オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

釧路川水系源流晩秋、荒々しい山岳渓流のオショロコマ。

2021-05-30 16:57:24 | 渓流魚、蝶、自然
釧路川水系源流晩秋、荒々しい山岳渓流のオショロコマ。







20XX-11-2 (金) 曇り のち晴れ 12度C




この日の午後遅く、釧路川水系源流域の晩秋のオショロコマを見に行った。





この日の午前中は、前述のごとく下流域でアメマス、ヤマベ、ニジマス、オショロコマを釣ったが昼食後、かなり走ってこの渓流の最源流に向かったのでした。







この渓流は中流域に魚止めの大型のダム、その上流にも大型の簡易砂防ダムなどがあり、そこから最源流方向へのニジマスの侵入は不可能である。






ダムのため 最終的には遡上親魚に依存していたアメマスやヤマベ(サクラマス)も絶えて、源流域はまさにオショロコマのみの世界になっている。
















午後 2;00〜3:00 の一時間、最源流域で唯一入渓可能な場所に到達し、そこから川に降りて釣りをした。












川の様子が、一昨年の台風の大雨大増水でまるで別の渓流みたいに一変していたので驚いた。
















屈曲蛇行して流れていた美しい川は直線化したところが増えて、良好なポイントが消えてしまい、荒々しい山岳渓流の様相を呈している。









ここのオショロコマは外見的には多彩であるが、実に美しい姿形・斑紋の個体が多く私がとても好きな個体群である。













産卵後の腹ぺちゃ個体も多いが、そうでもない個体もいて今現在も、だらだらと産卵が続いていると思われた。
































個体数は以前よりはかなり少ないようだが、オショロコマを20匹ほどを釣って水中で手早く撮影し、全て丁寧にリリースしました。


































オショロコマもきれいで 水もきれいで今日はよい写真が撮れたとおもったが、ここの写真もコンピューターに入れて見ると午前中の釣りで疲れていたせいか実はピントの甘い写真が多かったのでがっかり。




もう一本の渓流を予定していたのだが今日は体力的に諦め 3:40 武装解除 帰路につく。




北見への帰路、山とキガラシの黄色い花がきれいなところで写真を撮り、そこで食べ忘れていたデカ草大福食べた。







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ニジマスとオショロコマの戦い。オショロコマに加勢してきたが。

2021-05-25 20:57:16 | ニジマスによる被害
ニジマスとオショロコマの戦い。オショロコマに加勢してきたが。



20XX-11-2 (金) 曇り のち晴れ 12度C




引き続き、同時に釣れてきたニジマス、オショロコマの画像をお示しします。






かってここはヤマベやアメマスと併存する形でオショロコマが繁栄していたが、野生化ニジマスが侵入し個体数を増やしつつあった。




当初、この水域では20-30cm のニジマスがよく釣れ在来種のオショロコマを圧倒しつつあった。




この渓流の中流域のオショロコマはやや大型で色調が淡い独特の外観の立派な個体群でニジマスのため壊滅するのを唯見ているのは忍びない気持ちが強かった。





そこで私は積極的にこの水域のニジマスを釣っては食べることに決め、せっせと実行し特に早春産卵のため遡上してくる大型ニジマスを出来るだけ釣ってきた。





10年ほど、このスタンスを続けた結果、この水域のニジマスは明らかに減少してきている。





そのせいだろうか、ここのオショロコマは増えはしないが決して減ってゆくことはなく恐らく私たちの加勢で何とか命脈を保っていると思う。





この日、釣れたニジマスはむしろとても少なく、それも20cm以下の小型の個体のみであった。







これらのニジマスはここの渓流魚の食性を調べにきたという大学生の方の研究用に差し上げた。













オショロコマたち。










前述のごとく、この渓流の中流域のオショロコマはニジマスによる壊滅をなんとか防ぎ得ていると思っています。

































オショロコマたちは水中で手早く撮影したのち、すべて丁寧にもとの場所にリリースしました。








寒くて身震い。低体温症になりかけ。




ヒートテック下着を着てきてよかった。 





今日はオショロコマ ヤマベ アメマス ニジマス をかなり撮影できた。




この時期の常で水が澄んでいたのできれいな写真が撮れたような手応えがあった。




しかし、帰宅後コンピュータ取り込みをして大きな画面でみると概してピントが甘い写真が多くがっかり。 





体が冷え切ったので、ひとまず車にもどりヒーターを全開にして、昼食を摂ることにした。




   この項、続く





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晩秋の大型エゾイワナ

2021-05-21 18:49:05 | 大型魚
晩秋の大型エゾイワナ



20XX-11-2 (金) 曇り のち晴れ 12度C  寒い



朝9;30 この時期に遡上しはじめる50cm 前後のいつきの大型アメマス(エゾイワナ)を狙って釧路川水系のとある支流へ出発。




昨夜おそく、使い古したデカアメマス用仕掛けを破棄して、あたらしく4組ほどを作成した。




太いハリス付き強靱なデカ釣り針をハリスかけに20本用意した。





3.0mの細くしなやか、あまりにも華奢な渓流竿は破壊される可能性があり4本用意したが、この竿でデカアメマスと格闘するのが楽しみ。




11:00 順調に走って釣り場に到着。












小型アメマスがけっこうかかるが50cm 越えのデカアメマスがなかななヒットしない。





















この渓流で、この時期遡上してくるデカアメマスは50cm台のものが最大で、道東の巨大な遡上ウミアメマス群( 80cm の大型個体を釣ったことがある )とは異なり、河川残留型個体(エゾイワナ)が中心だと思われます。





この大型個体を期待して強靱な仕掛けを用意してきたものの、小型アメマスばかりなので、仕掛けを早くから通常のオショロコマ用のものに取り替えてしまいました。




小型アメマスばかりでも、それなりに楽しい釣りでせっせと釣っては撮影、リリースを繰り返しました。













そろそろ、釣り場を替えようかと思いはじめたころ、突然根がかりしたような感触のあと、ゆるゆると道糸が動き出すといった釣れ方で、明らかにデカアメマスがかかりました。





動き出すと序々に動きが速くなりグィーンとやたらと重い引きで、まずい、オショロコマ用の柔な仕掛けであることで強い不安感に襲われました。





さらにまずいことにランデングネット不要とみなして釣っていたのでランデングネットも 10mほど 向こうに置いてあり困ったな。






ただ、夏場と違いこの時期のアメマスはすでに産卵行動後の個体も多く、一般に大きさの割にパワーは弱くなっている。





とはいっても細い渓流竿が満月を通り越して つ の字状に曲がって格闘技の雰囲気満点。





身切れで針がはずれないように祈りながら数分いなして、浅場に一気に突進させる格好で乗り上げさせて激しく暴れるのを素早く両手で押さえて確保した。







このとき、激しく頭を振られたとたん オショロコマ用の細い針が折れた。






ネットに取り込み撮影したが50cmと少しの細身の遡上アメマス(エゾイワナ)でした。






産卵行動後の個体かもしれません。






このアメマスを撮影してリリース後、デカアメマス用仕掛けに取り替え、やる気満々でランデングネット片手に振り込むとウソみたいに2匹目のデカアメマスヒット。 




これはひとしきりの格闘のあと、難なくランデングネットで確保した。











2匹のデカアメマスが縦横に大暴れしてお騒がせしたせいか、その後はヒットが無くなり川をあがりました。







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時季外れのひな祭りパーティ。

2021-05-16 14:21:44 | 北見市の出来事
時季外れのひな祭りパーティ。

       

20XX-3-19 (日)  晴れ




この日の夜、2週遅れの雛祭りパーティをやった。


 


昔は12段飾りなど飾っていましたがいつのころからかなくなりました。ひな祭りというのは単にパーティの口実です。



ちらし寿司 ケーキ 唐揚げ ビンゴ大会などで 盛り上がった。







私がビンゴでゲットしたお菓子を欲しがる三女君。








今日はちらし寿司でした。恒例なら手巻き寿司なので、早まって海苔をかなり切ってしまったのです。





理由はどうあれ、ケーキがないとおさまらないのが我が家のパーティ。










三女君はおかっぱ頭にしてかわいい。









変顔遊びがはじまり、得意の変顔おさまらず。





イモトのテレビに夢中の三女君たち。






もうすぐ雪も解けて春になります。







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知床、成熟すると美麗になるオショロコマ個体群と恐怖の電撃ショック

2021-05-04 20:40:31 | 渓流魚、蝶、自然
知床、成熟すると美麗になるオショロコマ個体群と恐怖の電撃ショック





20XX-10-10 (金) 曇り 後雨 のち曇り のち大雨 強風 最大36.8mの暴風雨




羅臼川水系の3ポイントを釣ったあと、知床岬方向へ海沿いに一気に20Kmほど走って I D川に入った。



かって、この川の畔には通称クマさんという漁師の方が民宿などやっていて、彼に小型船外機つき漁船を出してもらって、到達する道がない知床岬方面の小渓流群のオショロコマ調査を行った。




クマさんが病気で亡くなり民宿もなくなった。




一つ目のダム下でオショロコマ6匹、風雨がまた強まってきたが、二つ目のダム下でもオショロコマ6匹を釣った。

















なんとななく灰青色を帯びたこの小渓流独特の地味なオショロコマたちです。










総じて地味な外観の個体群ですが、ここのオショロコマは成熟すると、赤点紋理と体色のバランスがよいとても美しい個体がでるので今日もそれを期待していた。











はたして、今日はこのようなとても美麗なオショロコマを撮影することができました。























この渓流の川底には何かガスを発生するような石があるようで、この写真のような特徴的な川底写真をみれば、この渓流であることがわかります。




羅臼川上流のオショロコマとくらべると遙かに栄養状態がよく、また産卵前らしく♂♀ともに腹部がふくらんでいた。 



幼魚もいて、個体群の規模はとても小さいのですが理想的な生殖環境にあることが確認されます。












羅臼の町から知床岬方面は海岸沿いの道の山側に、熊よけ電気柵がびっしりとまるで畑の鹿よけネット柵みたいに張り巡らされており川のところも電線が張り巡らされて極めて入渓しにくい格好になっていた。


川に入るには危険を承知でこれを何とかすり抜けてゆくしかない。



瀬石の沢の沢水がダムから落ちているところのダム下のごく小さなたまりを調べになんとか熊よけ電気柵をすりぬけて侵入。



ダム下には魚信なく引き返すとき、不覚にも熊よけ電気柵に釣り竿の先がかすかに触れたとたん、ガンッとものすごい電撃ショックを感じ気が狂いそうな衝撃をうけた。



相当に強烈なガンッ ズシーンとこたえる得も言われぬ不快な衝撃で、心臓の弱い人なら重大な結果を招きかねない電撃ショックであった。



ヒグマもこれを経験したら、当初は電気柵にあえて近づかないと思うが実際はそんなに甘くはない。


電撃ショックを感じてもヒグマがそこの突破を必要と考えたときは、電気柵の下を一気に掘って難なく突破するという。


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