オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

おいしいヤマベのマリーネと外来蝶オオモンシロチョウの交尾と宇宙人の視点とサンルダム建設

2013-10-31 18:53:51 | ヤマベ釣り
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20XX-7-31(金)晴れ
閑話休題 おいしいヤマベのマリーネと外来蝶オオモンシロチョウの交尾と宇宙人の視点とサンルダム建設など

北海道では何故かシーズン中は尺ヤマベは滅多に釣れない。

北見市周辺では遅い時期にホッチャレ尺ヤマベを釣ろうと思えば釣れるが食べてまずいので誰も釣らない。

北海道では普通ヤマベの2-3年魚を釣るが、7-8月の2-3年魚が食べて一番おいしい。

ヤマベは北海道では釣りの快感のほかに、もっぱら食べるために釣られる。

それで釣果の自慢は魚の尾叉長ではなく一日に何匹釣ったかを競い合うことになる。

沢山釣るための先達たちの種々の工夫はオホーツクのヤマベ釣りという一種の文化をなしている。

釣った魚のサイズに最大の価値をおくむきには到底理解できないかもしれない。

私の一軒おいて隣の方は今シーズン2000匹以上のヤマベを釣ったと豪語している。昔の私はその何倍も釣った(近年ヤマベは激減し今の私はそんなことはしていません)。そんなわけで川のヤマベは解禁日にその70-80%が釣り上げられる。

ヤマベを食べる理由は、おいしい魚であることの他に針かかりにとても弱い魚だからだ。

渓流のトラウトの中では釣りのダメージにとりわけ弱い魚でポイとリリースした場合、思っているより遙かに死ぬ確率が高い。

最も丈夫なのはブラウン、次いでイトウ、ニジマス、次にアメマス、次にオショロコマ、次はカワマス、最も弱いのがヤマベであろう。おっと忘れていたがヒメマスはもっともっと弱い。

ヤマベはもし撮影するだけなら水から上げず、出来るだけ魚を手指で触らず、水中で手早く撮影して、針はコッヘルで丁寧にはずしてそっとリリースするくらい丁寧にしないと、おおかたは死ぬと思う。


食べるために釣り上げたヤマベで今回はマリーネを作った。マリーネは一般的にはヤマベ料理としては番外といえようか。新鮮な野生のヤマベはどう調理してもおいしい。このほか塩焼き、バター焼き、天ぷら、フライもいい。長万部のヤマベの干物は珍品ながら最高だ。

シンコヤマベの天ぷら揚げたてはとろけるようにおいしいがメタボの人には危険な食べ物だ。 






ここで改めて強調しておきますがオショロコマはどう調理してもまずい魚です。このところ激減しており釣っても必ずリリースお願いします。


近年、島国日本においてブラックバスやブラウントラウトが魚の世界での悪玉外来種に祭り上げられている。

ところで蝶の世界の最悪の悪玉外来種はオオモンシロチョウ Pieris brassicae であろう。


この大型のシロチョウはかって日本にはいなかった。いまや北海道全域に分布を広げ、在来種のモンシロチョウPieris rapae を各地で駆逐しつつある。

ブラックバスやブラウントラウトと同じく駆除は至難の業だ。。

ちょうちょ、チョウチョ、菜の花にとまれ.......と歌われた日本の在来種モンシロチョウはオオモンシロチョウに圧倒されて各地で消えつつあるが案外これを悲しみ問題視して大騒ぎする蝶屋はいない。

私も含めて、蝶の研究家たちはある意味で達観していて、これも広い意味で自然の成り行きの一つと捉えているのだと思う。

ヤマベをはじめ天然の渓流魚が激減したのも外来魚問題も環境汚染も地球温暖化も宇宙人の目からみれば単なる地球上の生き物たちの自然の営みの一環にすぎない。なかでも人間という生物が根元的に最悪の生き物だと思って見ているのは間違いないだろう。 

少し前、たまたま民主党が政権をとったことで北海道最後の狂気としかいいようのない天塩川水系サンルダム建設がストップするかも知れない状況になり自然保護派の方たちは喜んだ。朗報だ。これで日本で最後の最後に残った貴重なサクラマスの聖域を後世に残すことができるかも知れないと喜んだ。

もう、はかない目先の経済活動継続のために残り少なくなった貴重な自然や文化を安易に破壊したり食いつぶす行為は、もうこれまでとすべきであることは自明の理である。

ところが、突然の天変地異のために民主党政権はあえない最後をとげ、たなぼたで自民党政権が返り咲いた。北海道最後の狂気とされる天塩川水系サンルダム建設が、ぶりかえす可能性がでてくるかもしれない。


この際、聡明なあたらしい自民党政権の叡智におおいに期待したいところだ。




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ブラウントラウトの夏

2013-10-30 20:49:38 | ブラウントラウト
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20XX-7-14  晴れ  のち 薄曇り
ブラウントラウトの夏
本州方面の釣りブログなどを見てもブラウントラウトの話はさほど多くは見かけない。

漁協は危険な外来魚とみなして積極的な養殖・放流はしていないのだろうか。

北海道では一般に渓流の漁業権はなく従って漁協による継続的な放流もない。

ニジマスなどの放流は地元有志や一部マニアがゲリラ的に、どちらかと言えばこっそりと行うものがほとんどである。

唯一、阿寒湖漁協が阿寒川の漁業権を獲得しニジマス釣りを管理している。

渚滑川では滝上町が町おこしの一環としてニジマス放流を行っているが上流は貴重なオショロコマの聖域なので、そこを十分にわきまえてほしい。

かって北海道では行政からみで盛んにブラウントラウトの放流が行われた時期があった。もちろん地元有志による放流もあったようだ。

現在、それらのブラウントラウトの子孫は洞爺湖や支笏湖、千歳川水系、各地のダム湖や道南の河川と道東の十勝地方渓流ではよく繁殖しているようだ。

その他の地域では一般的に稀な魚で、あちこち散発的な記録があったが多くは現在絶えてしまったところが多いとおもう。

ブラウンといえどもどんな川にも定着することは無いとおもう。ブラウンが自然繁殖している川は多くは知らぬが、いずれもゆったりした流れで深いよどみがあちこちにあるような一種独特の雰囲気の川だ。いわばブラウンお好みの川とでも言えるかもしれない。

条件が整えばブラウンの繁殖力はすざまじく、よどみの岸辺にエサを付けた釣り針をたらすと稚魚がわっと雲霞のごとく集まってくる。

そんな水域ではもはやブラウンの完全駆除など不可能であろう。

ブラウンを釣ってみたいという釣り人の潜在的な憧れはかなり強いので釣り圧は相当なものだ。さらに道南の一部河川では駆除活動も盛んである。旺盛な繁殖力があるとはいうものの、総じてみれば北海道のブラウンは増えず減らずといったところが現状であろうか。

急にブラウンを釣ってみたくなり、ある夏の一日、ブラウントラウトの川として有名な静狩川を訪れた。


午後3時くらいに川へ入った。すでに一人釣り人が入っていた。

地元の釣り人でここにブラウンがいることはテレビや新聞の報道で初めて知って来てみたという。


ルアーで30cm1匹と20cmくらいの4匹を釣っていた。食べてみるそうだ。地元釣具店の話ではマスコミなどで報道されるたびに沢山の釣り人がどっとやってくるという。





















一番下のプールで3匹、川をわたって二つ目のプールで5匹、その上の大プールの端で3匹の20-30cmブラウン若魚~幼魚を釣ったが撮影までに暴れて逃げられてしまうのが続出、撮影はあまりうまくゆかなかった。

50cm越えと思われるとても大きな一匹は、あまりの引きにどうすることも出来ず、岸辺で木の枝の下にもぐられ暴れているうちに針がはずれ逃げられた。

同サイズのニジマスよりは明らかに強いファイトだとおもう。ただ一旦釣り上げるとエネルギーを完全に使い果たすせいか、うそみたいにおとなしくなり、そうなると撮影しやすい魚である。写真にとると実に美しい個体が多い。

今度は、民家の近くから川に入り長竿でさぐりながら上流へすすむ。

尺クラス2匹がアタックしてきたが、姿を見られたせいか手前でぷいと引き返して食いつかない。釣り人が多く、すれているみたいだ。

川底には自転車やゴムパイプ、タイヤその他ごみが沢山沈んでいる。ブラウンはこんな川にも繁殖できるのだ。

今度は草に姿をかくすようにして大きな深いたまりにそつと振り込みを繰り返すと、突然草の陰から大きなブラウンが稲妻のように飛び出した。

ぐーんと地の底に引っ張り込まれるような強い独特の引きだ。しっかり針かかりしているが大きくて引き抜くのは困難。

ナップザックからランデングネットを出し取り込んだ。大きな♀のブラウントラウトであった。


きれいな個体だ。魚はエキゾーストアウトしたようで、その後このブラウンはあまり暴れず撮影は容易であった。










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極めて珍しい忠類川の♀ヤマベ

2013-10-29 18:43:29 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX-7-5  晴れ   極めて珍しい忠類川の♀ヤマベ

この日、今まで釣りをしたことが無かった忠類川下流域の第一砂防ダムのダム下で何となく竿をいれてみた。

カヌー遊び中の三人組がきていた。水中でカヌーをひっくり返してはまた起きあがるといったパターンを熱心に練習中。


私が魚ならこんなところには棲みたくない。一見して魚がいないだろうと思わせる人工的要素の強いダム下であった。

せっかくきてみたので一応竿をいれてみた。予想どおり、しばらくまったく魚信なし。


ここで同行のF氏が極めて珍しいとされる♀ヤマベ3年魚を1匹釣った。


そのほかはちびオショロコマ数匹のみ。

何故♀ヤマベとわかったかというと、不覚にも釣り針を呑ませてしまったからだ。



撮影後リリースを心掛ける私たちとしてはちょっと恥くさい釣り方になった。

釣り針は胃袋まで入っておりリリースしても死んでしまう。そこで食べる為に持ち帰ることにして腹をさいたところ幼弱な卵巣があり超珍品の♀ヤマベとわかった次第。




ところで、今から30年くらい前だろうか、北海道新聞の釣り情報コーナーで珍しい♀ヤマベが釣れたとやたら大きく報じられていたのをよく覚えている。

河川残留型サクラマスのヤマベはほとんど全部が♂であり、♀は稀中の稀。

その時の記事によればヤマベ2万匹に一匹と書いてあったのを思い出す。

そんなすごいヤマベを釣ってしまったのだが、F氏はあまり感慨深いといった様子ではなかった。

こんな珍しい魚にあたってしまって、運気を使い果たしてしまうのではないか心配だとのこと。






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夏のヤマベと三本足キツネと美しい蝶たち

2013-10-28 19:44:18 | ヤマベ釣り
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20XX-7-31(金)晴れ    夏のヤマベと三本足キツネと美しい蝶たち。

ながらく降り続いていた雨が止んできた。

朝10時。家の近くのなか卯でブタ汁朝定食290円を食べ、すぐ近くを流れる無加川の橋から川を見下ろした。

長雨で濁流であった川面が落ち着き、今日はかなり水量が減っていたので急遽その気になって近くのK川へヤマベ釣りに行った。

ところが目的の川に着くとすでに釣り人とおぼしき車が2台、釣りを終えて帰るところであった。

川に降りて釣ってみたが 居残ったヤマベ2匹のみ。私たちの出だしはあまりにも遅かった。




しかたなく近くのT林道へ転戦。

幸いなことにいつも鍵のかかっている林道のゲートが開いていた。

若いキツネがいました。ぴょこたんぴょこたんと歩く。写真ではわかりにくいが左後足が膝あたりからありません。三本足キツネでした。ヒグマに足を噛みきられたのだろうか。それとも北の国からみたいに密猟者のワナにかかって、自ら足を噛み切って逃げたのかな?








林道を横切る最初の橋の下ポイントで元気なヤマベ10匹ほどを釣った。

20cmくらいの良型の他は2年魚主体であった。 













帰りに別の場所から川に降りて少し釣り下ったが6匹ほど釣れたものの、魚影が薄い。

見ると既に釣り人がかなりの量の魚をさばいた跡がありタバコの吸い殻まで数本落ちていた。

ここも北見市郊外で入渓が容易であるためか結構釣り人が入っているようだ。

まあ、それでも旬のヤマベが、私たち夫婦が食べるには充分量釣れたことになる。



林道沿いには美しい夏のタテハチョウ、羽化したばかりのコヒオドシとクジャクチョウが舞っていた。






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映画 そして父になる を見た。

2013-10-27 18:57:34 | 映画
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私は映画マニアなので主だった外国映画はほとんど映画館で見てきた。邦画は滅多に見ない。

最近、第66回カンヌ映画祭で審査員賞を受賞したという映画 そして父になる を見に行った。

映画館嫌いの妻が珍しく映画見に行こうというものだから断ったら後がこわそうで一緒に見に行った。

北見にはいわゆるシネコンがあり東京あたりで映画をみるよりは遙かに恵まれた映画館環境がある。




朝一番のを見て、そのあとお昼は時計台ラーメンかソバを食べて帰ってこようという算段。

意外にも朝から私たち以外にも客は20名ほどもいて、二人貸し切り映画館を予想していったので驚いた。

天塩にかけて育てているかわいい子供が6歳になったとき、実はあなたの娘さんは赤ちゃん取り違えで他人の子供ですと出産病院から連絡があったところから映画が展開してゆく。

ぐっとくるシーンが続くため妻はしきりと嗚咽していてティッシュペーパーが足りなくなってしまう始末。他の観客もあちこちで嗚咽している。

6年間育てた親子の情をとるか血をとるか。最後はちょっとうやむや風の終わり方だが、きっと情をとったのだろうか。

雑多な人種、養子縁組、離婚・再婚などが日常茶飯事のアメリカなどでは、ひたすら血にこだわるこの映画はどう映るのだろうか。

主役の福山雅治は実際には子供がいないので父親役は似合わないはずだが彼が出ているというだけで見にゆく人はきっと多いのだろう。

私はというと、まあ見て悪い映画ではなかったがきっと一人では見に行かない。

赤ちゃん取り違えは今でも少ないながら毎年あるようだがかっては相当数あったもよう。

病院の人手不足など過酷な医療環境が主な原因なのは言うまでもない。

ずるいなと思ったのは担当ナースが赤ちゃんが生まれて幸せ一杯の夫婦をねたんでわざと取り替えたという話にしているところ。

しかも6年たったので恐れながらと自白したナースは時効で無罪となる。赤ちゃん取り違えがおこる時代背景、医療環境に触れずにさらりとかわしている。

映画の終わり方がハッピーエンドでもないし、はっきり結論づける形でもないし、スッキリしない感が強く私は相当欲求不満感が残った。

そこで、夜中の9時20分からのSF映画 エリジウム を見にいってしまったという次第。


観客は朝とおなじく20名ほど。とてもよく出来た映画で100年後の地球はこうなっているという映画だが、かなり本当くさい気がした。

しかし、こりに凝ったすざまじい戦闘シーンが続きすぎて、ついに見ているほうの感覚が麻痺。

途中で不覚にも寝てしまい、目が覚めたら映画が終わるところであった。




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東北の地方都市への短い旅

2013-10-26 10:50:26 | 旅行
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東北の地方都市への短い旅

私がとても尊敬している人が主催した歴史と伝統ある、とある学術集会が、とある東北の都市で開催され、初めての土地へ旅行した。

今回の会長の誠実な人柄そのものどおり、細部までいたれりつくせりに準備された会は大盛況で特に若い人たちの参加が多いのは素晴らしいと思った。


会場は近年まれにみる格式高いホテルで、北海道ではあり得ない接客マナーや心遣いにカルチャーショックを受けた。


本場の東北なまりは、私にとっては別世界のように新鮮な響きであった。 

熱気あふれる学術集会のあとにも心づくしの懇親会やアトラクションがあったが、これがまた素晴らしかった。

いつも恒例のY氏ペアの熱唱。












いつものように、そのあとふらりと街へ出て、目についた風景を少し撮影しました。

















このあたりではとても有名だという女性。郊外に大きなスーパーがあったがみんなつぶれちゃった。過当競争だね、などど現地の話をいろいろ聞かせてくれました。







カツオのタタキはよくみるがカツオの刺身は初めて。ねっとりこくのある超おいしい刺身です。


この馬刺し、たてがみがおいしかった。


帰路、この空港から千歳空港へ飛びます。



千歳空港へ着きました。明日、札幌でも一仕事あって 明日の夕方ここから女満別へ飛びます。


翌日夜、女満別空港着。 ここから北見市の自宅まで車で40分。 短かったが印象深い旅でした。

さて、ここにお示しした写真をご覧になって、この都市の地名をズバリ当ててみてください。



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7月17日、久しぶりのヤマベ釣りで大漁

2013-10-25 16:01:18 | ヤマベ釣り
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20XX-7-17  曇 ときどき小雨
久しぶりのヤマベ釣りで大漁。

この日は近くのTH川上流へオショロコマ調査に入ったのだが林道の崖崩れや川の増水やダム工事で川が濁ったりでどこも釣りにならなかった。

かなり欲求不満が残り、かといって時間的にみて他には行くところがない。

ちょっと安易な選択であるが帰りのルート上にある常呂川水系支流で行けば必ずヤマベがいる場所へいって旬のヤマベ釣りを試みた。






果たして最近は釣り人も入っていないようで元気いっぱいの天然ヤマベ2-3年魚が多く、合計34匹とアメマス1匹を釣った。

















この川では昔から私はヤマベは食べる為に釣る。オホーツクの渓流では、このサイズが一般的で食べて一番おいしいのもこのサイズである。放流ヤマベが多い渓流ではしばしば尺ヤマベが釣れるが天然ものが主体の渓流では大型ヤマベが釣れることは稀である。恐らくオホーツクではギンケとなって海へ下るヤマベの比率が高いためと考えている。

天ぷらやから揚げにして、とろけるような食感でおいしいことこの上ないのは、シンコヤマベです。最近ではあまり見かけないが、川にシンコヤマベがあふれていたころ、これを魚籠一杯釣っておいしくいただくのはオホーツクの食文化でした。

この日も天然ヤマベはあまりにもおいしそうであったので久しぶりに全部キープした。

やがてあたりが暗くなったので早めに引き上げることにした。



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尺越えデカアメマス28本

2013-10-24 19:02:45 | 大型魚
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20XX-10-15   曇~小雨~曇  寒い
秋、北海道の渓流は遡上大型アメマスの季節。尺越えアメマス28本。

毎年、秋になると北海道各地の河川では上流~源流域に向かって大型アメマス♂♀が産卵行動のため多数遡上してくる。

この日はそんな渓流の一つに遡上アメマスの撮影に出かけた。

北見市の我が家から車で1時間ほどのこの渓流は普段は小型アメマスとヤマベ、オショロコマ、自然繁殖ニジマスがいるが、渓流の規模を反映して魚たちはいずれも尾叉長10-20cm程度の小型の個体が主体である。










赤点紋理の色が黄色になっている変わったオショロコマ。

この日はいつもと異なり、予想通りに大型遡上アメマスが面白いように釣れた。

2時間で30-45cm級のアメマスを28本釣ってせっせと撮影した。



























何故かこの渓流では50cmを越えるアメマスは見たことがない。

もう少しすると大型遡上アメマスたちは完全に産卵行動に入り、ほとんどエサを追わなくなる。

他に小型アメマス多数、成熟ヤマベ6匹、自然繁殖ニジマス10-15cm 5匹、赤点紋理の色が黄色になっている変わったオショロコマを2匹釣って撮影した。

このオショロコマはこの水系では現在かなりの弱小勢力であるが、ここから数Kmさかのぼった源流域にもいる。

この日も渓流魚たちは水中で手早く撮影し、全て丁寧にリリースした。


大型アメマスの遡上が一段落すると北海道の秋は一気に深まり冬が駆け足でやってくる。




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美しい知床の秋のオショロコマ その弐

2013-10-23 21:40:31 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX-11-3  晴れ この時期にしては暖かい
美しい知床の秋のオショロコマ その2

初めてこの渓流に入ったのは、その年、知床で最初の吹雪があった翌日であった。

私は知床では最初の吹雪のあと、ヒグマたちは越冬のため穴に入るという古老の話を信じているので、この時は思い切っていつもは入って行かない渓流の奥深くまで進んだのであった。

銀世界のなかで、この美しいオショロコマたちを見て感激のあまり声もなかったのを思い出す。

ここのオショロコマは夏場はあまり美しいといった感じはしないので、この美しい色彩は婚姻色なのだと思う。





































ここのオショロコマは秋が深まるほど日々美しくなってゆく。

撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。

Salvelinus malma in nature in Hokkaido, Japan. Oshorokomanomori blog 5 dollyvarden in Japan




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美しい知床の秋のオショロコマ その壱

2013-10-22 20:17:15 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX-11-3  晴れ この時期にしては暖かい
美しい知床の秋のオショロコマ その壱

この日は祭日でお休み。知床のなじみの渓流O川に秋のオショロコマを撮影に出かけた。


この渓流はある理由で海との交通が完全に途絶えて久しいためか、ここのオショロコマは、かなり遺伝的に特化しつつある印象をうける個体群だ。

腹部やヒレが濃いオレンジから赤色で、赤点紋理は実に細やかで赤点の数が多く、鮮明である。






















一見してこの渓流のオショロコマと言い当てることが出来るほど特徴的な個体が多い。










この日、この渓流の水温は11℃。気温は12℃。

上流のたまりには良型オショロコマが集結し下流域の3か所のたまりにも良型♂♀が集結し産卵前の♀も多かった。

若魚は赤点がきれいでヒレが真っ赤で本当に美しい。






ここでは約60匹を釣り、水中で手早く撮影後すべて丁寧にリリースした。

少し下ったあたりは岩盤川で滑りやすく、同行したF氏が激しく滑って転倒した。

幸い怪我はなかったがちょっと危険なところも多いので要注意の渓流だ。


    続く。




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釧路川水系源流域に出現した大型で極彩色の魚

2013-10-21 17:20:58 | 渓流魚、蝶、自然
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釧路川水系源流域に出現した大型で極彩色の魚
20XX-7-3 晴れ
自宅から比較的近い釧路川水系の源流域にオショロコマを見にでかけた。

今日はあまり奥に入らずに平坦な綺麗な森の中を流れる穏やかな水域で釣ってみた。


森の奥のたまりにはニジマス幼魚が少しと、産卵のため遡上してきた婚姻色も鮮やかな大きなウグイが群れていた。







ウグイはすぐ釣れる。30cm前後あるため竿先が満月のように引き込まれて相当に強い引きであった。






5-6匹を釣って撮影したが、鮮やかでどぎつい感じの婚姻色は目に焼き付いた。

この時期、ウグイはウロコが逆立って体表面は紙ヤスリみたいにザラザラになり素手でつかんでもまったく滑らない。



オショロコマは、はや瀬にでているものが少し見られた。若魚4匹を釣って撮影したが♀ばかりで白っぽい個体であった。







アメマス幼魚もけっこう見られる。




下流からフライロッドをたずさえて、釣り雑誌から抜け出してきたみたいなまことに結構ないでたちの60歳くらいの釣り師があがってきたが我々の姿をみるとUターンしてどんどん下っていってしまった。

私たちが他の釣り師に川で会うことは極めてまれなことである。


この川の上流でさらに数匹のオショロコマを釣って撮影、昼飯を食べて移動した。今日も撮影させていただいた渓流魚たちは全て丁寧にもとの場所にリリースした。



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魚体側面が青色調を帯びる特異なオショロコマ

2013-10-20 09:18:59 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX-7-14  曇り のち晴れ
魚体側面が青色調を帯びる特異なオショロコマ個体群

T川水系の源流域のオショロコマたちを見た後、荒れた林道をえんえんと走り抜き、山一つ越えてM川水系の源流域をさぐってみた。

この水域のオショロコマたちはどこにでもいるわけではないが、私たちの目でみてここぞと思うところには大抵棲息していた。

この日、最後に入ったKSM川のオショロコマをかなり撮影する事が出来た。






















ここのオショロコマは近くの支流で釣れる個体群と良く似て腹部が黄色くヒレはオレンジ~黄色、赤点紋理はオレンジ系色調を呈し比較的細かい。

魚体の側面の体色がなんとなく薄い青色を帯びており独特の色調を呈している。




20cm前後の良型が多かった。30匹ほどを釣って水中で手早く撮影した。

今日も撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースした。






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ある初夏の北見市T川水系源流域のオショロコマ

2013-10-19 19:37:22 | 渓流魚、蝶、自然
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ある初夏の北見市T川水系源流域のオショロコマ 
20XX-7-14  曇り のち晴れ

さらに林道を進んでT川水系源流域支流 IXNT川の上流に入ってみた。


以前に入った時はここから下流は多数の小型アメマス一色であった。

今日はアメマスは唯1匹22cm のみで、思いがけずオショロコマは小型6匹ほどを釣って撮影できた。
T川水系源流域産の特徴をよく示すオショロコマで、体側の赤点紋理が淡く小さくて、くっきりはっきりとしないことが特徴だ。







今日の魚たちはとても敏感で人影に素早く反応し、ぴゅーっと魚影が走るともう釣れない。

水中で手早く撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。

             続く。



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ある初夏の北見市T川水系源流

2013-10-18 17:03:23 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX -7-14  曇り のち晴れ
ある初夏の北見市T川水系源流域のオショロコマ その壱

穏やかな釣り日よりなので、自宅から近い北見市T川水系源流域に渓流魚の観察と撮影に出かけた。



源流域の支流の一つHT川の、なじみのポイントは小型オショロコマ6匹とアメマス若魚2匹しか撮影できなかった。


















いつも豊富に見かけるニジマスやヤマベは、今日は何故かまったく釣れなかった。

               続く



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湧別川水系支流の雪代ヤマベたちとクジャクチョウ

2013-10-17 20:11:42 | ヤマベ釣り
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20XX-4-29 晴れ   湧別川水系支流の雪代ヤマベたちとクジャクチョウ

生田原川で完敗の後、この時期、とある理由でかなりの山奥まで道が除雪してある、とある湧別川水系支流の小渓流に入った。



オショロコマは極めて少なく滅多にお目にかからない川だ。

ここは生田原川と異なり、放流物ではなく自然繁殖している native のヤマベのほかエゾイワナ化したアメマスがいる。





ところどころ、よいたまりがあってそこでなんとか 1-2匹が釣れるといった感じ。








この時期総じて魚は少ない。
この日は 1時間ほどで雪代ヤマベ7匹 アメマス6匹が釣れた。
いずれも厳しい北海道の冬を乗り越えたばかりの、いかにも野生を思わせる個体ばかりであった。














今日は雪代ヤマベの釣り納めとしてはまあまあかなといったところ。

渓流魚たちは水中で手早く撮影後、すべて丁寧にもとの場所にリリースしました。



今日はオホーツクの早春としては日ざしが強く、どこからか越冬から醒めたあでやかなクジャクチョウが現れて車に止まった。




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