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知床の海で銀ピカ遡上型オショロコマを釣る。
20XX年6月のある日、知床半島の中ほどにある峠を越えてウトロ側から羅臼側海岸に出て、大型銀ピカ遡上型オショロコマの撮影を試みた。




この日は曇のち晴れ 時々雨 。ヤマザクラがきれいに咲いていた。



この灯台のところから海を見下ろすと、羅臼の海によくクジラが見えるのだが、この日は見えなかった。
知床ではオショロコマは渓流のみならず海(汽水域)をも棲息の場としているのではないかと私たちは考えている。






一年中通して知床のオショロコマを撮影し続けていると、そう考えざるを得ないのだ。
この時期は、とある理由で河口付近に良型オショロコマが集結する川がある。


















ほんとうにすぐ目の前は北方領土、国後島です。知床のオショロコマは国後や択捉の渓流と行き来している可能性はないでしょうか。





その時期には河口から海に立ちこんで短い渓流竿を振って、海で釣ってもオショロコマが釣れる。











そこでは年によっては銀ピカの降海型オショロコマや時には遡上型オショロコマが見られることもある。
そのオショロコマは正真正銘の銀ピカ遡上型オショロコマである。オショロコマは海でも釣れるのだ。



これは遡上型オショロコマとおもいます。これの倍くらいの大型銀ピカ遡上型オショロコマも釣れますが、今日はこの1匹のみでした。

この時期を過ぎると河口付近の良型オショロコマたちはウソみたいに忽然と姿を消してしまう。
おそらく岸よりの海ないし汽水域へと移動しているのではなかろうか。
つまり知床のいくつかの渓流のオショロコマは海と川を気軽に行き来するのではないかと思っているが耳石を調べるなどの科学的な証明の裏付けは今のところ無い。
この日も撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。

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