オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

北海道東端、根室半島の渓流で降海型アメマスの特徴を撮影。

2024-02-11 12:02:10 | スポーツなど
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

北海道東端、根室半島の渓流で降海型アメマスの特徴を撮影。




20XX-6-10(金) 曇り 根室は霧 小雨 霧 寒い。




根室半島未発見のオショロコマの探索で半島内の小渓流をしらみつぶしに探っていたときのこと。




本命と目していたサンコタン川では目的のオショロコマは発見できず、さらに根室半島北部海岸を根室方面へ走る。





やがてノッカマップ川を渡った。根室半島特有の霧のなか、めぼしそうな小渓流を釣っても釣っても小型アメマスばかり。













小型アメマスを、せっせと釣っては撮影、リリースを繰り返す。






おびただしい数の小型アメマスばかりでオショロコマはいない。









根室半島はほとんどの樹木は伐採され、不毛の荒れ地(いわゆる高山植物は多い)がひろがるばかりで馬などの放牧地になっているところが多い。



木々が残っているのはとある理由で樹林が残っているとある場所のみです。ここをどんよりと流れる湿地渓流は足許からズドンと深く、とりわけ小型のアメマスが多い。






オショロコマをもとめて多数の小型アメマスを釣ってはリリースを繰り返すうちに異様な外観のアメマスが釣れた。





細い魚体は角度によってサンマみたいにギラリと強く銀色に輝く。




まぎれもなくアメマス降海型と思われる個体であった。


スラリと細くなる体型変化、ギンピカの魚体の状態、背びれや脂ヒレ、尾びれのヘリが黒く縁取られる独特の特徴がある。これれの所見がわかるように撮影してみました。







この変化は降海型となるアメマスのみならずオショロコマ、ヤマベ、さらにはニジマスにおいても同様に観察されます。すなわち渓流に棲むトラウトたちの降海型に共通した特徴的な外見パターンです。






最後まで見ていただきありがとうございます。渓流釣り関連の最新情報は下記の 渓流釣りバナー をワンクリック。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早春、源流に遡上産卵するデカニジマス駆除で衰退オショロコマが復活する渓流。

2023-09-03 14:58:05 | スポーツなど
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

早春、源流に遡上産卵するデカニジマス駆除で衰退オショロコマが復活する渓流。





2023-7-21(金) 晴れ 31℃  


朝からかなり暑そうで出撃するかどうか迷ったが AM10:00 久しぶりにとある釧路川水系支流の状況を見に出かけた。




ほどなく久しぶりの渓流沿いの林道入り口に到着。




今年、この林道では恒例の草刈りが行われなかったようで草ぼうぼうの中に林道がかくれてしまった箇所もみられる。




幸い、林道崩壊箇所や倒木・崖崩れ等はみられなかったが源流域が近づくと林道崩壊のため、とうとう通行止めになっていた。







渓流に降りると水量は普段よりはやや少なめか。








11:30 この渓流で最も魚がたまるポイントから釣りを開始。




この渓流はかっては放流ニジマスのためオショロコマが壊滅状態に陥りました。




私たちはダメ元で、早春、産卵のため源流へ遡上するデカニジマスたちをのきなみ駆除する努力を続けた結果、奇跡がおきました。


すなわち、その後ニジマスは急速に減少し、近年オショロコマ個体数が増えてきている、たぐい稀な渓流なのです。( 普通、ニジマスの自然繁殖がはじまるとオショロコマ衰退は避けられません。) 



それでも、混生水域に振り込むと最初はニジマス、ついでアメマスかヤマベ、そして最後にオショロコマが釣れるというパターンは変わりません。


真っ先にくるのはいつもニジマス。






















この渓流では個体数こそ減ってきたニジマスですが、おそらくその威圧性、俊敏性のせいか真っ先にエサの先取りを行っていることは明白です。


少ないがここではヤマベも見られます。







浅瀬のよどみには小さなシンコヤマベ(当年魚)が群れています。




釣り下ったがこの日はいつものような釣れ方ではなく、思い出したように時々釣れる。それなりの溜まりには魚はいるがいつもよりはかなり少ない。


ニジマス減少に伴いアメマスも少しづつ増えてきました。

































この日は ニジマス6  アメマス11  オショロコマ15  ヤマベ3 を釣って撮影できたが このほか かなりの魚を釣り落とした。一時は釣れてくるのはほとんどがニジマスだったことを思えば、ニジマス親魚駆除の影響か、オショロコマが徐々に復活していることがうかがえます。


意外なことに最も釣り落とした個体が多かったのはオショロコマで、まだあまり活性が高くないように思われました。以下にオショロコマの画像を示します。

































































山岳渓流の様相であまりよいたまりがなく、溜まりがあっても魚が少なく途中で川をあがり、午後3時30分武装解除。



ここでもエゾシカは増える一方で、おいしそうな植物の多くは鹿に食べられています。従来シダを食べるシカなぞ見たことがなかったのですが、近年シダまで食べるようになっています。






この日、撮影できた ニジマス、ヤマベ、アメマス、オショロコマの画像をお示ししました。渓流魚たちは水中で手早く撮影後、すべて丁寧にもとの場所にリリースしました。



午後6時、帰宅。



夕食はかみさんの希望で近くのとあるレストランへ。 私は肉増量カットステーキ。 



かみさんはサーロインステーキ。





最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメマスの黄色い腹部は美しい。

2023-06-19 06:45:06 | スポーツなど
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

アメマスの黄色い腹部は美しい。




この時期、北海道オホーツクの山奥の林道の多くはまだ整備されておらず、いたるところに冬場の雪の重さで倒れた樹木が林道に倒れ込むなどして奥深くまで入って行くことができない。



そんななかで林道のゲートが開いているところは、なんとか林道整備が完了しているが、この日はそのような林道の奥深く、渓流魚の比較的多い源流域へはいってみた。 



ここではかって継続的なニジマス放流が行われた結果、野生化ニジマスがみられるようになったが、かなりの山岳渓流のためかいまだ在来のアメマスやオショロコマを完全に駆逐するには至らず勢力バランスは1進1退の状況である。













継続的なニジマス放流がニジマス釣り場の維持に不可欠な釣り場もあり、そのような渓流は種々の理由で継続的放流が止まれば野生化したニジマスも時間の経過とともに衰退することがある。



この渓流の最源流域には砂防ダムが数基あるためニジマスの侵淫はそこで止まっているのは幸いなことである。



この渓流は久しぶりに訪れたが遠い河原に数十匹のエゾシカの群れがいて、まるで野生の王国、カナダBCの山奥みたい。



私に気づいてどどどどーっとものすごい音を立てながら群れが走り去ってゆく様は壮観だ。



この日は20cm程度までのエゾイワナ化した小型アメマスが退屈しない程度に釣れた。






























ここのアメマス若魚は腹部が鮮やかな黄色で美しい。






















何故か胸ビレが見られないアメマスがいた。このような個体は稀に見られるが先天的なものか、後天的に何かの理由で失ったものかは不明。








この日、アメマスは大小25匹を釣り、水中で素早く撮影してすべて丁寧にリリースしました。



春の終わり、オホーツクの山奥に咲くクリンソウは7分咲きでしょうか。しばしば大群落を作って美しい花です。





北見市の隣町の津別町では山奥のクリンソウの大群落が満開になると、言語を絶する美しさで、クリンソウ祭りというのをやりますが、いまだ全国的には知名度が高くないのは意外です。






   to be continued. 次に、同じ水域でこの日釣れたニジマス大小の画像を提示します。



最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマベ川源流のオショロコマ調査と美しいカラフトミセバヤ

2020-02-11 15:15:09 | スポーツなど
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村



ヤマベ川源流のオショロコマ調査と美しいカラフトミセバヤ







2019-8-30 (金) 曇り




いかにも雨が降りそうな曇り空だが予報では雨は降らないとのこと。





かなり迷ったが天気予報を信じて AM 9:50 常呂川上流の大きな支流、NTKR川のさらに支流である未調査渓流 UKOB川上流へオショロコマさがしに向かった。

 


AM 11:20 目的の渓流源流域に到着。








いかにも自然に満ちたうっそうたる森のなかを流れる清冽な渓流にみえる。










しかし、よくよくみるとそうではなかった。





まわりは二次林であまり手入れもされていない鬱蒼たるトドマツの植林地であった。オショロコマの森とは言い難い。





比較的新しい平成28年度完成の砂防ダムがあり、この新しいダムの左側には大きな魚道がついていた。








ダム下は浅く魚がたまるようなものではなかった。




魚道を大きな40cm ほどのサクラマスが4匹登ってゆくのが見えた。






続いて、さらに多くのサクラマスが次々と魚道を登ってゆく。





魚道をさぐってゆくとオショロコマ幼魚2匹のみ釣れた。 






ダムの上流を入念にさぐってみたが、この川は完全にヤマベ川だ。




ダム上流も大きなたまりはなく浅瀬に小型二年魚シンコヤマベが多いが、エサばかりとられて針にはかかりにくく釣りにならなかった。















ダムの下流でやっとオショロコマ若魚1匹。






シンコヤマベは多く、何匹もが一度にわっとエサに吹っ飛んできてオショロコマは完全にエサ採り競争に負けている感じだ。





いくつか予定していた支流沿い林道は、林道崩壊などですべて通行禁止になっており断念。





結局、アメマス幼魚やチビヤマベシンコが群がってエサをとられるばかりのつまらない釣りになってしまった。












このブログではオショロコマは、あたかもごく普通にいるかのごとく登場するので、オショロコマは本当に絶滅危惧種?? と思われる方もおられるかもしれませんが、実際のオショロコマ探しはこんな具合にハズレのことが多いのです。




今回のように探しにいったがオショロコマはいなかったといった記事ばかりを載せてもつまらないと思いますので。


 


橋のコンクリに僅かに乗っている土にカラフトミセバヤの群落がピンクの花を咲かせて美しい。





近年、珍しくなった高山植物カラフトミセバヤが何故、こんなところに繁殖しているのだろう。





常呂川水系上流のNTKR川水系は昔からひたすらサクラマス遡上の多い川だが、チビヤマベは多いものの良型ヤマベは稀でアメマスもオショロコマもきわめて少ない。




いわゆる渓流釣り場としてはつまらないところだという印象の水域であった。





ちなみにいまだニジマスの侵入はないが、サクラマス大繁栄水域であることが影響しているのかもしれない。





今回、未調査であったUKOB川源流をさぐったが、おびただしい数のチビヤマベがいるがオショロコマはきわめて勢力が弱く、虫の息で生息していることを再確認した釣りであった。






帰りに スーパーのイトーヨーカドーで刺身盛り合わせ1500円とメロン600円を買って帰宅し 刺身定食の夕食となった。





家庭菜園のサヤインゲン トマトも かなり食べた。




夜、メキシコ国境での麻薬マフィアとの麻薬捜査官との闘い、DVD ボーダーラインを見たがまるで戦争みたいで、本当にこうならトランプ大統領がメキシコ国境沿いにフェンスを張りたくなるのも当然かも。 娯楽映画としてはまあまあの出来でした。







にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2016年夏の甲子園 北海高校、作新学院に敗れ準優勝

2016-08-21 22:33:12 | スポーツなど
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

2016年夏の甲子園 北海高校、作新学院に敗れ準優勝

2016-8-21(日) 北見は大雨    甲子園は晴れ 37℃

サイレンの余韻が収まらぬうちに投手は第一球を投じた。

午後2時からの高校野球決勝戦を見た。

最初に我が北海高校が1点を先取。

これはいけるかなと思ったが、連戦連投の北海のエース大西投手にやや疲れが見え、作新打線に捕捉された。

北海はファインプレーもあったが、同時にウソみたいなエラーやミスが目立ち結局7対1で作新に負けてしまった。

37℃という猛暑のなかでの試合は北海道の選手にはかなりきつかったのかも知れない。

作新は対照的にノーエラーノーミスであった。

優勝に対する鬼気迫るような執念が感じられた。

作新の剛腕、今井投手もすごかった。


私は高校野球ならではの大逆転劇を期待して最後まで応援しながら見たが、かみさんは案外ドライで、もう勝ち目ないわと5回裏で向こうへ行ってしまい好きな歴史の勉強を始めたのであった。

ちなみに今回の第98回選抜高校野球大会では 全国3874高校が参加した。

作新は54年ぶりの優勝、北海は88年ぶりの準優勝とのことで、作新も北海も相当な偉業達成という点では変わりない。

表彰式。



今回の大会一番のイケメンとされる大西投手。


優勝旗はとても重そう。


マー君の活躍で優勝した駒沢苫小牧の名前が見える。



優勝旗のほか優勝盾と選手たちには優勝メダル。


準優勝の銀色の盾。 






オリンピックと異なり三位銅色はないようだ。





恐怖の三連続台風北海道に上陸。

台風7号に続く台風11号の大雨で川の水位が上がり堤防を越え、一時氾濫しはじめた常呂川下流域。



こんなとき山奥の渓流も大増水激流となるが、オショロコマたちは小さな沢筋などに避難している。

台風11号はじき北海道を直撃して上陸するもよう。どうなるか。



台風11号の後には台風9号が北海道に向かっている。


恐怖の三連続台風北海道に上陸で未曾有の大洪水にならなければよいが。




にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2016年8月北見大雨と夏の高校野球準決勝戦。

2016-08-21 12:38:37 | スポーツなど
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村2016年8月北見大雨と夏の高校野球準決勝戦。

2016-8-20 (土)  大雨

外はひどい雨。

台風7号襲来が終わったと思ったら、今度は台風11号の影響で北海道全域で記録的大雨。

特に道東・道北・道央がひどい状況だ。

北見市でも常呂川河口水域で一時堤防決壊、各地で水害のおそれで避難指示。

北見市内商店街では下水の排泄能力を超えて降った雨で冠水、40年商店街に住んでいる人も初めて経験という災害です。

北見市内の無加川はまだ危険水域に達していないが温根湯あたりは相当危ないもよう。

長女の住む深川の多度志では避難指示が出たようだが避難場所が住居のあるところより低いので非難しないでいるという。

このまま雨がおさまってくれれば良いが、このあと台風9号が追い打ちをかけてくるという。

一度に3つもの大型台風がくることは稀で、今後どうなるか油断は出来ない。



準決勝


かみさんがテレビ見にこいと叫ぶのでいってみるとなんと高校野球で秀岳館高校と我が北海道の北海高校が決勝戦出場をかけて死闘の真っ最中。

8回表。しかも4対3で一点リードしているが一気に追い上げられている感じで下手をすると危ない状況。









お互い必死の雰囲気が伝わり見ている私たちも心拍数が上がってくるのがわかる。

緊迫した試合の最後のところだけ見た形だがどのオリンピック試合よりも興奮してしまった。













結果、北海高校が勝ったが実際どちらが勝っても不思議がない迫真のゲームでした。










それにしても若い選手たちの一途な姿が本当に美しい。


私の場合、今から71年前、こんなすばらしい若物たちが次々と神風特攻に出撃していたことと、オーバーラップしてしまうのはどうしても避けられない。



夕食は 厚切りソーセージと芋とにんじんを焼いたのと サヤインゲン。






私たちは10年前から味噌汁をやめて 食事のときは青汁とお茶。




2016-8-21 (日)  大雨

かなりの勢いで雨が降っている。

北見市の気候としては明らかに異常、庭が雨でけぶって見える。



近くの無加川本流は昨日偵察したかぎりではまだまだ水位へ低く余裕だが今後どうなるかはわからない。

非難指示がでれば クッキーちゃんはこんな格好で一緒に逃げます。


大雨が一時小やみになってきたので庭のサヤインゲンを収穫してきました。




さあ もう少し午後2時から作新学院と北海高校の高校野球決勝戦です。それまでNHK のど自慢をみます。


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

根室の旅館二美喜(にみき)の夕食   根室半島に幻のオショロコマを求めて その六

2016-08-16 20:41:34 | スポーツなど
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村


根室の旅館二美喜(にみき)の夕食
根室半島に幻のオショロコマを求めて その六

2011-6-10(金) 曇り 根室は霧 小雨 霧 寒い

もう午後5時を過ぎ、疲労困憊状態になったので根室へもどり旅館 二美喜(にみき)0153-23-2101 へチェックイン。

大きな旅館だが客は私たち夫婦のみで今年3月の東日本大震災以降、ウソみたいにばったりと観光客の客足が途絶えて、まいっているとのこと。

震災の影響が根室観光にまで強い影響をおよぼしているとは驚きであった。

午後7時からの夕食は思いがけずやたらと豪華であった。




特にとれたて超新鮮ホタテとヒラメの刺身がおいしかった。




久しぶりの本場の花咲ガニと毛ガニもおいしかった。




ソイの煮付け。
 


はまぐり。



カットメロン。




滅多に飲まないが今日は幻のオショロコマ発見を祝ってビール1本飲んだ。


完食。


極度の疲労から、夕食のあと午後10時までばったりと気を失ったみたいに寝てしまった。 

午後10時に目覚めて風呂へ入ってまた寝たが布団が固くて寝苦しかった。

風呂のシャワーのお湯・水混合装置不良で危うくやけどしそうになった。 

北見市の F氏からのメールでは今日午後 3cm ほどのヒョウが20分にわたって北見市一帯に激しく降って建物や植物や農作物にひどい被害がでたとのこと。 

我が家の庭や家庭菜園が心配だ。


2011-6-11(土) 曇り のち晴れ 暖かい

朝7時朝食。根室産クチグロマス(30cmほどの小型サクラマス)塩焼きがでた。

小型だがサクラマスは絶品、美味、おいしい。 

豪華夕食付き宿泊料金は二人で21000円と割安感あり。 

8時にホテルを出発。




このあたりちょっと道路が複雑でナビを利用して走ると極めて楽なことに気づいた。 

春国岱の見える風蓮湖の道の駅で休憩。記念写真を撮った。





その後一路、西別川水系支流のとある源流へと向かった。

これまで未知であった幻の根室半島のオショロコマを捜す短い旅は、こうしてなんとか成功裏に終わった。

しかし恐らく根室半島のオショロコマはアメマスとの戦いや生息環境の著しい悪化に伴い近い将来的には消えてゆくことが強く懸念された。




にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

根室半島に幻のオショロコマを求めて  その二

2016-08-09 21:35:50 | スポーツなど
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村

根室半島に幻のオショロコマを求めて  その二

2011-6-10(金) 曇り 根室は霧 小雨 霧 寒い

サンコタン川では目的のオショロコマは発見できず、さらに根室半島北部海岸を根室方面へ走る。

やがてノッカマップ川を渡った。





河口はどんよりとしたコーヒーブラウンの水の色で屈曲蛇行する流れはいかにも湿原の川だ。

イトウがいてもよさそうな感じだが実際にはかなり浅いと思う。




しばらく走って左折、次の十字路交差点を左折し、しばらく走ってなんとなく根室半島ではとても珍しい樹林帯の雰囲気になってきた。



と思ったら水源地のゲートの鎖があった。

どこまでも荒涼として木々がほとんどない荒れ地が続く根室半島で奇跡的に残った水源地周囲の保安林かと思われた。




車は立ち入り禁止を示唆するような看板があるので、急な道を徒歩で降りてゆくと貯水池とポンプ室の建物があった。

荒れ地に電信柱が続いていたが、ここに電気を送るために送電線がきていたのであった。

その上流の屈曲蛇行するどんよりした川幅1-2mほどの流れをさぐると小型アメマスばかりであったがよく釣れた。

どよんとした流れの水は、とても清流とは言えず、水は笹濁りないしコーヒーブラウン。














川は足下からズドンと深く、ところどころ結構深く、1mほどはあるので要注意。

川底は泥状堆積でずぶずぶ足がぬかってしまい水はたちまち濁る。

川の中を歩くのは泥の川底に足をとられやすくきわめて危険。

川岸は足場が悪く、ササやヨシなどの草丈も高く、魚を釣るのも、釣った魚の撮影するにも、かなり苦労した。
































こんなストレスフルなイヤな釣りは初めてであった。

ここはまさにアメマス川であり、こんな環境に棲むオショロコマはこれまで見たことはない。

小型アメマスを釣ってはリリースを続けながらオショロコマ発見の可能性がどんどん薄くなってゆく気がして完全に嫌気がさしてきた。

         この項、続く。


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

根室半島に幻のオショロコマを求めて その壱

2016-08-07 22:48:21 | スポーツなど
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


根室半島に幻のオショロコマを求めて その壱


私の知る限りでは根室半島において、これまでのところオショロコマはまったくの未記録である(もし私が知らない記録などあればご教示下さい)。

これまで根室半島と考えてきたオワッタラウシ川のオショロコマの記録があるが、地図をよくみると根室半島の付け根とは言えるが根室半島そのものと考えてよいのかどうか迷ってしまうのだ。

実際に現地へいってみると自然環境は温根沼と落石岬をむすぶラインを境に大きくガラリと変化する。

自然環境を中心に考えればこのラインより西に半島状に突出した部分を、今回、まさに根室半島と考えたのである。



2011-6-10(金) 曇り 根室は霧 小雨 霧 寒い

長年の懸案であった根室半島のオショロコマ調査に妻と二人で朝9時に北見市を出発。

美幌峠は濃い霧で雨。峠を下ると曇り。

弟子屈で左折、虹別方面へ向かう。

虹別から中標津、別海を抜け根室半島へ至る。

褐色モール温泉の別海保養センターはかって、このあたりで釣りをしたとき、よく泊まったが、何とかホテルと名前が変わっていた。

このコースは本当に久しぶりのドライブだ。

春国岱を越え、温根沼にかかる大きな橋をわたり、ここから根室半島に入って行く。

やがて根室市内に入り今日の宿泊予定の旅館 二美喜(にみき) を確認、12時30分をまわっていたので丁度目についた回転寿司に入った。

平日のせいか空いていてボックス席。根室産キングサーモンとコマイの卵軍艦、生ホッキがおいしかった。味も良く北見の回転寿司トリトンに勝るとも劣らない。

今日の根室は町中濃い霧で身震いするほど寒い。

何となく納沙布岬方面に走っているうちに濃い霧のなか時々小さな川を渡るが地図と全然合わない。

やがて霧で道を間違い根室半島北部海岸のつもりで南部海岸を走っているのに気づいた。

地図を上下逆さまに見るような格好であったのだ。

南部海岸は完全に開拓し尽くされて自然はほとんどなく、北部海岸沿いにあるいくつかの川が今回のターゲットだ。

歯舞(はぼまい)の町を越えたところで北部海岸への道に入ってしばらく走ると北部海岸線に出た。

そのまま納沙布岬まで走った。

岬には霧のなか観光客のレンタカーがポツンと一台。

あたりは濃い霧でほとんど何も見えず、

人の気配は無くあまりにも寒いので記念撮影をして早々に退散。




根室方面に走ってゆくと急に濃い霧の中にドンキホーテの風車みたいに風力発電の巨大風車が浮かび上がりびっくり。

渡り鳥の多い根室半島にこんなものを造ったら悲惨なバードストライクが頻発するのではなかろうか。

やがてサンコタン川を渡り、まずこの川の上流をあたってみた。


付近一帯は広大な酪農地帯で馬も放牧されていて、私たちを見て威嚇しながら寄ってくるので気持ちが悪い。


サンコタン川は釣り師としてはあまり気乗りがしない本当に小規模な渓流で浅くて水は笹濁り。

たまりには小型アメマス、小型ヤマベがとても多いが、いくらさぐってもオショロコマはいなかった。







ここの小型アメマスは腹部がオレンジ。尾ビレの上下の鮮やかな朱色が印象的だ。
















一帯は放牧地ながらも種々雑多な普段みかけない珍奇ないわゆる高山植物が多く、植物好きな人なら喜びそうな環境だ。

濃い霧がたちこめやたら寒く、視界は100m程度。





次のオンネップ川は、小規模なうえに上流へいたる道がなかったのでパス。
  

    この項、続く。




にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山岳渓流のオショロコマ♀を撮影

2016-06-16 23:28:54 | スポーツなど
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


山岳渓流のオショロコマ♀を撮影

20XX-9-23 曇り のち雨 のち曇り 寒い 寒い 

K川水系支流源流域。

このあたりは平野部の渓流と異なり勾配のある急流で大きなたまりは少ない。

渓流魚は瀬の中の岩陰などに単独〜数匹規模で潜む。

本日の主目的のオショロコマをせっせと釣って撮影してはリリースした。

ここのオショロコマたちは、まだ産卵体制ではない。


一般的にオショロコマの群は♀が多いのだが、今日釣れてくるのは何故か♂が多く♀が少ない。

成魚では♂♀の区別は比較的容易だが若い個体では鑑別に自信がなくなってくる個体が散見される。

この日撮影できたオショロコマのうち、きっと♀とおもわれる個体をまず提示してみた。







オショロコマの雄雌の鑑別は一般的に容易で一瞥して雄だ雌だと区別している。それでは確実な違いは何かと言われると実は鑑別ポイントはそんなに多くない。一般に♀は頭部が♂に較べてやや小さく丸みがあり、成熟しても♂のように鼻先が伸びることはない。♀の腹部の着色は一般に淡く、ときには腹部が純白となる。しかし最終的には腹を割いて、卵巣や精巣を確認しなければわからない場合もあるだろう。


































ここの渓流では各個体の特徴が一定の斑紋・色調に収束することなく様々であり、水域全体の個体数はさほど多いとは思われないものの、遺伝子の多様性は比較的よく保たれているようだ。





             次項へ続く。





にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第41回北海道ミニバスケットボール大会入賞

2016-06-14 23:33:37 | スポーツなど
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村


第41回北海道ミニバスケットボール大会入賞



2016-1-9(土) 

この日、札幌で第41回北海道ミニバスケットボール大会女子決勝トーナメントが行われた。

我が家の長女君と次女君と三女君はみんな小学校のバスケットクラブに入って毎週猛特訓にはげんできた。

この日、彼女らの所属する北見西チームは北海道各地の強豪相手に善戦し、なんと全道三位の快挙に輝いた。


というより残念、悔しながら力及ばず三位になった。


とはいっても、スポーツ関係ぜんぜん駄目の我が家の家系では驚くべき出来事でした。


バスケのクラブ活動の輪を通して友人関係やママ友同士の交流も盛ん。

だんだんジジツーはじめ私たちの出番が減ってきたが子供たちはやはり元気が一番。




にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

圧倒的おいしさ、焼きサンマ大根下ろしユズポンたっぷりかけ

2016-06-12 16:00:49 | スポーツなど
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村

圧倒的おいしさ、焼きサンマ大根下ろしユズポンたっぷりかけ。

サンマの焼き魚はおいしい。

しかし目をむくほどおいしいといったものではない。

最近、料理などにかけるユズポン系のものが流行ってきて進化する一方だ。 



かみさんが数年前から始めた焼きサンマ大根下ろしユズポンたっぷりかけ はおいしいことこの上ない。


コツは大根下ろしは大量に、サンマが焼き上がる直前にすり下ろすこと、きざみネギなど薬味をたっぷり、ユズポンはドバドバとたっぷりかける。



圧倒的おいしさに涙を流す人もいるといったおすすめ料理です。









にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2016年、母の日にはどうするか、ある母の日

2016-05-10 20:23:37 | スポーツなど
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

2016年、母の日にはどうするか、ある母の日


          


2016-5-8(日) 曇り のち晴れ 強風

午前中、私は源流へ産卵遡上中のデカニジマス狙って釣りへいきたかったのだが、妻がデカニジマス釣りはもう飽きたと乗ってこないので結局、自家菜園のジャガイモ植え付け作業をした。

孫二人がシャボン玉遊びをしているので、今夜は母の日パーティやろうかと話した。

午前 11;30 妻とイトーヨーカドーで手巻き寿司と生ちらし弁当、イチゴ2パック、大福6個など買って、車ですぐの 91歳の私の母の家へいった。

母の日のプレゼントとして膝のサポーターも買った。

91歳にもなるともう物欲がまったくなくなり母の日に何か欲しい物はないかと聞いても何もないと答える。

特に母の日のカーネーションなど花類は 完全 reject.

数年前から外食は嫌い。温泉も嫌い。足腰弱ったので外出も出来るだけしたくない。

家で国会中継、大相撲、プロ野球中継を見るのが大好きといった状況になった。

以前はお茶関係の物欲にはものすごいものがあり、さらに各種茶花を100坪の花畑にびっしり多数栽培、外出、外食、温泉大好きだったのだが、この5-6年そんなのにはまったく興味が無くなってしまった。




母は長らくイチゴを食べていないと話していたので買っていった。




毎日、抹茶を飲んでいるので茶菓子に大福を買った。大福も長らく食べていないとのこと。



このように、この数年、私の母に対する母の日プレゼントはスーパーでお弁当を買って行き一緒に昼食をすることになっている。

それが最も嬉しいらしい。






楽しい食事のあと大福で抹茶。











丁度開花中のシンピジウム、砂漠のバラ、オキナグサを撮影。91歳になっても種々の草花を育てて楽しんでいる。





そのあと車ですぐ近くの野付牛公園のサクラを見に行って、母の日プレゼントは無事終了となった。 



結局、高齢になると母の日に物を送られておしまいというのではなく実際に子供たちがゆくことのほうがはるかに嬉しいのだと思う。




午後7時から恒例の 母の日パーティ。



孫たちはいつもお世話になっている母とその母にお礼を述べているところ。


何故か期限切れ寸前のまりもヨウカンがみつかったので出てきた。



我が家のパーティ定番の手巻き寿司とケーキ。 



食後は孫たちが電子ピアノでイントロをひいて、曲名あてゲームをやった。









せっかく当てても今日は景品無しだと。



孫たちはお笑い番組が大好き。





一緒にテレビを見たり、子供たちと大いにじゃれた。しかし、もう体力的には孫たちに勝てない。



 

三女君がリンゴ病のようで両ほっぺた赤くなり、ひどくかゆがっているので子供用アレグラを飲ませてレスタミン軟膏をつけた。







2016年、妻への母の日プレゼントとして長女からおいしそうなケーキ。








長男から母の日ケーキとカーネーションなど花。






末娘から花の壁掛け。




まだまだ、物を送ってもらって嬉しい年頃です。どうもありがとうございます。




にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

健康寿命

2016-05-04 15:21:51 | スポーツなど
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



2016年、健康寿命。


この孫の健康寿命は、今のところはかり知ることもできない。

病気などのために、普通の健康な生活が送れずただ生きているというだけでは長生きしてもつまらないという人がいると思います。

平均寿命に対して健康寿命という概念があります。

実際、元気で長生きというのが多く人々の願いだとおもいます。

その健康寿命は2016年現在、日本では男性約71歳、女性が約74歳くらいまでといわれます。

日本人平均寿命は男性約80歳、女性約86歳です。

つまり多くの日本人は晩年9~12年ほどは生活がかなり制限され他人の世話になりながら、なんとか生きるといった状態で過ごすことになっているようです。

今日、たまたま北海道新聞で健康寿命の記事を読むまでは、そんなことは考えたこともなく、老健施設や介護の問題など完全に他人事と思って暮らしてきた。 

さて、自分自身のことにあてはめてみると、ドッキリ、衝撃を感じます。

これまでと同じように渓流釣りに出かけたり、蝶を追って山野をかけめぐることができる期間は、もうほとんどありません。

ああ、おお、ぐぇっ という叫びがでるほど、限りなくゼロです。

このブログも、恐らくそう長くは続けられない。

平均値的に言うと、まさにそのようなことになってしまうのです。





私たちはもうこんなに羽ね飛んだり、転がったりはできません。


なんとか健康寿命をのばそうと導入したランニングマシーンは孫たちのオモチャにされてしまった。


救いはこういった話にはかなり個人差があるということでしょうか。

近年、とても身近なところにいた知人、友人、先輩が恐ろしいほどたくさんバタバタと病気で倒れたり亡くなったりしています。

次々と戦友が倒れてゆく、確実な負けがきまっている戦争みたいなものです。

毎年、亡くなってゆく知人の数は増え続けて、明日は我が身といった感じは日ごと強まる一方です。

しかし、中には私の母のように90歳すぎてもいまだ悠々一人暮らしを満喫している人もいます。

この母にあやかることが出来れば私の健康寿命は、もう少しあるかも知れない。

ただ、今やとてもたくさんいた母の知人、友人、弟子(母はお茶の師匠をやっていた)、先輩その他は全滅、生き残っているのは正に母だけです。

一応、私は、不摂生をきわめていた10年前と比べると飲酒もほとんどひかえ、体重も10kg落とし、検診は欠かさず、食事にはできるだけ気をつかっているつもりですが、どうしても完璧とは言えない。

少し気を許せば、バレンタインにいただいた義理チョコを食べ過ぎて、こんな年になっても、どばっと鼻血を出したりしているあさましい自分がいます。

万歩計をつけたりランニングマシーンを始めても10日ももたないで頓挫。

とはいっても、正直なところ妻も私もジジツーも最大の関心事、心の中での優先順位は今や自分の健康状態が第1位といっても過言ではありません。

その次に家族や愛犬クッキーや友人や職場やと続いてかなり後のほうにオショロコマやニジマス問題や蝶や日本や世界の将来 etc....が位置しているの気がつきます。

健康寿命のことから脱線して、なんだか話がそれはじめてきたので、この辺でおしまい。

放流ニジマスのために 在来種オショロコマが危機に陥ろうとしている、なんとかしなければといった思い etc... も健康寿命の前にはかすんでしまうことは否定できません。


2016-5-2 この日早春の野生化デカニジマス、アメマスをかなり釣った。こんなことが可能な健康寿命はあとどのくらいあるのだろうか???.





にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風の大増水を利用、源流の産卵場所へサクラマス軍団遡上。

2016-03-06 19:57:42 | スポーツなど
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


台風の大増水を利用、源流の産卵場所へサクラマス軍団遡上。

20XX-9-11 (日)  曇り

午前10時、北見市を出発。今日は近場ながらこれまで未調査であった湧別川水系 I KT 川の支流 URS川上流へオショロコマ探しにいった。 

最近の大雨続きで川はかなり増水した名残が生々しい。












川の水は未だに澄み切っておらずに笹濁りの状態だ。

これでも先般の台風12号の大増水が、かなり治まってきたところだと思う。 



最初の巨大砂防ダム下では ちびヤマベ2匹を釣り、大きなサクラマス 2匹目撃。 








その上、すぐにもう一基の砂防ダムがあり。これら2基のダムには それぞれ魚道が設置されている。

しかしダムの魚道には今日、水がほとんどなく、魚道の役割はまったく果たしていない。







ダムの上流へ林道を進んでゆくとやはり大増水後の荒れ川が続き、どこも魚信なし。








しかし、思いがけない光景に出会った。


かなり上流域になって、ところどころよさそうなあたりで川に降りてみて驚いた。






まったく予想していなかった光景であった。おびただしい数のサクラマス(30~40cm の小型個体群 )雌雄が、こんな上流域にまで遡上して盛んに産卵行動中であった。

産卵行動後、衰弱しきって瀕死でただよっている一匹を撮影した。 





オショロコマは釣れず、ちびヤマベが時々かかる。







さきほどここの下流にある巨大ダムの魚道に今日ほとんど水がなかった。

そのため、この魚道は実際には機能していないのではないかと考えたのは完全に、あさはかな思いこみ、私の誤りであった。

こんなに沢山のサクラマスは きっと先日の台風12号の集中豪雨で大増水した一瞬のチャンスに、水が満たされた魚道を登って一気に源流域に到達したのだと思われた。

台風が去り大増水した川の水位が下がり魚道の水も引いて、今日のところは水無し魚道になっていたのだと知った。

このように北海道のサクラマスはまず雪解け時の大増水を利用して海から川へと侵入、夏場を川で過ごしたのち、秋、台風の大増水を利用して一気に源流域の産卵場へと遡上し産卵行動を行ったのち斃死するとされる。

魚道も単にサケマスの遡上のみを考慮しているのなら、遡上時期のほんの一瞬だけ台風の大増水等で機能すれば良いことになる。

一方、ギンケヤマベが海へ下る5-6月や、サケの稚魚が海へ下る時期に運良く魚道が機能しているかどうかといった大きな問題が残るが、この点についてはみなさん目をつむっているのが現状ではあるまいか。

サケマスと異なり産卵後斃死せずに海へくだるウミアメマスに依存するアメマス個体群や、オショロコマにとっては時に個体群存続の危機をまねきかねない可能性があることについても完全に目をつむっていると思われる。  

       この項、続く。




にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする