オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

絶滅危惧種VUオショロコマとかわいい孫君の将来

2020-05-31 11:47:04 | 北見市の出来事


絶滅危惧種VUオショロコマとかわいい孫君の将来


2018-9-17 (月)  曇り    敬老の日で休み。


あまり遠くないオショロコマ生息渓流で幼児でも多少は釣れるところは ? と考えて 湧別川水系支流の最源流域にあるポイントへいってみることにした。



水系を変え、一走り。




川の水量は丁度よいがウェーダーもない子供が入って行くのはきつそうだ。
















さらに上流を目指すが上流で林道をふさぐ倒木があり、本命の場所へ行くのは断念し引き返した。










少し前の強風大嵐で倒木がでているようです。これが怖いのでふつう天候悪化時には山奥の林道へは入りません。





ポイントを捜しながら釣り下る。











この日、最後に入ったポイントは流れもゆるやかで、多少のオショロコマがたまっていた。




秋の産卵に向けてか、夏の水温上昇を嫌ってか、この時期オショロコマたちは三々五々源流をめざし遡上をはじめる。





かみさんがポイントへ振り込むと同時に孫長男君へ竿をわたす。





この時期は、オショロコマの活性は依然としてまだ高く、よく釣れた。


























































彼は、最終的に12匹のオショロコマを釣って大興奮、もっと釣りたいとごねるのを説得して釣りを終了しました。





釣り場のすぐ近くにヒグマの糞を発見したからです。





釣らせていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。







ここは川幅が狭く勾配が急で浅く、秋に遡上するサクラマスをヒグマが捕獲する場所、漁場みたいなところです。 ここでヒグマに会ったことがあります。






それで帰宅することになったが長男君は ほどなく車のなかで爆睡状態になっています。






低水温を好むオショロコマは北海道各地の自然度の高い渓流の最上流域にピンポイントで生き残っているが、たとえば地球温暖化で水温上昇があれば、最源流域に避難するしかない。





さらに水温があがればそれ以上の逃げ道はなくオショロコマは絶滅する。




全道的に激減しているという単純な理由のみならず、地球温暖化により渓流魚として最初に消えてゆく可能性があることが絶滅危惧種VU とされる所以です。




それ以前に、今現在は、放流ニジマスのため絶滅ないし激減している水域は多い。




かわいい孫君の寝顔を見ながら、彼が大人になって私たちがこの世から消えたころ、はたして 絶滅危惧種 VU オショロコマは、いまだこの世に健在なのであろうか? とふと思った。





オショロコマやオショロコマの森が消えてしまうような将来を想像すると、そんな世界では孫君たちもそうとう頑張る必要がありそうです。






帰宅後 サヤインゲン大ざる3つ トマト 大量に収穫。


    





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アメマスの美しくなる頃

2020-05-29 10:21:09 | 北見市の出来事
アメマスの美しくなる頃


   
  


2018-9-17 (月)  曇り    敬老の日で休み。




朝早く長男君が私をおこしにきた。 



姉たちはバスケの試合などで外出。三女君はお友達のところへ遊びにいった。



要するに、彼はなんとなくあまされて一人家に残されてしまい、この際じいじと遊ぶしかない。今日は釣りに連れていってほしいと言う。



かわいい孫君にせがまれては行かないわけにはゆかない。しかし、この接待釣り、子供にも比較的安全で楽に釣れるところというと釣り場の選定には特に注意が必要だ。




普段、私が入る水域は、安全とはほど遠い。




毎年、ヒグマを目撃するが、この時期アメマスがほどほどに釣れる近場の渓流へかみさんと長男君と三人で出かけることになった。




昼食にコンビニで長男君はいつものざるソバ、私たちはおにぎりを買って出発。




まず北見市郊外のPM川へ向かった。 






7月1日のヤマベ解禁以来、ヤマベ釣り師が入っておおかたのヤマベは釣りきられている。




旬のヤマベの時期は終わったので、この1か月ほどはヤマベ釣り師たちは入っていないだろう。




そうすると、多少の魚たち、特にアメマスがたまっている可能性が高い。





いつもは超すばやいヤマベにエサを先取りされているアメマスが、ヤマベが釣りきられることで、いまやたらふくエサをとれる時期だ。





そのため、この渓流のアメマスはこの時期とても良く肥えて、お肌もみずみずしくきれい、最も美しくみえる。




















振り込みがそうとう難しそうなポイントは私が振り込んでから、すぐ釣り竿を長男君に手渡し、あげたら魚が付いていたといった感じの釣りだが、長男君は興奮の極地になっている。









長男君はきれいなちびアメマス2匹を釣ったが、その後40cmはあろうかというデカアメマスがかかった。





けっこうなパワーに負けそうになったが何とか引き寄せたものの岸辺の草の茎に道糸を引っかけ、ばたついているうちに針がはずれ逃げられた。



残念。

 



さらに、その下流のたまりで、さらにぶんぶんのアメマス3匹を釣った。













デカアメマスには逃げられたがとても、状態のよい美しいアメマスばかりで長男君は満足そう。





釣り上げたアメマスたちは、数匹の呑まれた個体は糸切りリリースするなどして、全てもとの場所にリリースしました。





ところが、長男君はアメマスだけでは物足らず、今度はオショロコマを釣りたいと言い始めた。





 さて、オショロコマを釣るには、さらに別の水系に一走りしなければならない。



大好きな ソバの昼食のあと オショロコマの渓流へ移動してみる。 今日はオショロコマはいるだろうか。


      


    この項、続く。




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>温根湯ツツジ祭りと北の大地の水族館

2020-05-26 21:41:05 | 北見市の出来事・行事など
温根湯ツツジ祭りと北の大地の水族館


20XX-5-6 (月)  晴れ  夜半から雨




10;30 孫長男君、 孫三女君、かみさん、私の4名で毎年恒例の温根湯ツツジ祭りに行った。



まず、ツツジ山に登って 花のトンネルなどで写真を撮った。 




毎年、この時期になるとオホーツクの山地に自生するエゾムラサキツツジが満開になる。






おそらく世界一と思われるエゾムラサキツツジが広い山の斜面を埋め尽くす光景は圧巻です。


















ツツジ山のふもとでは食べ物の店など並んで、種々のアトラクションもあります。














けっこうな人出でみなさん焼き肉をやっている。 








下山して さっそく ツツジ祭り名物の ジンギスカンを食べた。










4人で3人前頼んだが子供たちあまり食べず、おいしいので私が全部食べさせてもらった。





ジンギスカンのあとはアイス。






北見市は焼き肉の街として全国的に有名。 焼き肉の歌を歌うご当地アイドル。






地元学生の踊りや太鼓のショー。








そのほか 色々とアトラクションがあった。









北の大地の水族館




続いて 北の大地の水族館へゆき イトウや 子供たちとお魚の写真を撮ったりした。






入り口にあるオショロコマの群泳する滝壺水槽。








ガラスフィッシュ。






ヤチウグイがいました。 ぼく、この魚はチミケップでたくさん釣ったよ。





降海型ヤマベ。



河川残留型サクラマス(いわゆるヤマベ)






オオウナギにホッペタをすりすりしてもらっているところ。









これはホッケ。ホッケの開きの焼き魚はとてもおいしいのです。






レッドアロワナ。






大きなアマゾンのピラルクーはイトウに次いで人気者。









今年は変なお魚、ヒレ長フグがいました。愛嬌たっぷり。
















やはり一番人気はイトウの群泳する大水槽。





















今年は朱鞠内漁協からの借り物の婚姻色で赤くなったイトウは一匹しかおらず赤色も昨年ほど鮮やかではなかった。











帰宅して F氏宅へいって ワゴン車セレナ 軽自動車ライフ 私のフォレスターのタイヤ交換をしてもらった。









この時期、我が家の庭ではチューリップが見頃です。エゾムラサキツツジも咲いています。






ここにお示しした写真は、まだ北海道に新型コロナウィルスが来る前、2019年度のものです。残念ながら2020年度の温根湯ツツジ祭りは新型コロナウィルス蔓延のため中止になってしまいました。






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美幌川は、やはりアメマス川。

2020-05-22 09:28:15 | 渓流魚、蝶、自然
美幌川は、やはりアメマス川。



2019-7-12 (金)  晴れ のち曇り のち雨

      


美幌川水系のほとんどの支流をさぐってどのような魚が釣れるのかをしらべてきた。




美幌川水系では、なぜか下流域にサケ・マスが好んで産卵する水域があって最源流域までは登ってこない。





源流近くでは、小型アメマスがとても多く、これらがエッグイーターになるのを嫌っているのだろうか。


   


一部の源流域にはウチダザリガニ、ニジマス、放流ヤマベ(♀もいる)がみられるが、主力選手はエゾイワナ化した小型アメマスたちだと思う。





尺以上のアメマスは稀。





シンコヤマベは多いが二年魚、三年魚は少ない。






オショロコマは、これまでのところ発見出来ないでいる。






美幌川が国道を横切るところから下流域は地図上では一見渓相が良さそうだが、源流大好きの私はなんとなく入渓がおっくうであった。




この日、意を決してそこへ入ってみた。







美幌峠下の小径を入ってしばらく走りその美幌川下流域を見たが、思い描いてきたような良い流れではなくほとんどたまりのないダラダラ川であった。







小型アメマスばかりが多く、すぐ川を上がった。












引き続き大型アメマスをさがして本流のたまりを数カ所さぐったが小型〜中型アメマスばかりでブドウムシの空き箱や釣り針の紙ケースなども落ちていて、けっこう釣り人が入っている模様。

















この付近も小型アメマスは多いものの良型アメマスは稀でヤマベはいなかった。













別の渓流でキープした良型ヤマベを川でさばいて 4:30 武装解除。帰路につく。 





最近の美幌川はウチダザリガニとニジマス汚染がみられるごく一部の水域をのぞけば、まさにエゾイワナ化した小型アメマスが繁栄している川だとつくづく思う。










北見にもどってきました。もうすぐ家です。


   








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オホーツク、旬のおいしいヤマベ塩麹焼き。

2020-05-20 00:39:04 | 渓流魚、蝶、自然
オホーツク、旬のおいしいヤマベ塩麹焼き。


   

201X-7-22 (金) 晴れ 28度C



この日、近郊のいくつかの渓流をさぐったが、この時期のオホーツクの特徴で、針にもかからない小型シンコヤマベばかりが多く、針に勝手にひっかかってスレで釣れてくるしまつ。




シンコヤマベ





とても釣りにならないので、ヤマベ2年魚の多いUSM川へ一走りした。









ここは針にもかからないエサ取り名人シンコヤマベは比較的少なくまれに三年魚もかかる。















この渓流はうっそうとした平地の二次林の中を流れ草木が茂って振り込みにくい上に秋の増水時に流れてきた流木がかなり残っていて釣りにくい。

































はじめは二年魚がよく釣れたが、二年魚を釣りきるとたちまちシンコヤマベが群れてエサをむしり取られるばかりで釣りにならない。





夫婦で食べる程度の旬のヤマベが釣れたので、ヤマベ釣りは終了とした。






この日の釣り果。






夕食は旬のおいしいヤマベの塩焼きにしたが、その前にしばらく塩麹に漬けておいてから焼くとさらにこくがでて数倍おいしい焼き魚になる。








塩麹。









最近は塩麹焼きにはまってしまい、ニジマスも塩麹焼きにすることが多くなりました。






塩麹焼きの常でやや焦げ目がつきやすいが、おいしい焼き魚定食となりました。






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源流に生き残るオショロコマとフクドジョウ

2020-05-17 19:42:18 | 渓流魚、蝶、自然
源流に生き残るオショロコマとフクドジョウ





201X-7-22 (金) 晴れ 28度C



この日、夕食用のヤマベを釣ったあとに、さらに上流域に棲息しているオショロコマを見にいった。



おびただしい倒木や流木がじゃまで、とても釣りにくい川である。




オショロコマは滅法すばしこいヤマベとの共存を嫌い、さらに上流域から源流域にかけての水域に生息し生態的に棲み分けているかに見える。




実際、電光石火の素早さはヤマベのほうがオショロコマを圧倒している。




この時期の常で何故かオショロコマの♀が多く♂は少ない。











































  

この渓流独特の小型のオショロコマ2♂♂8♀♀を釣って撮影した。




とても狭い範囲に生き残っている小規模な個体群だが今年も大きな変動はなく、増えもしないが減りもせずなんとか健在のようだ。





しかし、これまでの例で見る限り、ニジマスの侵入があれば、おそらく数年で消えると思う。





たまりにいたオショロコマを釣っていると、思いがけず、珍しいフクドジョウが釣れてきた。











尾びれの付近にいわゆるスレみたいな格好で針かかりしていました。





私が子供の頃は種々のサイズのフクドジョウはハナカジカとともに無尽蔵にいたが、これら底魚は近年激減、よほどの山奥で自然が残っているところにしか見られなくなった。





すなわち 絶滅危惧種VU オショロコマより遙かに個体数が減っている魚である。





この日も撮影させていただいたオショロコマとフクドジョウは丁寧にもとの場所にリリースしました。






午後4時 武装解除して帰路につく。





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最奥の源流域に素晴らしいオショロコマの森

2020-05-14 00:15:16 | ダムに守られたオショロコマ
最奥の源流域に素晴らしいオショロコマの森







201X-7-15  (金)  曇り 19度C 



この渓流は、オショロコマが棲んでいることはわかっていたが、個体数がとても少ない。



しかし、これまで源流域は未調査だった。




林道の状態が全般的にあまり良くないがゆえになかなか源流域に釣りにはいるのがおっくうであったのだ。




下流域に大きな魚止め砂防ダムがあり、ニジマスの侵入からは守られているのに何故かオショロコマが少ない。




ある7月中旬の午後、意を決してこの渓流に沿った林道をどこまでもどこまでも入ってみた。





あまり使われていないのか、林道は各所で密生する草木、灌木で廃道になりかけていたが、そこを強引に突破するとまた状態の良い林道になったりを繰り返す。





貧弱であった二次林の風景がいつのまにか原生林となり、やがてあたりは原始の自然そのもの、まさに理想的なオショロコマの森になっていた。










林道の終わりに近くなり、渓流に降りてみたが、オショロコマの個体数がとても多くなっているのに気づいた。






































自然が豊かで川岸・川底環境はすばらしく木々や植物が適度に川面を覆って落下昆虫は豊富と思われオショロコマの栄養状態はとても良い。





























原始の森の保水力は限りないようで、大雨でも氾濫することがない渓流の岩は美しく緑に苔むしてこの水域の状態がとても安定していることがうかがえる。








オショロコマの生息密度が高く若魚〜成魚までの構成パターンも理想的であった。

















ここのオショロコマの基本的な外観は淡い灰色系の色調が多く、♂腹部は黄色く、赤点紋理は小さくオレンジ系色調で鮮やかさのない独特の個体群だ。




































深い森の中には、丁度多数のオオウバユリが満開でした。高さが2m ほどにもなる大きな見事な植物です。オオウバユリは多年草で発芽から花が咲くまでに6-8年もかかるといい、このオオウバユリは小学生と同じくらいの年齢でしょうか。アイヌの人たちは、この鱗茎から澱粉をつくり種々の料理に使用していました。








2020年現在は4年前の台風時の大増水でコンクリート橋が橋脚もろとも破壊され、林道も各所で完全に崩壊してしまいこのオショロコマ棲息域に到達するのは不可能になってしまいました。






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コロナの日々 その13。 孫たちの畑おこし。

2020-05-11 02:11:54 | 北見市の出来事
コロナの日々 その13。 孫たちの畑おこし。


毎年、4面ほどある我が家の家庭菜園の畑おこしを私が1週間ほどかけてやってきました。


寄る年波には勝てず、最近はちょっと重荷になってきましたが歯を食いしばってやってきました。


今年は、とうとう耕耘機を買おうかと本気で考え始めていたところでした。


孫たちも大きくなってきたので、もしかしたら、と思って、玄関掃除終了後に切り出してみたのです。




みんな。畑おこしのアルバイトやってみないか。




意外なことに、孫たちは目を輝かせて。 やるヤルやるーっと快諾。



それではやらせてみようとお願いすることにしたのだった。



しかし剣先スコップやレーキが足りない。さっそくこれらを買いに車で5分のホーマックへ行くと、けっこうな人出で驚いた。



みなさん、不要不急の外出自粛ということで考えることは同じ。家庭菜園の春の準備をやろうかという人たちがとても多いことがわかります。





やらせてみたら、あまりのパワーに驚いた。雑草取りから始まって4面の家庭菜園のうちたちまち大きい方の2面の畑おこしを2時間ほどで終了したのだった。
















体重の少ない下二人の孫たちも、地面に突き刺した剣先スコップに思い切り飛び乗って体重をかけ、スコップを深く差し込みえいやっと畑を起こす荒技でたちまち畑おこしを終わらせたのでした。


















まったく疲れをみせない孫たちに感激。しかしあまり無理はさせられないので今日はこれまでとした。




どう、疲れた?。  ぜんぜん。ちょっと腰痛いけど。 頼もしい。








USAの悲惨。



アメリカ(USA)では、日本など比較にならないほどに新型コロナウィルス感染が急速にひろまり 2020-4-3 に 216722名であった感染者数が 1か月もたたない 2020-4-28 には 100万人を越え 死者数は 58355人に激増してしまいました。






日本でこんな恐ろしいことが起こったら今の日本人のやわやわメンタルは持ちません。年中世界のどこかで戦争をしてきて、戦には犠牲がつきものというUSA気質はすごい。







コロナよりも仕事。こんなデモは今の日本ではありえないかも。








ことあるごとに PCR検査総数が少なすぎると世界中から指さされる日本では 感染者数15000人程度、死者総数も500人台に押さえられており、この現状は世界各国が唯一PCR総数が少ないからと日本を批判しようがしまいが 圧倒的に日本はすごい と賞賛されるべきものです。


2020-5-1.




PCR総数が多い少ないなどの批判は、前述のごとく、100万人あたりの死亡者総数を比較すれば 単なる 他国のやっかみひがみに過ぎないことは明らかです。




死ぬことが無ければ不顕性感染や軽症例が圧倒的に多いこの感染症に対して、皆さん、これほど恐ろしがることは無い。




だから、この伝染病に対する対策とその結果の本質的な評価は、本来、死者数で勝負すべきです。




この点にに関して、いわゆる学者さんも行政もマスコミも何ら言及がないのは全く理解に苦しむ。


先進諸国内では日本はまさに最高に最高、実によくやっていると 私は思います。


2020-5-1.






日本と異なり 先年、SARS の恐怖にさらされた既往のある諸外国では、すでにそのときの苦い経験から PCR検査体制が整っていたというだけのことに過ぎません。






ただ油断はできません。 PCR というやたらかったるい検査法をうわまわる簡便確実な迅速検査法の完成、さらに 有効なワクチンが完成し、ある程度有効な治療法が確立されるまでは 感染者数減少→規制をゆるめる→また感染者急増→再度の緊急事態宣言 といったことが繰り返されると思います。 




ニューヨークのデータからは、今のところ集団免疫効果はさほど期待できないように思われます。





いくらこのウィルスに感染しないように細心の注意をしていても人間社会の営みにかかわる限り、感染するときは感染してしまう可能性があることは感染経験者らの手記などをみればよくわかります。




新型コロナウィルス感染がインフルエンザ並に対処可能になるまでは、感染可能機会からはできるだけ遠のいて、なんとかこのイヤなウィルスに感染しないようひたすら祈るしかないとおもいます。





長期戦になるのでストレス発散法も大切です。幸い私の趣味は蝶と渓流釣りなので、まったく人間のいないところへ出かけることを今後とも今まで同様に頻繁に続けてゆきます。 


少なくともそこで感染する可能性はゼロです。



じーっと自宅にとじこもって.............ということに安易に迎合する気持ちはありません。




それから、もうひとつ。 冬期間のカラカラ乾燥と低温が大好きなコロナウィルス群は、湿度と高温が苦手。



梅雨時の高湿度ではコロナウィルスは一般的に空中に浮遊し続けることができず落下します。 



毎年、コロナウィルス群によるインフルエンザや感冒が夏場に消えてゆく所以です。




新型コロナウィルスにもそれを大いに期待したいところです。



PS アメリカでは2020-5-11 現在 新型コロナ感染者数 131万人 それによる死者数 7万9000人と報告されています。 とどまるところを知りません。







チューリップ畑で、早咲きチューリップが咲き始めました。




エーデルワイス(レブンウスユキソウ)の芽吹き。





   この項、続く。


図表、新聞記事は我が家で購読中の北海道新聞から引用しました。






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コロナの日々 その12. 突然の玄関掃除。

2020-05-10 15:50:26 | 北見市の出来事
コロナの日々 その12. 突然の玄関掃除。


    




このところ北海道では札幌、千歳界隈の病院、医療施設、介護施設など医療関係の新型コロナウィルス感染クラスターがあいついで発生、新型コロナ第2派が猛威を振るっています。

北見市の隣町、遠軽町でも遠軽厚生病院と介護施設のクラスターが出て新規感染者(今日まで14名)の数が増えています。私はこのクラスターのルーツは2か月前の北見でのクラスターのなごりかもしれないと推察しています。





2020-4-27 北海道新聞。



しかし、これらも2020-5-10(日)現在、なんとなく収束の気配がみえます。しかし油断は出来ません。


2020-5-9のデータ。



いっぽう、わが北見市は当初のクラスター収束以来、この2か月は新規新型コロナウィルス感染はゼロが続いています。





韓国的な発想では、北見市では すべてのコロナ関係の規制は当然、解除すべきですが、なぜかそうはいかないようです。











小、中,高の学校閉鎖は、新規新型コロナウィルス感染ゼロ2か月めの北見市の状況にもかかわらず依然続いています。




学校閉鎖による子供たちのストレスは、半端ではありません。



私たちの孫たちも同様です。




とにかく活発な孫たちで、バスケの部活や友達遊びや児童館遊び、水泳、公文、学習塾 etc で、退屈する暇などまったくなかった孫たちが、新型コロナとかのせいで突然、バッサリと何もしなくて良いから家にいなさいということになってしまい、この落差はあまりにも大きい。




ヒマをもてあまして..... などというレベルは遙かに通りこして悲惨きわまる状態、もはや宿題もゲームもテレビもスマホ遊びも全部飽きて、ストレス団子状態です。



ことのはじまりはこの日の朝、孫君たちが我が家の玄関掃除を始めたことでした。






やることがないのでといったら子供たちにあまりにも失礼ですが、暇つぶしに自分たちの玄関を掃除してピッカピカにしたら、相当な快感を味わったとのことで、それじゃあ、いつも泥だらけのじいじの玄関も綺麗にしてあげようと思い立ってやってきたのでした。








やたらとかわいい孫次女君と三女君がわいわいきゃっきゃと騒ぎながら汚い玄関を掃除してくれるのを眺めるだけで、こんなにもありがたい光景に、密かに新型コロナに感謝したくなるような変な感じです。










せっかくきれいにしたのに、畑を歩いたじいじの靴で、また泥だらけになっちゃたよ。







庭のエゾムラサキツツジがきれいに咲いています。







今年は温根湯ツツジ祭りはコロナのせいで中止になりましたが、ふもとからツツジを眺めるのは自由で、早めに出かけてみます。



庭のタッタソウもきれいに咲いています。この花が満開になるとオホーツクでは春の女神エゾヒメギフチョウが羽化しはじめます。さっそくこの蝶を見に行きます。

















さて、玄関掃除は終わったが、まだなんとなく物足りないといった顔つきの孫たちをみているうちに思いつきました。



    この項続く。



夕食はなぜか一年ぶりのトンカツ。 翌日、予想どおりに体重が1kg 増えていました。

    






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エゾイワナ化できなかったアメマスは消えてしまったが....

2020-05-07 19:46:06 | 渓流魚、蝶、自然
エゾイワナ化できなかったアメマスは消えてしまったが....


    


201X-7-3 (金) 朝てっかり。その後は 晴れたり曇ったり 曇ると寒い。晴れると暑い。



この日、数十年ぶりに北見市近郊のPTK川に入った。




かって、この渓流の上流域は広く美しい湿地帯で、ゆったり屈曲蛇行する湿原の川には良型アメマスが群れていた。




あるとき下流域に砂防ダム一基が建造され、海からの遡上アメマスに繁殖を頼っていたこの川の個体群は、ヤマベとともにダムの上流域では全滅。




すなわち、数年はダムの上流域で良型個体が釣れたが、その後はパッタリ完全に、きれいさっぱりアメマスとヤマベは消えてしまった。





普通、ダムで海との関係を遮断されたアメマス個体群はやがてエゾイワナ化(陸封型アメマスと考えて良い)して命脈を保つことがあるものの、ここではそのようなことはなく、まさにきれいさっぱりと消えてしまったのでした。





この日、あちこち損傷の激しい古い林道をたどって、やっとその元凶の砂防ダムに到達し、その下流域をさぐってみました。


















ダムの上流域は死の川で渓流魚は消えたが、ダム下では アメマス若魚、シンコヤマベがけっこう釣れた。



























海からの遡上アメマスやサクラマスは、ここまでは遡上しているようだ。しかしヤマベ2年魚や3年魚はみられず、針にもかからない小型シンコヤマベがやたらと多い。 





1-2Km下流まで釣り下ってみたがヤマベ、アメマスが多いものの概して釣りの対象にしてはちょっと苦しい小型魚ばかり。カラアゲ、天ぷらには最高かとおもいますが。




小型のアメマスたち。



























































かってPKB川のダムのやや下流にはチミケップ湖に大型ニジマスを継続放流する目的で作られたニジマス養殖場があったがバブルがはじけた後つぶれてしまった。





そこから逃げたニジマスが しばらくこの渓流に自然繁殖していたが、ほどなく消えた。





アメマスとヤマベの数が圧倒的に多かったのとニジマス狙い釣り師の絶え間ない釣り圧に負けたのだと思う。










この日も撮影させていただいた渓流魚たちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。






ここはラワンブキをおもわせる巨大な良質のフキが多い。








おいしそうなみずみずしいセリ。









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ニジマスとイトウ戦わば。 イトウとニジマスの戦い。

2020-05-05 02:07:07 | ニジマスによる被害
ニジマスとイトウ戦わば。イトウとニジマスの戦い。


2019-3-30 (土) 晴れ のち 曇り



この時期になると、例年、一年間よくがんばったという節目に阿寒や知床などに孫たちと一泊旅行をしてきた。




2019年度は阿寒湖の あかん悠久の里鶴雅 にチェックイン。




ホテルのロビーには名物のイトウの池がある。














この日の夜、いつもの イトウの池には 60-70cmのイトウ3匹と ほぼ同じサイズの立派なニジマスが泳いでいた。







これまで、この池ではイトウしか見たことはなかったがニジマスが同時に放されているのは初めて見た。




これらの魚たちを撮影していると興味深い光景を目撃した。






ニジマスは鈍重なイトウより動きがはるかに素早く、しばしばイトウに接近し平行に泳いで威嚇しているかに見えた。




次の瞬間、自分の頭でイトウの横腹をドンと強く押して排除しようとする様子を見せたので驚いた。













また、さかんにイトウの眼前をぴゆーっと横切って威嚇したり、イトウの尾びれに激しく体当たりしたりした。




イトウはなすすべも無く、一方的にやられるばかりであった。




イトウたちは怖がって ?? たちまち池の隅っこに逃げてそこでじっとしている。






ニジマスは池の真ん中を悠々と泳いでいる。




体躯がほぼ同じサイズの場合、イトウはニジマスより圧倒的に弱いことは明白であった。




池のへりに張り付いていたイトウたちはニジマスが向こうへいってしまうとまた泳ぎだすが、ややしばらくするとニジマスが寄ってきてまた同じ光景が繰り返された。




恐らく 自然界でも同じようなことが起こることは容易に想像できる。




産卵時期がかさなるニジマスはイトウの産卵床を破壊することも知られており、ニジマスによる同サイズのイトウの追い払い、威嚇、エサの先取りなども考えられるため、イトウの生息水域にニジマスを放流することは決して好ましくないと思う。




阿寒湖には生態系の概念すらない昔に放流されたニジマスがかなり自然繁殖して、恐らくは在来の魚類に多大なる影響を与えていると思われるが、幸か不幸か、一見それなりの新しい平衡状態ができているかに見える。 





さらに絶え間ないニジマス放流で阿寒川水系は完全なニジマス川となってしまった渓流が多いが、これらは色々な意味合いで、もはや仕方がないと言えば仕方がないといった状況であろう。





それだけに、今現在、北海道に奇跡的に残っている稀少なオショロコマ生態系がニジマス汚染で消えてゆくことだけは避けるべきとおもいます。




皆さんご承知のとおり、ニジマスによるオショロコマ壊滅をなんとかくい止めたいということは本ブログの大きなテーマのひとつです。



ちなみに阿寒湖でもっとも繁殖している外来種はニジマスではなくてウチダザリガニと鯉ではないかと思われます。



   




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ニジマスバスターズにまもられた美しいオショロコマ個体群

2020-05-02 19:32:30 | ニジマスによる被害
ニジマスバスターズにまもられた美しいオショロコマ個体群


    


 
201X-7-15  (金)  曇り 19度C 



この日は朝から蝶( ウラジャノメ、ヒメシジミ )の撮影のあと、近くの渓流のオショロコマを見に行ったあと、もうひとがんばりしてもう1本の渓流、FK川のオショロコマの様子を見にいった。




他の釣り人の痕跡があった。




私の入る渓流では滅多に私以外の釣り人に会ったり、ほかの釣り人の痕跡を見ることはない。





ここは国道から林道に入ってすぐで、とても入渓しやすいからだろうか。





おそらく、今回はニジマス狙いの釣り人が入ったものと思われ、いつも多数のニジマスと少数のオショロコマがたまっているポイントに魚の姿はなかった。







仕方なくちょっと入渓しにくいが強引に草木をかきわけて進み、別のポイントへ降りた。







200mほど下流で倒木が通せんぼをしているところまで釣り下り、オショロコマを少し釣って撮影。











この渓流に特有の鮮やか紋理の♂などオショロコマ11匹を釣って撮影した。













成魚のみならず若魚、幼魚も釣れて世代交代、繁殖もそれなりに行われているようだ。














この渓流は、近年かなりニジマス汚染がすすみ、立派なたまりはことごとくニジマスに占拠されたかに見えるが何故かオショロコマは完全には負けてはいない。




その理由は、おそらく、何人か、この渓流にはニジマス狙いのニジマスバスター氏がいるためと思う。




彼らの加勢があるため、オショロコマたちは本来なら勝ち目のない宿敵ニジマスによる壊滅をまぬがれているのであろう。




実際、この日は普段は多いニジマスがことごとく釣られたようで、意外にも1匹も見かけなかった。




渓流の宝石などともてはやされる一方、ニジマス狙いの方にとってはオショロコマは食べてもおいしくない外道そのものであり、ここでは恐らく釣られてもリリースされているのではないかと思う。




ちなみにニジマスバスターズの方々には二通りがあり、一つは純粋にニジマスを食べるために釣って持ち帰る人たち、もう一つはオショロコマ棲息水域に侵入してオショロコマの存続を危うくするニジマスを積極的に駆除する方々です。




近年、絶滅危惧種VU オショロコマをニジマスによる壊滅から守る後者のタイプのニジマスバスターズの方々が増えています。




いずれのニジマスバスターズの方々も結果的にオショロコマを守り、地球温暖化にともない将来的に起こるかも知れない滅亡を先送りしてくれる強い助っ人ということができます。













この日も撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧に元の場所にリリースしました。



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