オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

苔の多い 渓流の美麗オショロコマ

2022-07-28 11:23:43 | 渓流魚、蝶、自然
苔の多い 渓流の美麗オショロコマ




20XX-9-5 (土) 曇り-のち雨-のち曇り


十勝川水系支流源流域。あたりは鬱蒼としてあまり陽が入らない浅い川には、岩や倒木にびっしりと緑の苔がついている。





独特の雰囲気があり、こんな渓流は珍しい。苔川とでも言おうか。






ところどころに小型のオショロコマがいた。産卵をひかえ、この浅い源流域に集結しつつあるのかも知れない。おそらくえさ不足によると思われるスキニーな個体もいる。


















ヒレの着色はないが成魚の腹部は黄色ないし橙色で赤点紋理は細かいが鮮やかな個体が多い。


















十勝川水系としては、ごく一般的な外見の美しいオショロコマ個体群だが、特別な方向に収束した感じはなく、幼魚も見られ、健全な状態のオショロコマたちと思われた。














ここで20匹ほどを釣って撮影、丁寧にリリースした。



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十勝川水系支流源流 、いまだニジマス汚染は軽度。

2022-07-25 17:17:10 | 渓流魚、蝶、自然
十勝川水系支流源流 、いまだニジマス汚染は軽度。




20XX-9-5 (土) 曇り-のち雨-のち曇り



さらに、山ひとつ越えた隣りにあるもう1本の支流をさぐった。



渓流沿いの林道をそろそろ限界といったところまで、えんえんと登ったがなかなか川にアクセスできるところがない。



この渓流も先ほどのゲリラ豪雨のせいか水流は多かった。





最源流付近から林道を下りながら入渓しやすそうな場所を探し、釣りを開始したが小型ながらオショロコマが釣れ始めた。





















林道を下りながらなんとか渓流にアクセスできた3箇所でオショロコマを釣った。




先ほどの渓流とは谷ひとつ離れているだけだが、オショロコマの外見は多少変わっていた。






























すなわち若魚でも腹部やヒレの着色が目立たず、体色はやや暗色調といった傾向が見られる。成魚では赤点紋理は比較的鮮やかに見え腹部が黄色〜オレンジに着色するが、ヒレの着色は目立たない。



一般的な産卵行動にはやや時期的に早いと思うが、あたかも産卵行動後のようにスキニーな個体が多い。 しかしヒレや魚体にスレや痛みキズがなく、エサ不足の可能性も考えられた。













撮影後リリースを前提にしているので、釣り針を呑まれるのを恐れ、いつも早合わせに徹しているせいかこの日も、けっこう釣り落としが多かった。



下流へ向かうにつれオショロコマの個体数は急速に減少し最後はあまり釣れなくなった。





危惧していたニジマス汚染は中流でニジマス若魚1匹を釣ったが撮影前に逃げられた。




ここではニジマスはいるが、今のところまだ汚染の程度は軽度と思われた。



この項、続く。

 

 



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とある十勝川水系源流域のオショロコマ調査

2022-07-20 15:28:35 | 渓流魚、蝶、自然
とある十勝川水系源流域のオショロコマ調査





20XX-9-5 (土) 曇り のち雨 のち曇り



朝からしばらく畑仕事のあと、午前11:15 十勝川水系源流域の渓流へオショロコマを調べに出かけた。



北見をでると急に不気味な雨雲が空を覆いはじめ、途中からはひとしきり猛烈なゲリラ豪雨。
 


しかし目的の源流域に近づくとやがて雨は止んだ。




時々、青空ものぞくが依然、怪しい雨雲は不気味に広がっている。




川沿いの林道を最後までつめたところから上流側の林道は廃道のように見えた。




ここはやや標高が高いせいか、渓流相を見ると各所で勾配のある山岳渓流の様相を見せている。




林道の終わりから強引に渓流におりて釣り始めたが予想通りオショロコマが釣れてきた。









とても小型の幼魚〜若魚の体色は淡い黄褐色調で赤点紋理は小さく淡いオレンジで鮮明さはない。腹部、ヒレはオレンジから黄色に淡く着色するものが多い。










成魚では、多少めりはりがはっきりしてきて、赤点紋理も濃いオレンジ色になり鮮やかになる。








浅瀬にかなりのオショロコマがたまって時々遡上を妨げている小さな滝を乗り越えようとしていた。ここまでで20匹ほどを釣って撮影、リリースした。




さきほどの猛烈なゲリラ豪雨のせいか水流はいつもよりは多少多かったが、さすがはオショロコマの森で水の濁りは全くなかった。。





この川ではニジマス汚染を心配していたのだが、結局ニジマスは見かけなかった。




  この項、続く。




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デカニジマスの悲劇 その弐

2022-07-07 16:30:59 | 大型魚
デカニジマスの悲劇 その弐




2022-6-25 (土) 晴れ 強風 32℃ 猛暑


その後はこの水域の本支流独特のオショロコマ4匹、ニジマス幼魚〜若魚4匹を釣って撮影し、猛暑でダウンするのを避けるため、早めに釣りを切り上げる予定であった。








































最後に、本流を少し下ってデカニジマスがしばしばヒットする別の良ポイントへ振り込むと、がつっといやな手応え。








くそ、根がかりしてしまった。力まかせに引いてもまったくはずれず、本日何度目かの仕掛けの処理を覚悟したが、あれ。根がかりのはずの道糸がゆるゆると動き始めた。






なにかでっかい魚がついている感じだが、ニジマス特有の俊敏な動きではない。




しかし、その後は急に魚のパワー大爆発。すごい引き。




流れに乗られると負けそうなのでなんとか岸辺近くに誘導したところ、意外とあっさりランデングネットに収まったのはデカニジマス。












今日、最初に掛けたデカニジマスと同サイズの立派な個体だが、何故か一匹目ほどのパワーが感じられなかった。







釣り針は浅かかり身切れ寸前で、ランデングネットにおさまったところで、針がはずれ危うく逃げられるところでした。




今日2匹目のデカニジマス と思って一瞬心がハイになったものの、なにかが違う。






撮影しているうちに、どうも1時間ほど前にリリースしたのと同一の個体であることがはっきりとわかってビックリ。腹部にまで広がっている黒点紋理が決め手になった。











要するに同じデカニジマスを短時間のあいだに二回釣ったということになった。手早く撮影してリリースしたがデカニジマス君にしてみれば、まさに悲劇としか言いようがない。





                    おしまい。




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