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渚滑川水系、大型ヤマベ釣りで知られるオシラネップ川ではオショロコマは確認できず、ここにも大型ニジマスが侵入していた。
2007年8月18日(土) 曇り のち晴れ 25℃
朝9時出発。渚滑川水系の大型ヤマベで知られるオシラネップ川上流へむかった。
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この川はヤマベ釣りのメッカだがオショロコマの話は聞いたことがなかった。今現在、オショロコマがいるのかいないのか確認したくなったのだ。
初めての荒れた林道をたどって峠を越えしばらく下ってオシラネップ川沿いの林道に出た。
途中でタモギタケを発見、撮影して採集した。手のひらふたつほど採れた。このキノコはみそ汁に入れると最高だ。
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オシラネップ川沿いの林道は、こんな山奥に場違いなほどの立派なアスファルト道路で驚かされる。
かってスーパー林道と称して山奥に広規格の舗装された林道を、それこそ北海道内の至る所に造ろうとした時期があった。
あまりにもひどい自然破壊に対する批判があった。景気が悪化し予算ぐりが付かなくなり、ぽしゃってしまった。
この立派な熊さん専用みたいな舗装道路はその名残だ。この川の支流PPR川が目的であったがこの支流への林道は施錠され通行止めになっていた。
なんとかゲート横をきわどくすりぬけてに侵入した車もいるようだ。私たちもまねをして強引に侵入したが林道はあまりにひどく荒れておりあきらめて引き返した。
そこでオシラネップ川上流の橋までいって川をみたがこの付近は相当の荒れ川で、工事でいじられた痕跡も濃厚だ。
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とても魚の棲むような川ではなかった。戻って本流沿いの荒れた林道からコンクリート橋に出た。
ここから少し釣り下ったがまったく魚信なし。
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砂地の川原に真新しいヒグマの足跡があり糞もあった。熊がすぐ近くにいる予感がする。 早めに川を上がり昼食。
アブがひどく多い。 少し下ってやっとよさそうなたまりを見つけて釣ったが妻が良型アメマス1匹釣ったのみ。
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釣り人の痕跡がいたるところに多数ある。渓相もあまりよくない。
さらに下ると、急に200mほどの間とても良い渓相で、そこで私が20~25cmのヤマベを数匹釣った。
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小型ヤマベは多い。突然大きなニジマスがかかったが、悪戦苦闘のやりとりの末、残念ながら取り込めず針がはずれて逃げられた。
ゆうゆうと泳ぐが食いつかない大型ニジマスも多数いた。
下流域で放流されたものがこんなところにまで遡上してきたのだろうか。
それにしても他の魚が少なく釣り人の痕跡が濃厚だ。お盆でニジマスねらいの釣り人が入ったのだろうか。
さらに下って本流にかかる大きな橋の下の見事なたまりを釣ったが当然ながらそんなところには、もはや魚はいなかった。
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ここも釣り人がかなり入っているようだ。
どうも、渚滑川水系ではあるものの、いまやオショロコマがいるような川ではなく今回は一匹も確認できなかった。
うっそうとした木々が茂る山奥ではあるが、かっては入植者が多かった地域だ。よく見ると森はほとんどが二次林だ。
今回源流域までは調べていない。
しかし今現在、OSR川上流域はヤマベやアメマスや放流ニジマスこそいるがもはや種々の理由でオショロコマの森は消えてしまったのだろうか。
今日は林道に羽化したてのキベリタテハがとても多く、少なくとも40匹は見た。2匹採集手のひら写真を撮った。エルタテハも手のひら写真を撮った。
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川原の砂地に ドッキリ また 大きな真新しい熊の足跡があった。 早々に退散。
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