応状況などに切り込んで取材をしてもらいたいものです。富士フィルムの抗ウイルス薬とかが脚光を浴びていますが、まずはその薬なりを使える状況にウイルスを抑えこむ必要があるはずで、それは空港などの侵入経路における防疫体制や、発症確認時の受け入れ可能病院等の準備状況に大きく左右されると考えられます。ならば、その充実ぶりもしくはお粗末ぶりを炙りだして、国民を安心させるなり警鐘を鳴らすなりしてもらいたいものです。それができるのがマスコミの組織的な取材能力なのですから、是非顧客たる国民の利益のために活動をしてもらいたいです。
さて、デング熱はまだまだ収束の気配をみせないようですが、アフリカのエボラウイルスの跳梁も一向に衰えを見せないようです。既に氏者は二千人を突破、感染者数はわかっているだけでおよそ四千人、WHOは最終的に2万人程度の死者を予測しているそうで、まだまだこれから、という模様です。既に韓国で感染が疑われるナイジェリア人が隔離されたと言うような報道もありましたが、長引いたり患者数が増えればアフリカ大陸から外に出ていく機会も多くなり、いくら感染力の弱いウイルスと言っても、危険度が飛躍的に増大するのは目に見えています。毎年200名位の患者が発生しているデング熱などよりも、エボラウイルスのほうがよほど警戒せねばならない相手だと思いますが、我が国で発症した際の体制などはぬかりなく準備出来ているんでしょうか? マスコミもデング熱ばかり追いかけていないで、例えば来るべき殺人ウイルスへの、国や東京都など自治体の対応状況などに切り込んで取材をしてもらいたいものです。富士フィルムの抗ウイルス薬とかが脚光を浴びていますが、まずはその薬なりを使える状況にウイルスを抑えこむ必要があるはずで、それは空港などの侵入経路における防疫体制や、発症確認時の受け入れ可能病院等の準備状況に大きく左右されると考えられます。ならば、その充実ぶりもしくはお粗末ぶりを炙りだして、国民を安心させるなり警鐘を鳴らすなりしてもらいたいものです。それができるのがマスコミの組織的な取材能力なのですから、是非顧客たる国民の利益のために活動をしてもらいたいです。