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オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

源流域に遡上した巨大なウミアメマス72cm。

2021-08-17 23:00:19 | 大型ウミアメマス
源流域に遡上した巨大なウミアメマス72cm。





20XX-10-30 (金) 曇り小雨 のち 晴れ 寒い 寒い

 

この群のなかで最大のウミアメマスはどうしてもう釣れず、いったん車に引き上げて昼食。




そのあと上流の以前大きな群がいたたまりへ向かったが、そこはすでに魚一匹も見られず。




岩が苔で滑り転びそうになる。仕方なくまた崖下ポイントへもどる。




しばらくねばるうちについにデカウミアメマスがかかった。




細い渓流竿がたちまちギューンと絞り込まれて、つの字になり、うぃウィうぃウィ と道糸が不気味な音をたてながら水を切る。



力任せに両手で釣り竿を立てて踏ん張り、猛烈なテンションをかけながら5分ほど様子をみた。






渓流竿が破壊されるかもしれないが、いつもそれは想定内のこと。





やがて、産卵行動後のせいもあるのか、ついに力つきたようで、ゆっくり引き寄せると浅瀬でおとなしくなった。





左手につの字になった竿、右手にランデングネットを持って慎重に接近。この時絶対に道糸をつかんではいけない(必ずハリスが切れる)。




何度も失敗しながらなんとかネットインして確保した。
 








この渓流においては、まれにみる巨大なウミアメマス72cmでした。












体側の淡いピンク色の類円形斑紋から遡上ウミアメマス♀産卵後個体と思われます。









 



大型ニジマス針といえども、この巨大ウミアメマスの硬い顎骨の貫通は困難で、硬い骨の上の軟部組織をすくうような形で、いかにも危うい針かかり。





てばやく撮影してリリースしたが、元気に泳いで深みへともどっていった。来年の秋には、また産卵行動のためここに遡上してくるだろう。






この間、愛用の名器デジカメKD500Z をボッチャンと水中に落としてしまい動かなくなった。






またやっちゃった。このデジカメ、まさに消耗品で中古サイトで購入したものを既に10台以上ダメにしています。






そこで 予備カメラの Fuji-Fine Pix で後半の撮影を行いましたが、やはりいまいちの写真になってしまいました。






カラマツの林、落葉前に葉が黄色く輝いてきれいでした。マツは常緑のものが多いのですが、このマツはラクヨウの別名のとおり冬期間は落葉するのです。





疲労困憊の釣り行でしたが、今年もなんとか巨大ウミアメマスに会うことができました。









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62cm、2.2Kg の大型ウミアメマス

2014-02-09 09:19:40 | 大型ウミアメマス
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20XX-5-27  曇 ときどき雨 寒い

62cm、2.2Kg の大型アメマス。

夜、陶芸師匠の常呂での陶芸展示会にいってきた妻が常呂の鶴雅リゾート横の海鮮市場でアメマスを一匹買ってきた。


この立派なアメマスは尾叉長62cm 重さ2.2Kg もあった。この時期サロマ湖界隈のサケマス定置網にかかるアメマス(外道)でこの日は店に4匹並んでいて、この♀が一番大きく太っていてお値段は250円。

横に並んでいる同サイズのサクラマスは美味で知られ数千円もするので値段からみると完全に雑魚扱いされていることは明白だ。


目と鼻先までの距離が近くて、いわゆるメジカのウミアメマスです。産卵行動が近づくと、ホルモンのせいでこの距離がのびてきます。





撮影して、三枚におろして、とりあえず試しに一切れ焼いて食べてみた。





意外にも脂がすごくのっていて、ニジマスよりおいしい感じ。妻は撮影後、このアメマスを家庭菜園の畑に埋めて肥料にするつもりであったようだが、今回けっこうおいしいことがわかりすべての切り身を冷凍した。


腹を裂くと幼弱な卵巣があり、策餌回遊中の♀で鼻先と目の距離が短く、いわゆるサケで言うメジカであった。


まだ卵へ栄養がゆく前の策餌回遊中の♀なので身に脂が乗っていて切り身を焼くとじゅーじゅー、すごい量の脂がしたたりおちた。



渓流のやせアメマスや産卵行動中のアメマス、産卵後海に降りて体力回復中のアメマスとはまったく異なり、身に良く脂がのっていて、これがおいしい理由であった。

またアメマス特有の香りがあるが私たちにとっては特にイヤな臭いではない。

これまでの経験上、アメマスは超まずい魚ときめつけてきたが、今回おいしいアメマスもいることがわかった次第である。

ただ、この時期のアメマスはオキアミを主食にしているようでいわゆる島牧海岸の海アメのようにルアーに来ることはない。釣れたアメマスはすべて食べてまずい理由が、今回の経験で分かった。

私たちにとっては大発見であったが、メジカがおいしいことは全てのトラウトに共通した事実であることを改めて知った。 

妻は師匠の陶芸展示会なのでかわいい一輪挿しを一つスミレ付きで買ってきた。






九州でも放流ニジマスが繁殖しているという渓流 http://blogs.yahoo.co.jp/jun_3514jim/10884259.html があることを知り興味深くおもいました。

何故、その渓流だけで自然繁殖が行われるのでしょうか。成魚の画像をみると 赤ヒレタイプの種苗のニジマスのようです。

ところで、自然繁殖による稚魚、幼魚は確認されているのでしょうか。

また、そこはもはや在来の自然が消えた渓流なのでしょうか。それとも、

在来種がニジマスによって被害をうけているのでしょうか。

持続的な放流は行われているのでしょうか。

                      興味しんしん。

                                        


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70Cm ウミアメマスのお値段はいくら?

2013-07-18 20:21:35 | 大型ウミアメマス
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北見市は常呂地区にゆけば海がある。オホーツク海だ。オホーツクの早春と種々の山菜、ヒメギフチョウ、ウミアメマス、常呂のおいしいレストラン ブレ、最後はダニに喰われてしまった春のとある一日のお話。

1. 春爛漫、咲き誇る青いじゅうたん、エゾエンゴサク。




2. 早春にだけ見られる白い花の大群落。

3. アップも美しい。



4. オホーツク海斜面のカラ松林はヒメギフチョウと山菜の宝庫



5. 春の女神エゾヒメギフチョウ Luehdorfia puziloi yessoensis の交尾



6. フキノトウの花で吸蜜するエゾスジグロチョウ Pieris napi nesis 春型の♂。



7. ニリンソウを摘む。

8. ニリンソウはおひたしにして食べる。よく似たトリカブトの若葉と間違うと大変です。



9. ここではギョウジャニンニク(ヒトビロ)が林床を埋め尽くしている。




10. コゴミがいっぱい。

11. コゴミのアップ。そのままゆでて醤油やマヨネーズで食べると最高。





12. 今日の目的は常呂沖でこの時期アミにかかるウミアメマス。常呂の鮮魚店にウミアメマスが並ぶが今年は少ない。ウミアメマス釣り大好きの人たちが見たらあっけにとられるほど安い価格。理由は食べてまずいから。
13.     50cm のウミアメマスは一匹280円。



  70cmのウミアメマスが釣れたら釣り雑誌や釣り新聞の紙面を大きく飾ることになるが、ここでは、なんと一匹480円。



14. 常呂方面に遊びに行ったら、おいしいレストラン ブレ(小麦)での食事をおすすめします。常呂の新鮮な素材で超一流の味、格安値段で大満足することうけあいです。



15. ブレ店内にあったジャズ人形。



16. 今日はカスベ料理がおいしかった。



17. 夕食はタラの芽の天ぷらとコゴミのゆでたのをまず食べる。



18. 楽しい春の一日の最後は首筋に食いついたダニの悲劇が待っていた。


19. 首筋に食いついたばかりのダニの♀。眼科用ピンセットで頭をつまみ摘出した。幸い、あまり深く入っておらず頭部も残らず取れた。年間10回はダニに喰われる。患部が腫れたり、紅斑が広がるような場合はライム病の恐れがあるため治療を受けたほうがよい。




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