この写真は、もう8年程前に撮影した湘南海岸の風景である。この頃超望遠レンズに凝っていた。これはロシア製1000mmのレフレックスレンズで撮影した。国産製品と比較し、価格はすこぶるリーズナブルで描写力は、変わらないように思われた。第二次世界大戦終了後に当時のソ連邦は、東ドイツを占領し、あの優れた写真メーカー、カールツァィスの技術者の一部を抱え込むことになったという話を、写真雑誌で読んだことがあった。それ故の描写力なのだろうか。
それにしても、1000mの超望遠レンズはすこぶる使い勝手が悪い。レンズの画角1度に見合った被写体が必要になる。私達の日常の風景の中で、そんな被写体は大変少ない。写真では手前が江ノ島のヨットハーバーであり、背後の山脈は、箱根か伊豆あたりの連山だろう。こうしてみると100km先まで風景が見通せる天候が必要となる。
Nikon F4
MC F10/1000mm
PROVIA400
それにしても、1000mの超望遠レンズはすこぶる使い勝手が悪い。レンズの画角1度に見合った被写体が必要になる。私達の日常の風景の中で、そんな被写体は大変少ない。写真では手前が江ノ島のヨットハーバーであり、背後の山脈は、箱根か伊豆あたりの連山だろう。こうしてみると100km先まで風景が見通せる天候が必要となる。
Nikon F4
MC F10/1000mm
PROVIA400