絶滅危惧種VUオショロコマとかわいい孫君の将来
2018-9-17 (月) 曇り 敬老の日で休み。
あまり遠くないオショロコマ生息渓流で幼児でも多少は釣れるところは ? と考えて 湧別川水系支流の最源流域にあるポイントへいってみることにした。
水系を変え、一走り。
川の水量は丁度よいがウェーダーもない子供が入って行くのはきつそうだ。
さらに上流を目指すが上流で林道をふさぐ倒木があり、本命の場所へ行くのは断念し引き返した。
少し前の強風大嵐で倒木がでているようです。これが怖いのでふつう天候悪化時には山奥の林道へは入りません。
ポイントを捜しながら釣り下る。
この日、最後に入ったポイントは流れもゆるやかで、多少のオショロコマがたまっていた。
秋の産卵に向けてか、夏の水温上昇を嫌ってか、この時期オショロコマたちは三々五々源流をめざし遡上をはじめる。
かみさんがポイントへ振り込むと同時に孫長男君へ竿をわたす。
この時期は、オショロコマの活性は依然としてまだ高く、よく釣れた。
彼は、最終的に12匹のオショロコマを釣って大興奮、もっと釣りたいとごねるのを説得して釣りを終了しました。
釣り場のすぐ近くにヒグマの糞を発見したからです。
釣らせていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。
ここは川幅が狭く勾配が急で浅く、秋に遡上するサクラマスをヒグマが捕獲する場所、漁場みたいなところです。 ここでヒグマに会ったことがあります。
それで帰宅することになったが長男君は ほどなく車のなかで爆睡状態になっています。
低水温を好むオショロコマは北海道各地の自然度の高い渓流の最上流域にピンポイントで生き残っているが、たとえば地球温暖化で水温上昇があれば、最源流域に避難するしかない。
さらに水温があがればそれ以上の逃げ道はなくオショロコマは絶滅する。
全道的に激減しているという単純な理由のみならず、地球温暖化により渓流魚として最初に消えてゆく可能性があることが絶滅危惧種VU とされる所以です。
それ以前に、今現在は、放流ニジマスのため絶滅ないし激減している水域は多い。
かわいい孫君の寝顔を見ながら、彼が大人になって私たちがこの世から消えたころ、はたして 絶滅危惧種 VU オショロコマは、いまだこの世に健在なのであろうか? とふと思った。
オショロコマやオショロコマの森が消えてしまうような将来を想像すると、そんな世界では孫君たちもそうとう頑張る必要がありそうです。
帰宅後 サヤインゲン大ざる3つ トマト 大量に収穫。
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