Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

Nikon Freak234. 冬至、満月、芸子さん、祇園でニコンDfの試写

2018年12月24日 | Kyoto city

 そうか今日12月22日は冬至で満月、ニコンDfの試写・・・。

 ニコンDfは試写してみないと使い勝手がわからないから、いつものコースを少しだけ駆け足で徘徊した。

 トップの画像は祇園のお茶屋「よろず亭」。これを「いちりき」と呼んではいけません。それでは田舎者です。一と力の文字を縦にくっつけると、万(よろず)になります。昔の京都人の洒落、あるいは歴史的に名前を変える必要があったということでしょう。だから京都人は、「よろず亭」と呼んでいます。画像の提灯は「一力」と書かれてありますが、中へ入ると「万亭」と大きく書かれた提灯がぶらさがっています。内部はもう歴史時間の経過を反映して柱や天井が黒光りしています。天井は昔の建物ですから低いです。年に一度ほど、芸子さんがお茶を点ててくれる茶会に参加できます。だからどこかでお茶券を入手して懐紙をもって出かけてましょう。京都市内の老舗の旦那衆達が接待に努めています。さて塀の際に満月が見えます。今日は冬至・・・。

 そんな話は置いといてニコンDFは高感度に強い。だからISO12800迄はなんとか見られる画像になる。それにイメージセンサーの解像度は1600万画素ですから、EOS1Dと比較すると俄然データが軽いので扱いやすい。

 2番目の画像も祇園です。いつも観光客であふれかえっていますが、人の流れには波があります。その波が引いた頃合いを見計らって舞妓さんや芸子さん達が町屋から出てきてススッと通り過ぎます。彼女達は、そうした気配のさっし方が上手ですね。

 だから、私はそうした頃合いを見計らって人通りの少ない道で待ち構えているわけです。どうせ彼女たちの営業時間だから来るだろうと思っていると案の定芸子さんが通り過ぎました。観光客には、みつからなくても私には見つかっちゃいましたね(笑)。何しろ私は東京神楽坂の当時の花街育ちですから芸子さんの行動パターンがね・・・(笑)。中には、タクシーでお茶屋さんの前に乗りつける舞妓さんもいます。そうなるとかなわんなぁーですが。

 3番目の画像は宮川町でして、遠くに芸子さんが写っています。まあ夕方5時過ぎは彼女たちの営業の始まりですから、街中に芸子さんや舞妓さん達が繰り出してゆきます。さあ今日も稼ぐぞ!、という気分かもしれませんね。

 さてニコンDfは、他のデジタル機材同様に露出が明るめになります。そこで常時-1の露出補正が必要です。カメラの露出は、まあ目安といったらよいか・・・。

 4番目の画像も宮川町の一角です。右上に少しだけ紅葉が残っていますけど、本物かなぁー!?。ニコンDfのISO感度を少し下げると結構綺麗な描写になります。だからISO6400位で打ち止めにしておく方が、よいかもしれません。ニコンDfは予め諸設定をし単焦点レンズをつけておけば、軽快に心地よく撮れます。暗いですから時折オートフォーカスが合わないときもありまが、すかさずマニュアルでピントを合わせます。撮影で使う機能がボタン一つで設定できるのは、今のデジタル機材にはない使いやすい方法です。そんないろんな点をまとめると優れたプロダクトデザインだと思います。

 でっ、駆け足で祇園の街を徘徊したら、途中でお腹がすきすぎて丹波屋の店頭で焼き味噌餅をかじり、ドトール珈琲で甘いココアをすすって帰り着いたわけです。

 今日は早書きしました。そろそろ年末が押し迫ってきます。さて家の大掃除をしなければ・・・。

 

京都市東山区祇園町、宮川町

NikonDf,AiAFNikkor35mm/f2.0

1.ISO12800,露出補正-1,f/5.6,1/30

2.ISO5600,露出補正-1,f/5.6,1/40

3.ISO1800,露出補正-1,f/4,1/40

4.ISO5000,露出補正-1,f/4,1/40

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