鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

全協のひとコマから

2014年02月22日 18時24分29秒 | Weblog
先だっての全員協議会で、消費税率アップを受けて給食費が4000円から4100円に改定されるという報告がされました。その際の議員側からの質疑に「行政が増税分を吸収できなかったのか」という論旨のものがあったのですが、みなさんはどうお考えになるでしょうか。

「その通りだ」と考える方もいらっしゃると思います。
しかし行政は民間企業ではありませんから、そこで扱っているお金はみなさんの税金が集まったものです。ということは、お金の使い方に使い方や集め方に関して合意が必要ではないでしょうか。

目の前の事象だけをみると、負担アップを抑制する発言は市民の味方のように聞こえますが、それを実現するために必要な動き、その分のお金をどこから都合をつけるのかという点が抜けているとすれば、その発言はどこか無責任を伴っているように聞こえないでしょうか。少なくとも責任がある立場がすることではないと思います。

とすれば本来は、このような報告を受け議会として議員間で議論をし議会としての方向性を出しながら、多様な意見を表に出すことが市民の声を反映することになるのだと思います。それを模索するのが議員の役割ではないかと思います。

コメント
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