国会のほうで贈賄や公職選挙法違反が話題になっていました。また、選挙資金の不均等な配分も話題になっていました。これらのことについて、擁護するつもりはありません。ただ、このような状況があることが、今の日本の政治全体の課題と思っています。それは地方選挙でも同じような構図や、候補者の意識があるのではないかと思うからです。
自分の関係する市議会議員選挙においても、違反すれすれのことを確信犯的に行動している事例を見かけたりしました。そのようなことがあったときは、選挙管理委員会や場合によっては警察に確認する時があり、その状況について話を聞いているので、限りなくクロに近いグレーということにも出会いました。
「世の中を良くしたいから議員になりたい」のであれば、まず、このようなことからきちんとすることが当たり前と思います。議員にならないとなにもできないから、選挙に勝つために手段を選ばないというのであれば、そもそも意志に問題があるのではと思います。
日本が、地域が良くなっていくためには、大人のこのような空気や行動が変わらなければ、とてもじゃありませんが、公正で真面目に生きる人が評価される社会にはならないと思います。うまく世渡りをする、そんな人が利益を得ることが多い社会で、子どもたちに社会的正義を語っても、子供達には響かないのではないかと思いますし、それを信じた子どもたちには、もしかして絶望を感じさせてしまうことになるのではないでしょうか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます