
ナイフエッジの日高山脈を空撮。

新型コロナ蔓延で、世の中はかなり変わってしまい、この4年間、札幌へ行ったことはありません。
最近、この伝染病は 5類になり、あまり他人の目を気にせず旅行が出来るようになりました。
そこでとある学術集会に出席するために札幌へ飛びました。

私は窓際の席が好きで、天候が良ければ盛んに空撮をします。
飛行機の種類や飛行ルート、高度, 天候など結構変わるので撮影できる風景もいろいろです。
今回は残念ながら雲が広がり、大した写真は撮れそうもない感じです。
女満別空港。離陸滑走路に向かいます。

久しぶりの離陸でちょっと緊張。

今日は藻琴山や知床連山、オホーツク海、屈斜路湖はまったく見えず、遠くに斜里岳が見えました。

そのあとは雲が広がり雲海しか見えず、空撮は断念。うつらうつらしているうちに寝てしまいました。
短い仮眠をして、何となく目が覚めると、おお、まだ雪が残っている日高山脈が見えました。




しかし、おそらく1分くらいしか撮影のチャンスはないと思う。





大げさなカメラは気が引けるので、空撮はいつも小型デジカメをシャッター音オフで使いますが今日はオリンパスToughです。
昔、この辺で福岡大学ワンゲルの一行がヒグマに襲われ全員喰われた、どの辺りだろうか。



なんて思いながら、ナイフエッジみたいに切り立った日高山脈特有の風景をせっせと撮影。
この山脈の鋭い稜線にはダイセツタカネヒカゲが生息しますが、十分な調査が行われる前に本種は特別天然記念物とされ、地域を限らず採集禁止にされてしまい、それらの標本も貴重なデータも日の目を見ることはありません。

ジェット機はたちまち日高山脈を超え、撮影はあっと言うまに終了しました。

新千歳空港に着陸する前、滑走路の手前の森は広範に伐採されソーラーパネルが地面を覆い尽くしています。日本中で人知れずソーラーパネル設置のために消えてしまった自然は数限りないようです。釧路方面では希少なキタサンショウウオの生息地が消えようとしているようですが、どうにもならないのでしょうか。

以下は付録みたいな写真ばかりですが………。
ススキ野十字街。4年前と変わらない。

ヨドバシカメラ。大きな4K液晶テレビの美しい画面に感激して、かみさんに我が家でも大きな4Kテレビ買おうと話すと馬鹿にされた。すでに我が家のテレビも十分大きくて4K でした。


歩き疲れて、喫茶店でもと思ったが意外と全くない。北大近くのケーキ屋さんの店前に椅子テーブル置いてあるのを発見。アイスで一休み。

ANA 最終便で女満別へ帰った。6枚ペラの今時珍しいプロペラ機だったが、小型ジェット機並みの速度で飛ぶという。外は暗く空撮はできませんでした。

北見の自宅に戻り、夕食は焼きそば。

おしまい。
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