鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

土日祝日の部活

2014年02月21日 23時22分52秒 | Weblog
フェイスブックを通じてはいろいろな情報が、いろいろな方の視点を通して入ってきます。今回はその中で、部活動について書かれたブログを紹介しながら、自分の考えについて少し書きたいと思います。

そのブログはこちら・・・
公立中学校 部活動の顧問制度は絶対に違法だ!!

読んでいただくと、いろいろと感想をお持ちになると思います。それはコメントを見ているとよくわかるところで、共感される方や理解される方、逆に反対の意見を書かれている方とコメントにいろいろ見ることができます。

今回は、土日祝についてのことを書きたいと思います。

先に結論から書くと、公立の中学校や高校で土日祝日のほとんどすべてが部活動で埋まってしまうことは、生徒にとっても先生にとってもプラスばかりではないと思います。というのは、生徒にせよ先生にせよ一人の存在として自分と向き合ったり、地域やそのほかの社会と関係したり、逆にリセットするためにボーっとする時間があることが大切だからと思うからです。
いってみれば土日祝日は“白紙”であることが前提で、そこにどのような絵を描き色を付けるのかを考えて行動することこそが大切ではないでしょうか。部活動はそのような中のひとつの図案であるべきで、それがキャンパスをいっぱいに埋めてしまうというのは、バランスの良くないことだと思います。まして、誰かがそれを強制するものであってはいけないものではないでしょうか。

自分のことを少し書きます。
自分も学生の頃は土曜に授業があり、日曜や祝日も練習があったりとその中で部活を行ってきたわけですが、そのことに違和感を持ったということはほとんどありませんでした。それは部活のスポーツが好きだったということが一番の理由だったと思います。しかし、自分の記憶の中で部活と日祝日の関係で後悔というか、小骨のように残っていることがあります。それは中学生時のこと、当時、手塚治虫氏の漫画が好きだったのですが、名古屋でご本人がいらっしゃる企画があってすごく行きたかったのですが、しかし部活の練習があり行く時間をつくることができずに、その機会が流れてしまったことがありました。いま考えても、惜しい機会をなくしたと思います。
大人になった今、土日祝日には地域をはじめとしていろいろな講演や行事があり、いろいろな社会参画の窓が開かれています。もちろん仕事の以外の日であれば、バイクに乗ってどこかに行ったりなどの時間もそこにあたってきます。土日祝には自分の見聞や経験を広げる機会、個人としての成長の機会があると感じています。もちろん休息も。

だから思います。子どもも先生も成長するために、人生を豊かにするために、人生も部活も豊かに楽しむために、土日祝の部活は詰めすぎるべきではないと思います。そのためにひとつの方向性として、教員が部活顧問として取り組むことを考え直すことがあると。同時に子どもたちの社会活動参加、地域の祭りの運営に携わるなど、そのようなことを大切にしてもよいのではないでしょうか。
そのために以前の提案を考えました。
コメント
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