
今月のドローイングはフィリピンからの投稿だ。ドローイングという以上絵具セットぐらいは持ってきた。だがここは毎日30°近い気温だし、最低気温も24°どまり。ここで日本の冬をイメージながらドローイングをする意欲は完全に失せている。まして雪の小樽などを描く意欲も無い。
そこで今月は便宜的にAIに画像をつくらせることにした。アクセスしやすく無料AI画像というとMicrosofr creatがある。さっそく「雪の小樽の小さな喫茶店」ということばで作成した。
左側がMicrosoftAIは、背後に古そうな民家がたたずみマンションも日本らしいが、このアクセサリーショップみたいなのはなんだよ!。それに画像表現自体に癖がある。立体的だけどスケール感を無視しアニメのような癖はなんだろうと考えた。ディズニーテイスト・アニメだ。
そこで同じ言葉でadobeのAI画像を検索した。右側がadobeAIである。こちらのリアリティある画像の方が私のイメージと少し近い。びったりではないけどadobe画像を使う事にした、、

小説のストーリーに合わせてフィリピンの手料理画像を探した。左のMicrosoftAI画像はレチョン(豚の丸焼き)があるからフィリピン料理だが、小説のイメージとはまったく合わない。そこでadobeAI検索をした。これなら手料理で出先でつくれそうだという画像にヒットした。ここでもMicrosoft画像は没である。

一つぐらいは濡れ場をいれたいが、いまのところAIは公序良俗を厳格に遵守し、とりつくしまもない。ならば情事の後の朝の風景で「夫婦の足が布団からはみ出している朝の情景」で検索した。左のMicrosoftAIは、頼みもしないのに子供まで加えてくれた。それは愛嬌だけど、よくみると子供の右足はかかとが下だが指が裏返しだ!。こんな足の人間はいない。なんというちょんぼだろうか。結局adobeAI画像を使う事にした。だがよくみると外国人の足だけど男と女の足ではない。
総じてMicrosoftAIはアニメ的だが、その分オリジナリティがあるのだろう。といって日本のテイストではない。その点でadobeAIは写真的であり、こちらのほうが私のイメージに少しだけ近い。同じAI画像によっても形成過程でテイストの違いがありそうだということがわかった。AI画像を選ぶ人間の主体的なテイストが問われる。結論をいえば今のAIは使いものにならない。
そう考えると、やはり自分でドローイングした方が、小説もはるかに書きやすい。そこに手描きドローイングの価値がある。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます