

流氷の知床でオショロコマ調査

20XX-3-24 (土) 晴れ
この日、かみさんとF 氏との3人で知床ウトロ方面に朝9時出発。
流氷の時期、知床ではオショロコマはどうしているのだろう。
峰浜付近から海岸沿いに走るので美しい流氷が見られた。


居残り流氷で、空の蒼、海の青、真っ白い流氷が絵のようにきれいで、ウトロまであちこちで車を止めて撮影した。
しかし、渓流はほとんど雪や氷で、川面が開いているところが少なく、まったく釣りにはならない。
懸案の三段の滝の一番下の滝壺を F 氏が釣ってみたが魚信無し。




車道はなんとか岩尾別川まで除雪してあり川まで降りて釣り登ったがやはり魚はいなかった。


鹿の群があちこちにみられた。
ヒグマはまだ出ていないようで足跡もなかった。


このヒグマは、この日から約一か月後、岩尾別川の近くで遭遇しました。幸い、こちらは車の中でした。私の車のまわりを回ってボンネットのあたりをなめてから森のなかへ消えました。
知床特有の人や車を恐れない新世代クマですが、やはり要注意です。
この日は冬場のせいか川の水量も少ない。おそらくカラフトマスと思われる稚魚の群がいた。疲れた。
岩尾別川河口へ行こうと思ったが関係者以外立入禁止になっていた。
岩尾別川下流にはこんな看板があった。

ウトロ町中のバスセンターのところのペレケ川は秋口にシンコヤマベが多かったが本日は魚信無し。
FN 川上流の鹿ゲート橋から深い雪のなか、雪をこいで川におり F 氏が釣ってみたが魚信なし。川面はほとんど雪に覆われている。





流氷時期の知床の渓流は手強すぎた。

この日は ウトロの温泉旅館M 荘に止まったが、知床にしてはとても質素な夕食でした。これで十分です。


翌朝の朝食も知床第一ホテルのバイキングとは違って質素なものでしたが これで十分です。


結局、オショロコマを見ることなく北見にもどったのでした。
2019-1-26 (土) 本日 オホーツク斜里の沿岸に流氷が着氷しました。

