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オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

ナイフエッジの日高山脈を空撮。

2023-05-30 17:34:11 | 旅行
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ナイフエッジの日高山脈を空撮。





新型コロナ蔓延で、世の中はかなり変わってしまい、この4年間、札幌へ行ったことはありません。

最近、この伝染病は 5類になり、あまり他人の目を気にせず旅行が出来るようになりました。

そこでとある学術集会に出席するために札幌へ飛びました。




私は窓際の席が好きで、天候が良ければ盛んに空撮をします。

飛行機の種類や飛行ルート、高度, 天候など結構変わるので撮影できる風景もいろいろです。

今回は残念ながら雲が広がり、大した写真は撮れそうもない感じです。


女満別空港。離陸滑走路に向かいます。




久しぶりの離陸でちょっと緊張。




今日は藻琴山や知床連山、オホーツク海、屈斜路湖はまったく見えず、遠くに斜里岳が見えました。





そのあとは雲が広がり雲海しか見えず、空撮は断念。うつらうつらしているうちに寝てしまいました。


短い仮眠をして、何となく目が覚めると、おお、まだ雪が残っている日高山脈が見えました。









しかし、おそらく1分くらいしか撮影のチャンスはないと思う。












大げさなカメラは気が引けるので、空撮はいつも小型デジカメをシャッター音オフで使いますが今日はオリンパスToughです。


昔、この辺で福岡大学ワンゲルの一行がヒグマに襲われ全員喰われた、どの辺りだろうか。







なんて思いながら、ナイフエッジみたいに切り立った日高山脈特有の風景をせっせと撮影。


この山脈の鋭い稜線にはダイセツタカネヒカゲが生息しますが、十分な調査が行われる前に本種は特別天然記念物とされ、地域を限らず採集禁止にされてしまい、それらの標本も貴重なデータも日の目を見ることはありません。





ジェット機はたちまち日高山脈を超え、撮影はあっと言うまに終了しました。






新千歳空港に着陸する前、滑走路の手前の森は広範に伐採されソーラーパネルが地面を覆い尽くしています。日本中で人知れずソーラーパネル設置のために消えてしまった自然は数限りないようです。釧路方面では希少なキタサンショウウオの生息地が消えようとしているようですが、どうにもならないのでしょうか。






以下は付録みたいな写真ばかりですが………。



ススキ野十字街。4年前と変わらない。





ヨドバシカメラ。大きな4K液晶テレビの美しい画面に感激して、かみさんに我が家でも大きな4Kテレビ買おうと話すと馬鹿にされた。すでに我が家のテレビも十分大きくて4K でした。





歩き疲れて、喫茶店でもと思ったが意外と全くない。北大近くのケーキ屋さんの店前に椅子テーブル置いてあるのを発見。アイスで一休み。




ANA 最終便で女満別へ帰った。6枚ペラの今時珍しいプロペラ機だったが、小型ジェット機並みの速度で飛ぶという。外は暗く空撮はできませんでした。





北見の自宅に戻り、夕食は焼きそば。



    おしまい。




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早春のニジマス川で、絶滅したはずのオショロコマが1匹釣れた。

2023-05-24 00:06:46 | ニジマスによる被害
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早春のニジマス川で、絶滅したはずのオショロコマが1匹釣れた。


2023-4-30 (日) 昨夜中、雨が降っていたが朝には止んだ。 しかし、かなりの強風が吹いている。



朝9:30起床。自動掃除機ルンバがうるさい。こいつ、しばしば足下にしつこくやってくるので、けっ飛ばしたくなる。 


天候がパッとせず、強風でなんとなく、出撃する気にならずうだうだしていたが急に晴れ間がでてきたので 11:30 近郊のニジマス川へ出発した。


時間節約のため。早めの昼食にチキン照り焼きサンドを運転しながら食べ、40分ほど走って目的の渓流の源流域に着いた。



キタミフクジュソウが3株、葉を大きく展開していた。川に降りてすぐのポイントでさいさきよく25cm 野生化ニジマスのメスが強烈に竿先を絞り込んだ。







次の良ポイントでニジマス1匹釣り落とすが、そのあと続かず。



ここで対岸へ渡るため、少し深いかな ? 。しかし川底に足が着けば大丈夫と思いつつ、ザンブと片足をいれたら、何と予想より深くて足が川底に着かなかった。


あれまー、バランスを失い、そのまま仰向けになって川に落ち、速い流れで4-5m 流された。


たちまち背中からウェーダーに冷たい水が入って下半身ずぶ濡れになり夢中で川からあがった。


車に戻り、ウェーダーを脱いで逆さまにしたら、ザーッとかなりの水が出た。



魚はいないし寒いし戦意喪失。帰ろうかと思ったが気を取り直し下半身ぐっしょりのまま釣り継続となった。



しかし、ほれぼれするような良い溜まりには、ことごとく魚信なし。




やがて、理由がわかった。 昨夜の雨でややぼやけているが、GWのせいか釣り人の足跡があった。




しかたがないので、竿をたたみ釣り人が入っていないだろうとおもわれるあたりまで、せっせと遡行した。



500mほど遡行して、立木にヒグマの爪痕がみえたりするあたり、かって大釣りをした良たまりへ到達し、ここでやっと良型野生化ニジマス、30cm、25cm 立て続けに釣れた。





さらに、すこし上流のボサ下で思いがけずオショロコマ1匹。おお。この10年間、この渓流でオショロコマを見たのは久しぶりだ。











攻撃的外来種ニジマスの侵入のため、すでにオショロコマは絶滅したと考えてきたので驚きだった。




その後、釣り人の入らないだろうポイントをさぐって、拾い釣りを開始。



































これは、少し前、産卵行動をおこなったとおもわれるメス。上流〜源流のいつきニジマスの多くはこのサイズで産卵をします。オスもこのサイズで性成熟します。




























































腹部に黒点が転移した個体。
















最終的に幼魚から尺越えくらいまでの野生化ニジマスを合計17匹釣って撮影しリリースした。













この渓流のはるか下流域は、一時期ニジマスの継続的放流が続いてやがて自然繁殖を開始したニジマスは、少しづつ上流域にも増え始め、とうとうもともとの住人であったオショロコマたちを完全に駆逐してしまった。




もともとはオショロコマしかいなかった渓流だ。いまや現流域にまでニジマスは侵入し、とうとう完全なニジマス川になって久しい。



この間、一般の釣り人の間でもニジマスによる自然破壊(在来の魚類の消滅など)が広く知られるようになった。



いまだ上流域に在来の自然が残っている水域には、特殊な一部地域を除き、地方自治体や釣りグループによるニジマスの放流は行われなくなっている。



しかしいったん消えたオショロコマが復活する兆しはなく、この10年ほどはオショロコマは見たことが無いため、私は絶滅したと考えていた。




今回、おもいがけずオショロコマ成魚1♀が釣れ、完全に絶滅してはいないことがわかった。




今後、侵入者のニジマスが消え、オショロコマが復活するのか、このままニジマス川として推移してゆくのか、慎重に様子を見て行きたいと思います。





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人間とヒグマ。共存の必要条件。

2023-05-19 20:21:35 | ヒグマの被害など
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人間とヒグマ。共存の必要条件。



厚岸町では2021-4-10 に山菜採りをしていた男性がヒグマに襲われ、死亡するヒグマ襲撃殺人事件が起きています。



このときの殺人ヒグマ(♀)に関しては、現場の近くに事故で死亡したとおもわれる小熊の遺体があったからという専門家 ??の意見をいれて厚岸町としては駆除しないという異例の意味不明判断がなされた。 




その2か月後の2021-6-14 厚岸町の山林で測量作業をしていた釧路市文苑4、会社員平山修一さん(67)がヒグマに襲われ手や足、頭、背中にけがを負い釧路市内の病院に搬送された。被害者は林業関連の会社の作業員で、14日、同僚2人と山に入り、伐採を行うための測量作業をしていた。



厚岸町で立て続けに二件のヒグマによる殺傷事件があったため、同一ヒグマによる事件の可能性も取り沙汰されたが、その後はヒグマによる人身事故はいったん落ち着いた。



ところが、二年が経過した2023-4-1 午前8時20分ころ、厚岸町太田4の農道で犬の散歩をしていた女性がクマに襲われ、頭や太ももを噛まれる大けがを負った。女性は背後から突然クマに襲われた。後頭部をかまれ、爪で左太ももや右ふくらはぎを引っかかれた。女性は親戚の車で消防まで運ばれ、ドクターヘリで釧路市内の病院に搬送されたが意識はあり命に別条はなかったという。2匹の犬に被害はなかった。




2023-4-2 北海道新聞朝刊より引用。





道東の厚岸では短い期間に3件のヒグマ襲撃による人身事故があり、いずれの事件でも当該ヒグマは捕獲されていない。



このほか、標茶・厚岸方面を舞台におびただしい数の牛を殺している オソ18 と呼ばれるヒグマはいまだ駆除されていない。



知床半島羅臼地区を舞台に多数の飼い犬を食い殺しつづけている RT と呼ばれるヒグマもいまだ捕獲されていない。




道南でもヒグマによる人身事故が相次いでおり、このほか滝上町近郊でもヒグマによる人身事故が続いた。



これら最近の一連のヒグマによる人間殺傷事件で、それに関わるヒグマはすべて捕獲されていない(野放し状態)のはとても怖いことだ。



各々のすべての地域には大けがのみならず死亡事故が含まれる。



明らかに、いわゆる悪いヒグマの、ないしは悪いヒグマになりやすいDNA をもつ個体が存在するとおもう。



現代においては人間とヒグマの生活圏はどうしても重なることは避けられない。私はオショロコマ調査でヒグマの巣窟奥深く入って行くことが多く、この間、いわゆる良いヒグマと遭遇したことは何度もありますが当然ながら、襲われるようなことはありませんでした。



私はかねてより、この悪いヒグマの存在を絶つ(万難を排して駆除する)ことが、人間とヒグマとの共存を論じる場合の最初の必要条件であると確信していますが、いわゆるヒグマ研究家さんたちも、行政当局さんも不思議なことにこの点にはあえて触れず、あいも変わらず小学生でも知っている一般論 ( クマ鈴、クマスプレー、危険なところに行かない、草刈り、電気柵 etc etc … ) のコメントばかりに終始しているのは笑止としかいいようがありません。



最近になって、やっと春グマ猟を人家に近い地域に限って解禁しましたが、重い腰にもほどがあるようにおもいます。



ヒグマ対策は各地域の特性もあり多岐にわたるのは仕方がない。



しかし、それとはまったく別の次元の問題として人間社会と同じく、少なくとも一旦悪いヒグマになったしまったヒグマは性善説や一般論で対処するのはとても危険かも知れません。



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北海道朱鞠内湖でイトウ釣りの男性がヒグマに襲われ死亡。

2023-05-16 02:17:57 | イトウ
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北海道朱鞠内湖でイトウ釣りの男性がヒグマに襲われ死亡





報道各社によれば、2023-5-14( 日 )、北海道幌加内町の朱鞠内湖へイトウ釣りにきていたオホーツク管内興部町沙留、アルバイト業の西川俊宏さん(54歳)はヒグマに襲われ死亡したもよう。


現場は朱鞠内湖東側にある母子里(もしり)地区の入り江北端(通称ナマコ沢)でイトウがよく釣れるポイントとして知られている。


西川さんは朱鞠内湖の常連客でイトウ釣りの経験は豊富であるという。


湖畔キャンプ場付近から釣りガイドの渡し船で約6Kmほど先の湖岸ポイントに向かい、午前5時半ころ一人で上陸しイトウ釣りを始めた。


この日は日曜日のせいか合計40名ものイトウ釣り目的の釣り人が3隻の船に分乗し湖畔船着場を出発、あちこちのポイントまで運ばれたという。船により釣りポイントまでの渡しをおこなっているのは幌加内町のNPO法人シュマリナイ湖ワールドセンター。朱鞠内湖の遊漁を管理しているのは朱鞠内湖淡水漁協。


午前9時ころガイドが船で迎えにゆくと西川さんの姿はなく、釣り人のウェーダーをくわえたヒグマがうろついていて救命胴衣や帽子もみつかったという。


そのため、ヒグマに襲われた可能性が考えられ14日午前10時10分、士別警察署に110番通報がなされた。


道警のヘリコプターも出動して捜索したが14日は釣り人男性の発見には至らず、翌15 日( 月 )に捜索に出動したハンターたちが午後2時過ぎに人間の頭部を発見し、同時に体長約1.5mのオスヒグマを発見し,午後3時半に駆除した。ヒグマの発見には赤外線感知装置を有する最新ドローンが活躍したもよう。現場付近は普段からヒグマが頻繁に出没する場所だという。



発見された人間の頭部が西川さんのものかはまだ断定こそされてはいないが、ヒグマ爪の引っかき傷などの状況から、朱鞠内湖でのヒグマによる釣り人死亡事故の可能性が高い。


PS 2023-5-18 : のちに食い残された遺体の別の部分が埋められているのが発見されて運転免許証などから西川俊宏さん(54歳)と確認されています。また駆除したヒグマは道立総合研究機構で解剖し、胃内容は骨片など約9Kgで内容物のDNA鑑定がおこなわれる。



事故現場の概略図。


北海道新聞2023-5-15朝刊9Pより引用。



朱鞠内湖は、数十年前、私もイトウ釣りにいったことがあります。当時の朱鞠内湖はイトウの個体数は少なく小型でやせたイトウしかいないといった印象でした。その後朱鞠内湖漁協のイトウ孵化放流事業が軌道にのり、イトウがよく釣れる湖として近年、人気が急上昇中で道外からの釣り客も多く年間約15000人もの釣り客が訪れる。例年、ヒグマの目撃情報は多かったようだが実際に釣り人が襲われ死亡事故にいたったのは初めて。


ヒグマが怖くてはオショロコマ調査はできないとうそぶいてきた私も、明日は我が身かと恐怖を感じる事件でした。私もずいぶんヒグマと遭遇してきましたが、多くはいわゆる良いヒグマ で向こうから去ってゆく個体ばかりで襲われることはありませんでした。今回の朱鞠内湖のヒグマは いわゆる 悪いヒグマ ですが、近年、悪いヒグマが増えてきているような気がします。人間が不幸にして、惡いヒグマに遭遇した場合、無事に生還する可能性は限りなくゼロに近いと言わざるを得ないと思います。



北見市温根湯の山の水族館(北の大地の水族館)では毎年、ゴールデンウィークの期間中に朱鞠内漁協から婚姻色で体色が赤くなったイトウを借りて展示しています。










この時期、ヒグマの活動が活発になり、室蘭市ではこの数日、市街地近くのヒグマ目撃情報が続き、2023-5-15 占冠(しめかっぷ)では高速道でヒグマ侵入があり通行止めになったりしています。近年、おもいもかけなかった場所でのヒグマ出没が目立ち注意が必要とおもいます。今年から増え過ぎたヒグマのコントロールを期待して市街地から近い場所では春グマ猟が可能になりましたが、実際その効果はどうでるか興味深いところです。



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早春、かわい子ちゃんたちのニジマス釣り。

2023-05-11 15:25:09 | ニジマスによる被害
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早春、かわい子ちゃんたちのニジマス釣り。

長い冬が終わり、渓流の状態がやや落ち着いたので可愛いい孫娘たちとニジマス釣りに近郊の渓流に出かけました。


今回は、やや難易度の高い渓流なので上二人だけを連れて行きました。





彼女たちはまだ子供だが、その辺のおじさんたちよりは、はるかに渓流釣り経験は豊富だと思います。



じっと無言の釣り師ではなく釣れるたびにキャーキャー大騒ぎするのを見るのは私にとってこの上ない快感だ。


できれば産卵遡上中のデカニジマスを釣らせたいのだが、昨年と異なり今年はその好機に恵まれていない。今年は春先、かなり気温が高い日が続いていたのでニジマスの産卵遡上が相当早まった可能性があるのではないかと考えています。


それでもいつきの小型~中型ニジマス(30cmくらい)が次々に釣れた。



























小型だがさすがニジマス、細い渓流竿の竿先を激しく踊らせてグイグイと強烈な引きはアメマスやオショロコマとは比較にならない最高のゲームフィッシュです。









たまにアメマスもかかります。



ひとしきりニジマスが釣れてしまってから、魚信が遠のくと、やっとオショロコマがポツポツと釣れ始めます。じーじ、オショロコマが釣れ始めたからそろそろ移動しようといった具合です。体が小さく運動能力が劣るオショロコマがニジマスに餌の先取りをされていることは明らかです。在来種オショロコマの数はとても少なく、この水域は攻撃的外来種ニジマスにほぼ制圧されつつあります。
















孫長女君が、ジージ、また地球を釣っちゃった、というので行ってみると確かに地球を釣ったみたいに釣り糸が動かない。と思ったら急に動いた。その後はデカニジマスが大暴れ、何度も失敗しながら最後は孫次女君がランデングネットでやっと確保した。その途端、硬い下顎を貫通できなかった釣り針が外れるという、かなり際どい釣りでした。




わいわいと楽しい釣りでしたが午後、陽がかげりだすと急速に気温が下がり始めたので早めに武装解除して帰路につきました。帰りには恒例のアイスやソフトクリームやらお菓子を買い、ご機嫌な早春の釣り行は終了。





                    おしまい。


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多彩な外観、精悍な野生化ニジマス多数、オショロコマは唯1匹。

2023-05-08 13:36:42 | ニジマスによる被害
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多彩な外観、精悍な野生化ニジマス多数、オショロコマは唯1匹。







この日、北見市近郊の渓流をいくつかを探ってニジマスとオショロコマの力関係の推移を見に行きました。



里はすっかり雪が解けて、夏タイヤに履き替えたのだが、予想に反して山間の日陰などは林道は雪が残り、本命のデカニジマス遡上ポイントへ行くことは断念。






かってニジマスの放流が続いて、その後野生化したニジマスは本来の住人であったオショロコマを駆逐して繁栄している。











渓流の規模が小さいので大型ニジマスはいないが繁殖時期のオスは20cmくらいのサイズでも釣り上げると盛んに放精する。



























一見、どれも同じかに見えるニジマスの外見に関して言うと、水中撮影写真で見ると、実はかなり個体差が大きく実に多彩かつ精悍に見えます。
















この日、小型ニジマスはとてもよく釣れて 30匹までは数えたがその後は数えるのをやめた。






























一方、オショロコマはわずか1匹しか見られず、この後に及んではもはやオショロコマを守るためのニジマス駆除は意味をなさない状況と言えます。




撮影させていただいたニジマスたちは全て丁寧に元の場所にリリースしました。















釣終えて。




河原にはフキノトウが一杯。










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猛毒シャグマアミガサタケとジンギスカンうどん、温根湯ツツジ祭り。

2023-05-05 17:04:31 | 北見市の出来事
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猛毒シャグマアミガサタケとジンギスカンうどん、温根湯ツツジ祭り




2023-5-5( 金 ) 祝日 晴れ 22℃。

新型コロナウィルス流行のため中止されていた温根湯ツツジ祭りが4年ぶりに開催されました。コロナの前は毎年、ツツジ祭りにでかけては会場での名物ジンギスカン鍋を食べるのが私たちの楽しみでした。それでは久しぶりにツツジ山に登って、ジンギスカンを食べてこようと私たち夫婦と、かわいい孫次女君で出発しました。会場の温根湯ツツジ山までは我が家から車で40分ほど。



思っていたほどではないが、それでも駐車場には整理のおじさんまで出ており近年稀に見る人出です。



最初にかなりきつい登りですがツツジ山に登ります。この山はエゾムラサキツツジの自生地としては世界有数の規模を誇り、広大な山肌の斜面には約7万株、28万本のエゾムラサキツツジが咲き誇ります。近年、日本各地で流行している、種々の外国産植物の花を広大な土地に栽培した、にわかづくりの偽自然公園とはことなり正真正銘の天然の花園です。



















今年は春から気温が高い日が続き、満開の時期は1w程前で、今日は花の半分は散ってしまい往年の大迫力花のトンネルとはいきませんが、まあまあの雰囲気でした。



ここでも 尾端が白いのが特徴のセイヨウオオマルハナバチ が多く 在来の マルハナバチ は一種類を数頭みたのみでした。






花のトンネルで写真を撮って帰るのが普通ですが今日はトドマツと広葉樹の原生林のなかの遊歩道を下り、神社のあたりに降りるルートを歩いてみました。




冷たい風がひゅーっと出てくる風穴(ふうけつ)がいたるところにありました。このような風穴のある環境では氷河期からの遺残種ナキウサギやカラフトルリシジミがみられることがあるのですが、ここには記録はないようです。














図鑑ではよく見かけるのですが、実際にこのシャグマアミガサタケを見るのは初めてでした。






ここは標高300mほどの針葉樹・広葉樹の混交林で、このいかにもおどろおどろしい外見のキノコが遊歩道沿いに8本。探せばもっとありそう。






猛毒の毒菌ですが北欧などではよく湯がいて毒を抜き、珍味として高級レストランのみで供するといいますが、あたかも日本のフグみたい。毒抜きには慎重を期すことが求められ、湯がくときの蒸気を吸うと猛毒にやられます。湯がいたお湯も安全に処理することが求められます。かみさんに食べてみようかと話したが無視された。







麓の廃屋の庭には残された植物が1杯。エゾムラサキツツジや桜の花はかなり散っていますが黄色いレンギョウの花は、満開。





このあたりでは珍しいエゾノリュウキンカ。





ギョウジャニンニクを肥育栽培している家がありました。この辺の山野で採集される天然物と違って茎は親指ほどもあり、あまりの大きさに絶句。










温根湯ツツジ祭りの会場付近はしばしばヒグマがでますが、そのためお祭りが中止になったことはありません。






往年の華やかさはないが屋台コーナーは4年前とほぼ同じです。当初ものすごい数の人々が並んでおり戦意をそがれてしまった。
















本日、最大の目的のジンギスカンコーナーへゆくと、売り切れ御免の3人前2700円のセットはまだ残っていてさっそく注文。






かみさんがおにぎりを買いに露店に並んだが直前で売り切れ。やむなくウドンを買って焼き肉と一緒に食べることにした。面倒くさくなりウドンと味付きラム肉と野菜を全部放り込んで、いわゆるジンギスカンうどん鍋にして食べた。







おいしい。 たちまち全部食べた。











かみさんは何となく食い足らず、帰りにコンビニでおにぎりを買って食べていました。今日の教訓は、おにぎりと飲み物はあらかじめ買ってゆき、現場でジンギスカンセットを購入するのが無難そう。



焼き肉娘の歌謡ショー、踊りや太鼓のショー、その他いろいろな出し物などあり4年前までの温根湯ツツジ祭りは華やかでしたが、今日の出し物はじゃんけん大会とスリッパ飛ばし競技のみで、いずれも幼児のみ参加で最高商品はお米5Kg.



ということなので、そうそうに引き上げることになりました。


夕刻、バスケットボールの試合が終わり孫長女君は旭川から、孫長男君と孫3女君たちは帯広から、それぞれ帰宅。全員で夕食の予定だったが孫長女君以外は帰路にいろいろ食べ過ぎてしまい、夕食は食べられないとのこと。


そこで孫長女君と次女君を連れて、車で1分の焼き肉レストラン、ビクトリアへ行きました。今日はもうコロナ開けでマスクもバイキング料理をとる際の手袋も不要。まるでタイムマシーンみたいに、突然、4年前のコロナがくる前の状態に戻った。注文も流行りのタブレット注文になり時代を感じます。







お昼のジンギスカンで食べ過ぎた私たち夫婦はあっさりハンバーグ定食ですが、現役バスケットボール選手の二人は、かなりの高カロリー食を注文。ご飯やカレーやコーンスープも何杯もおかわり。すごい。一日5000KCal くらいは平気で食べますが、まったく太らない。









              おしまい。



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ニジマスの食性、オショロコマと競合。

2023-05-01 15:54:45 | ニジマスによる被害
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ニジマスの食性、オショロコマと競合。





20XX-9-6 (日) 晴れ のち 曇り



この日、M川支流Z川上流〜源流のオショロコマ現状調査の帰路、取水堰の下流域で釣ってみた。














かなり水量は多いが,ニジマス、ヤマベ3年魚が次々に釣れたがオショロコマは見られなかった。
















やはりM川と繋がっているこの渓流にはニジマスが入り込んでいた。この日、ニジマスの幼魚、若魚は見られなかった。
















ニジマス30cm は迂闊にも針を呑ませてしまいリリースしても死ぬことは確実なので、持ち帰ることにした。



川で処理するとき胃内容を調べると小石をつづった大きな鉄砲虫を三個、小石の巣ごと丸飲みしていた。





鉄炮虫の他は落下昆虫が多く、羽虫は1匹のみ。先日のSK川のニジマスと同じく主たるエサがオショロコマの大好物の鉄砲虫であったのは興味深い。







テッポウムシはオショロコマの主食でもあり、ニジマスとはエサの競合関係にあると言えそうだ。 










下流域はまだ他にもニジマスがいるとは思うが川に降りるアクセスが大変そう。 







この渓流は中流あたりに取水場所があり 随時、川の水位調整できる構造だが、ニジマスはきっとここは突破できないだろう。そこから上流のオショロコマはこの取水装置が魚止めダムの働きをしているのでニジマス被害から救われているのだと思う。




              この項、終わり。


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