昨日から今日にかけて、鈴鹿市でも微小粒子状物質(PM2.5)の濃度が濃い状態が続いています。昨日の夕方から今朝にかけては非常に濃い状態だったことが、三重県のホームページに掲載されている鈴鹿市の情報(鈴鹿算所保育所)から見ることができます。
■三重県ホームページ
さてこのPM2.5に関して、自治体などからの注意喚起についての目安は、環境省のホームページから関係の図表を引用すると次のようになります。
■環境省ホームページ
“注意喚起”に該当するのは、午前の早い段階での場合は5時から7時までの1時間値が“85μg/m3超”に、午後からに備える場合5時から12時までの1時間値が“80μg/m3超”になっています。しかし、よく表を見ると“環境基準”は1日平均値で“35μg/m3以下”であり、暫定的な指針については1日平均値が“70μg/m3超”となっています。これらの数字をどう読み取り行政が情報を提供するか、また私たちもどう自分たちの行動について意識するかということになります。
この資料から自分なりに読み取ると、「環境基準は35μg/m3以下、それを越えたら呼吸器や循環器に疾患のある人や子供、高齢者の人たちは注意してください。70を超えたら不要不急の外出や屋外での長時間の激しい運動をできるだけ減らしてください。1日平均が70を超えるかどうかの判断の値は5時から7時の1時間値が85超、5時から12時の1時間値が80超です。」ということで、そもそも1時間あたり70μg/m3を超える状況は注意すべき状況ではないかということです。
そう考えながら三重県のホームページの鈴鹿市の情報を見ると、昨日2月25日の午前10時から11時にかけて急激に数値が上昇し、濃度が上昇していく傾向がみえます。それが1日以上続き、平均だと70を超える状況になっています。
このPM2.5の予測に関してはネット上で予測を公開しているサイトもたくさんありますが、とりあえずいくつか。
■NHK PM2.5 大気汚染粒子拡散予測
■日本気象協会 tenki.jp PM2.5分布予測
これらの情報と三重県のデータからみえる数値とを重ねれば、ある時間の数値からその後どのように推移するかが予測できるのではないでしょうか。それに基づいた情報を出すことも必要ではないかと思います。
例えば、午前10時から午後6時という時間帯は子どもたちが屋外で活動することの多い時間のはずです。とすれば、県の予測とは別に自治体としての鈴鹿市は、各学校や幼稚園や保育園に対して屋外での激しい運動を控えるように伝達してもよかったでしょうし、メルモニや公式フェイスブックページなどを通じて発信すれば、保護者がマスクを持たせるなど、市民の自発的な行動にもつなげられたのではないかと思います。
大切なことは、国や県の指針に従うことばかりでなく、子どもたちなどの健康リスクをいかにして自治体は低減するかということのはずです。
この点の改善について、今できることですので教育委員会など各担当課と意見交換して働きかけたいと思います。
■三重県ホームページ
さてこのPM2.5に関して、自治体などからの注意喚起についての目安は、環境省のホームページから関係の図表を引用すると次のようになります。
■環境省ホームページ
“注意喚起”に該当するのは、午前の早い段階での場合は5時から7時までの1時間値が“85μg/m3超”に、午後からに備える場合5時から12時までの1時間値が“80μg/m3超”になっています。しかし、よく表を見ると“環境基準”は1日平均値で“35μg/m3以下”であり、暫定的な指針については1日平均値が“70μg/m3超”となっています。これらの数字をどう読み取り行政が情報を提供するか、また私たちもどう自分たちの行動について意識するかということになります。
この資料から自分なりに読み取ると、「環境基準は35μg/m3以下、それを越えたら呼吸器や循環器に疾患のある人や子供、高齢者の人たちは注意してください。70を超えたら不要不急の外出や屋外での長時間の激しい運動をできるだけ減らしてください。1日平均が70を超えるかどうかの判断の値は5時から7時の1時間値が85超、5時から12時の1時間値が80超です。」ということで、そもそも1時間あたり70μg/m3を超える状況は注意すべき状況ではないかということです。
そう考えながら三重県のホームページの鈴鹿市の情報を見ると、昨日2月25日の午前10時から11時にかけて急激に数値が上昇し、濃度が上昇していく傾向がみえます。それが1日以上続き、平均だと70を超える状況になっています。
このPM2.5の予測に関してはネット上で予測を公開しているサイトもたくさんありますが、とりあえずいくつか。
■NHK PM2.5 大気汚染粒子拡散予測
■日本気象協会 tenki.jp PM2.5分布予測
これらの情報と三重県のデータからみえる数値とを重ねれば、ある時間の数値からその後どのように推移するかが予測できるのではないでしょうか。それに基づいた情報を出すことも必要ではないかと思います。
例えば、午前10時から午後6時という時間帯は子どもたちが屋外で活動することの多い時間のはずです。とすれば、県の予測とは別に自治体としての鈴鹿市は、各学校や幼稚園や保育園に対して屋外での激しい運動を控えるように伝達してもよかったでしょうし、メルモニや公式フェイスブックページなどを通じて発信すれば、保護者がマスクを持たせるなど、市民の自発的な行動にもつなげられたのではないかと思います。
大切なことは、国や県の指針に従うことばかりでなく、子どもたちなどの健康リスクをいかにして自治体は低減するかということのはずです。
この点の改善について、今できることですので教育委員会など各担当課と意見交換して働きかけたいと思います。