オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

北国の原生林の奥の奥、巨大エゾイワナと遊ぶ。

2024-11-28 12:36:03 | 大型魚
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北国の原生林の奥の奥、巨大エゾイワナと遊ぶ。



2018-7-20 (金) 晴れ のち曇り 強風 27度C



9:15 近郊のT川上流へ向かい出発。



さて、今日はどの支流に入ろうか、迷いに迷いながら林道の奥へ進むと、いつもはガッチリとゲートが閉まっている支流の入り口に通りかかった。ひどく崩壊していたこの林道の整備が多少はすすんだのか、ゲートにぐるぐる鎖はかかっていたが今日は施錠はなく、通行可能になっていたので、ちょっと苦労して鎖を外してゲートを越えて、何となくその林道へ入ってみた。かって、このゲートの少し奥の美しい渓流で良い釣りをしたことを思い出したのです。



途中ではるか下を流れる川をみると、昨年の大増水で川の状態が完全に変わってしまって浅い平凡なダラダラ川になっているのに驚いた。



かなり走って以前入ったことのあるこの支流の支流へつながる、とある古い林道入り口に到着。こんな山奥に林野庁に鳥類調査を委託された環境調査会社という掲示のある札幌ナンバーの車が一台。



林道入り口はびっしりと笹でふさがっている。 古い放置された林道は灌木や笹、雑草で、ほぼ廃道に近い。




強引に草木をかき分けフォレスターでこの支流の橋手前まで行った。途中草で道がよく見えず ずるっと横に滑ったりしたが密生する笹を突破したあとはなんとか無事に走れた。



原始河川を思わせる美しく荒々しい、素晴らしい流れ。水は限りなく澄んで手を切るように冷たく清冽。きっと大釣りを約束してくれるだろう流れにワクワクドキドキしながら釣支度をした。ヒグマを恐れ、目一杯フォレスターのホーンを鳴らしまくってから、ヒグマ撃退グッズの入ったナップサックを背負い、川へ降りた。





最初のたまりで45cm 、30cm 20cm エゾイワナ 。思いがけず良型が かかってびっくり。 釣り人は入っていないのだろうか。かすかな人の踏み跡があったが環境調査員のものかも知れない。



その少し上のたまりで小型アメマス数匹と オショロコマ1♀若魚。














その後 しばらく遡行して 倒れ込んだ巨木手前のおおたまりに到着。かなりの深さがあるすばらしい大たまりで物陰にかくれながら振り込むと30~50cmのアメマス~エゾイワナが入れ食い状態で釣れたので驚いた。















ただ最初の一匹は思いがけず 30cmほどのニジマスだった。ニジマスはこの1匹のみで多数のアメマスのほかはオショロコマが 1匹。 

このたまりは水深2mはあって深いので引きも相当なものでした。


そこから上流域は 次から次へと、もういやになるほど多数の良型アメマスがかかり最後は撮影するのも面倒になり、釣ってはリリースを繰り返した。



































比較的喰いは甘くて呑ませた個体はなく、小さな釣り針の多くは顎骨上の軟部組織を浅くすくうような針かかり。そのため確保までに時間がかかると身切れで逃げられるので、できるだけ手早く釣り上げる必要があった。























釣り上げられる途中のアメマスの後を数匹のアメマスが猛烈に追いかけてくる光景は初めてみたが見事なもので、とても印象的でした。アメマスが大型ルアーを追ってくる時のシーンのようです。  

















今日最後の大たまりは、期待していた大物はいなくて30~40cmエゾイワナ5匹で終了。 この日も撮影させていただいた渓流魚たちは、すべて丁寧に元の場所にリリースしました。














文中、アメマスとかエゾイワナとか表現が異なっていますがこれらはすべて同一のもの Salvelinus leucomaenis です。ダムなどで海からの親魚の遡上が途絶えた場合絶滅する個体群が多いが、絶滅することなく小型化、陸封型となって命脈を保っているものを、生態的差異を念頭に置いて時々エゾイワナと呼んでいます。しばしば所謂アメマスとは形態的にも小型化、暗色調の体色、白点紋理の小型化など、かなり異なってきます。今回登場したものは 50cmクラスのものもいて、エゾイワナとしては最大級と言えます。





ヒグマの気配濃厚な原生林の真っ只中、ふとあたりを見回した途端、急にえも言われぬ猛烈なヒグマへの恐怖心がこみ上げてきました。竿をたたみ大急ぎで川を下って入渓地点まで戻り、一息つき帰路につきました。






帰路、荒れ果てた林道が、染み出た沢水でぬるぬるになっているところでフォレスターが石に乗り上げたとたんずるーっと右に滑って危うく林道から急斜面へ滑落するところであった。危ない。あぶない。超危険、しかし超楽しい釣りだった。


当時のコンピューター日記より。


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猛暑の晩夏、大雨で増水した川でデカブラウンと遊ぶ。

2024-11-20 17:19:20 | ブラウントラウト
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猛暑の晩夏、大雨で増水した川でデカブラウンと遊ぶ。







202X-9-9 (金) 晴れ  32℃ 猛暑


ひどく暑いが、夏の終わりのブラウンを見に出かけた。このところかなりの雨があって、今日のブラウンの川はいつもより20cmほど水位が高く、流れも強くなっていて驚いた。








いつもは最初に入る腰まで立ち込む深さのあるポイントへ行くが流れがきつく立ち込むのが怖くなってパス。それでも目の前から30cmほどのブラウンが私の姿におどろき、矢のような速さで逃げるのを見て闘志がかきたてられる。






次のポイントでは、デカブラウン1匹ヒット。かなりの引きであったが何とかいなしてランデングネットで確保。魚が大暴れしたせいか、その後は魚信なし。


















次に入ったポイントでは、同じ場所から立て続けに2匹のデカブラウンヒット。































川岸の様子をみるとヨシなどが急流で押し倒された様子が鮮明に残っており、それをみると相当な規模の大雨大増水で、今より1mほど水位が高くなっていたことがうかがえる。ここが、大雨時には一気に大増水する川であることがよくわかる。そんな時、ブラウン達は一体どうしているのだろう。遠く、本流まで流されるのだろうか。




その後も、いつもより水位が上がって危険そうな場所は慎重に避けながらしばらくブラウンと遊んだ。ブラウンの引きは他のトラウトとは異なる独特の水中に引きこむような引きでデカブラウンがかかり、ウィウィと激しい糸鳴り、つの字に曲がる細い渓流竿、何度も竿を破壊されるのではないかと思う快感がたまらない。




















































遅い昼食の後、さらにブラウン若魚がたまるポイントで小型ブラウンを撮影しようとしたがここでは水位がいつもより30cmも高くなっていた。おっかなびっくり立ち込んでの釣りになり小型ブラウンを少し追加しただけで、早めに武装解除の日になった。











































この日は最近しばしば目にするニジマスは見られなかった。釣り上げたブラウン達は水中で手早く撮影した後、すべて丁寧に元の場所にリリースしました。















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北見市郊外に棲息する小規模なオショロコマ個体群。

2024-11-19 00:41:24 | 渓流魚、蝶、自然
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北見市郊外に棲息する小規模なオショロコマ個体群。






2024-9-13(金) 曇り のち晴れ のち曇り のち小雨 27℃




AM 10:10 久しぶりに北見市郊外に奇跡的に棲息している小規模なオショロコマ個体群の現状を見に出かけた。途中のセイコーマートで昼食のおにぎりと栗どらやき 大福 を買った。いつものルートが大雨の被害で道が壊れて通行止めで久しく、一本上流の橋から入った。11:00 目的の場所付近に到着。 







 


ごくごくせまい水域に棲息しているオショロコマ個体群だが、良型から若魚、および オスとメス の バランスはよかった。












































オショロコマ10数匹ほど釣って撮影。すべて丁寧にリリースした。






















身ごとなオショロコマ成魚オス。





































この狭い水域以外はこの渓流の渓相はあまりに良くない。100m ほどの短い範囲に比較的よい溜まりがあり、今回は思いのほか良型が多くいつもより型がよいが、数は例年と同じくらいだ。



































淡い黄灰色がかった独特の体色で成魚オスの腹部は濃い黄色、成魚メスの腹部はまっ白。赤点紋理は小さくオレンジ系の色調で派手やかさはない、といった ここ独特のパターンは変わらない。 オショロコマ以外の魚はいなかった。 

































































いつもは密生する背の高いクマザサのためこの水域にはなかなか入りにくかったが、この数年クマザサが広範に枯死したため、見通しも良くなり、このオショロコマポイントには到達しやすくなっている。










いくつかの理由で、ここではオショロコマに勝ち目のない強敵、攻撃的外来種筆頭のニジマス汚染はみられない。それなりに安定した生存を続けていかに見える、が個体群としての規模はとても小さいために、たとえば大きな気候変動( 高温、渇水、) や さらなる河川改修工事、伐採、ニジマス侵入、釣り人の乱獲 etc…… などの外的ストレスがあればたちまち消えてしまう(絶滅 )可能性が高い。








さらに荒れた林道を1-2Km 登ってみたが 以前と同じく林道崩壊場所で行き止まり。 この林道崩壊は治しようがないようで長年放置されたままです。








クリどら焼きで一服。






午後2時30分 武装解除。









夕食は、北見市のスパゲティ専門店ジョリーパスタで 和風スパ おいしかった。













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2024年11月7日の出来事

2024-11-16 08:56:13 | 北見市の出来事
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2024-11-7 ( 木 ) 雪 のち曇り



この日、北海道オホーツクの北見市で初雪。 




そういえば昨年と比べるととても少ないが1週間前、雪虫が飛んでいた。








雪虫が飛んで、その1週後には初雪が降るというパターンはいつもと同じといったところでしょうか。










なぜか 撮影しておきたい気持ちになって初雪の庭をせっせと撮影しました。




庭の初雪の写真、私以外の人たちにとっては、全くどうでも良い写真ばかりで申し訳ありません。



私にとっては、雪を被った植物たちのこの一年の様々な様子や、来年の春爛漫を期待させる花芽の状態など走馬灯のように思い浮かべながらの撮影です。



きっと、お昼前にはこの初雪はみんな解けてしまうと思います。




カミさんが 久しぶりに結構太いサンマを見つけて買ってきました。




我が家では、焼きたて秋刀魚をこんな風にして美味しくいただきます。






この日の新聞にはアメリカの大統領がトランプ氏になったことを報じていました。世の中、ちょっと変わりそうな予感。





2024年11月7日の出来事でした。どうということのない話ですが、10年後くらいに見ることができればきっと面白い記事だと思います。


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最原流域に奇跡的に生き残るオショロコマたち。

2024-11-13 11:33:15 | 渓流魚、蝶、自然
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最原流域に奇跡的に生き残るオショロコマたち。




202X-10-25 (日) 晴れ 山間部は曇り のち小雨



この日、前半は近郊のニジマス繁殖渓流で、ひたすらデカニジマス釣りを楽しんだが、帰路、近くの山奥の渓流、最源流域に生き残っている小規模なオショロコマ個体群の秋の様子を見に向かった。





14:10 現地到着。曇り始めた空から小雨がパラついてきた。この渓流源流域のオショロコマ生息水域は極めて狭い2箇所のみ。


やや上流部のポイントでは幼魚から若魚が多く、とにかく小型の個体ばかり。釣り漫画などでは源流というと何かロマンを感じる響きがあり、そこには人知れず驚異的な大型個体が潜むことになっているが、私の個人的経験ではそれは漫画の世界だけのことです。ちょっと考えてみれば当たり前ですが。





































この時期、あちこちの生息地ではオショロコマたちがボチボチ産卵行動を開始します。オショロコマの産卵はサケ・マスみたいにいっぺんに全部産卵しきって親魚は死んでしまうといったことはありません。時間をおいて段階的に行われるのが普通です。 



やや下流域のもう一箇所の生息水域では成魚たちが、産卵行動に入りつつあります。






























産卵後お腹ぺったんこのメス、もっともっと細くなります。










完全に産卵しきった頃のメスは蛇みたいに細く痩せ細ってしまいますが翌年夏までには再びブンブンに太って美しい姿態に戻るのは、すごいことだと思います。


この日はオスが多く見られ、なぜかメスが少なかった。渓流によってはメスばかりでオスが少ないところもあります。


撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧に元の場所にリリースしました。


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オリンパスデジカメToughのレンズ保護ガラスが経年使用で擦り傷真っ白、どうするか。

2024-11-11 21:14:36 | コニカデジカメKD500Z
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オリンパスデジカメToughのレンズ保護ガラスが経年使用で擦り傷真っ白、どうするか。


閑話休題。


このところ、渓流釣りのおりにはいつもオリンパスデジカメTough を使用してきました。



当初、このデジカメはオショロコマなどの小型渓流魚の鮮明撮影にはとても使えないと思っていましたが、色々工夫してゆくと名機コニカデジカメKD500Zに勝るとも劣らない写真が撮れるようになってきました。



そうすると衝撃や防水機能に圧倒的に劣るKD500Zは、防水15m、防塵、耐衝撃2.1m、耐荷重100kgf、耐低温-10℃、耐結露といったオリンパスToughと比べるともはや現場での使用には耐えない古い名機になってしまいました。


しかし、このスーパーデジカメTough にはとても気になる大きな欠点があります。それはレンズを保護しているいわば剥き出しのレンズ保護ガラス表面に細かな擦り傷がつきやすい事です。いつも胸ポケットにポンと放り込んで、瞬時にポケットから出してチャンスを逃さず迅速撮影といった使い方ですと擦り傷が出来やすいのだと思います。








初めの頃は、あまり気にならなかったのですが、細かな擦り傷は増える一方です。不思議なことに擦り傷がひどくなっても、周りが明るいときはそれなりにまあまあの鮮明写真は撮れるのです。しかしあたりが暗くなると心なしか画像がボケるようになってきました。この擦り傷は当然メーカー側でも想定しているようで、レンズ保護ガラスをさらに保護するお大袈裟なカバーも売っていますが、そんなものをつけると本機種の売りでもある機動性が損なわれてしまうと思います。




先日、なんとなくレンズ防護ガラスの擦り傷が耐え難いほどに増えているのに驚きました。まるでひどく進行した白内障の人の濁った目を見ているような、ドキッとする酷い有様になっていました。








なんとかしなければと思いネットで調べてみると、同じような擦り傷に悩んでいる人は結構いるようで、かといってどうしたら良いか困っているといった感じです。



車両用の擦り傷修理用のコンパウンドというのがあり、これを電動クリーナーにつけて擦り傷面をピカピカに磨きあげるといった You tube 記事がありましたが、これはいいなと思いながらも電動クリーナーを用意するというのがちょっとお大袈裟で面倒感ありで踏み切れず。



先日、フォレスターの冬用ワイパーを買いに イエローハットへ行ったおり、偶然そのコンパウンドが目にとまりなんとなく購入。




帰宅後、レンズ保護ガラスが擦り傷で白く見えるほどになった オリンパスTough 2台を出して、コンパウンドをたっぷり塗って恐る恐るティッシュペーパーでゴシゴシこすってみました。




















みるからに擦り傷だらけだったガラス面がさらに酷い傷だらけ真っ白混濁状態になってしまい、あれまーやっちゃったと思わず後悔。これでは流石にもう撮影は無理と思われました。





そこで、ダメもとで再度、細めから中細、最後は極細と3種のコンパウンドを塗ってはゴシゴシを繰り返しました。3回繰り返した頃、なんだかガラス面が綺麗になってきたようで、さらに力をこめてゴシゴシをやってみると、やがて擦り傷で白くなっていた保護ガラスが心なしか少しだが透明になっているのに気づきひと安心。












最終的にレンズ保護ガラスが擦り傷で白内障みたいになっていたのがあっと驚く新品同様のピカピカ透明ガラス面に戻っていました。




さて今後、また擦り傷ができることは当然想定されますが、その折にはまた磨いてみようと思います。








同様な擦り傷を気にされている方は案外多いのではないかとおもいますが、このコンパウンドゴシゴシ磨き作戦をトライする方は、あくまで自己責任で行ってください。



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初秋、釧路川水系支流の渓流魚を撮影。

2024-11-07 16:00:40 | 渓流魚、蝶、自然
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初秋、釧路川水系支流の渓流魚を撮影。




202X-10-3 (土) 曇り 強風 のち雨  14℃




この日、我が家から車で1時間ほどの釧路川水系支流の源流域に初秋の渓流魚を見に出かけました。









落ち葉が舞い落ちる季節で、この頃、何故かこの水系の水が澄んできて、綺麗な渓流魚の写真が撮れるのが好きです。






















もしかすると産卵体制のファーストランのデカアメマスが遡上しているかもしれないとの思惑もあったが、こればかりはケセラセラ、行ってみなければわからない。



この渓流には在来魚としてアメマス、オショロコマが繁栄していた。ヤマベの生息は孵化放流事業によるところが大きいと思うが多少、在来の種苗もあるかもしれない。



ニジマスは明らかに継続的に放流されていたものです。この渓流の条件が良かったのかニジマスは野生化し大繁殖し、そのため在来のオショロコマは壊滅的に減少しました。


私たちは幼少時から親しんできたオショロコマが消えてニジマスが増えてゆくことに強い違和感を感じましたがどうすることも出来ません。



オショロコマはどうでも良い雑魚と考え、釣って楽しく、食べて美味しいニジマスが増えてゆくことを喜ぶ釣り人の方が多かったのです。



偶然、私たちはまだ誰も山に入らない雪深い早春に大型ニジマスが大挙して源流域に溯上、誰にも知られず、産卵後 あっという間に本流へ戻ることを知り、この時期に積極的な駆除を開始しました



その後、私たちは、数年間にわたり早春産卵に遡上する大型ニジマスをことごとく駆除していましたが、近年この水系のニジマスは激減,一時壊滅的に減少したオショロコマは現在復活傾向を示しています。


ただ、この渓流の様にオショロコマが復活できることは、むしろ稀で、ニジマスの勢いが衰えず、オショロコマが衰退してゆくケースの方が多いのが実情です。

























最近ではオショロコマ繁殖水域にニジマスを放流する恐ろしい行為はとある特定の地方自治体を除き、ほとんど見聞きすることがなくなっています。その理由としては、おそらく私たちが放流ニジマスの害の実例をブログなどで盛んに発信していることや、近年、十勝ルールに見られる様に、生態系の概念が広く認識され普及し始めてきたことが影響していると考えています。















この日は、期待していた大型アメマスは見られず、いつきの小型アメマス、ヤマベ、少数のニジマス若魚を釣っては枯葉などバックにせっせと撮影してはリリースしました。


オショロコマは以前と比べると泣きたくなるほど個体数は少なく小型のものが多かったが、ヒグマの恐怖に耐えながら思い切り上流域から入渓してみるとやっと立派な成魚を少しですが見ることができました。




































ヤマベ当年魚は小さいがキズはなく美しい。


















ヤマベ2年魚たちは多少のサクラマス遡上があるようでクロンボウヤマベや、産卵行動後のキズが目立ちます。いわゆる 枯れ葉ヤマベ です。




















ニジマスは、少しばかりの若魚が釣れたのみ。












アメマスはいつきの小型個体ばかりで、産卵行動のため遡上してくるデカアメマスはまだ見られなかった。



























午後になると風が強まり、時々雨が降る不穏な空模様となってきた。陽がかげるとあたりが薄暗くなり、ぐんぐん気温が下がってきて、なんとなく戦意喪失、午後3時30分、武装解除し帰路につきました。







帰路、暗くなってきた林道に出てきたエゾシカ親子。フラッシュで目が怪しく光っています。








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2024年秋、とある濃厚な一日。

2024-11-03 20:55:30 | 北見市の出来事
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2024年秋、とある濃厚な一日。





北見市の秋も深まり、我が家の庭も畑も全てが終わって色褪せてしまい、真っ直ぐ冬に向かっています。




この日は、孫長男君の学芸会。 最近の学芸会は昔と違って全員が主役。みんなで力を合わせて成し遂げるといったところに主眼が置かれています。私の孫長男君も長いセリフを元気いっぱいこなしてまことに立派で私たちも大感激。






孫次女君のズボンがひどく破れて可哀想なので縫ってあげるといったら断られました。




孫長男君の劇が終わると、今日は孫次女君がフリーだったので可愛い盛りの彼女を連れて近郊のサロマ湖畔の常呂までコクワ(サルナシ)を採りにいきました。私たちはコクワが大好きなのです。





かみさんの知り合いの方の広大な庭はサロマ湖畔の保護林に接していて自然度抜群、サロマ湖は自宅のだだっ広い池みたいな素晴らしい自然環境の家です。





コクワがなっているので採りにおいでとお誘いがあったので出かけました。 その前に サロマ湖畔の鶴雅リゾートでバイキングスタイルのランチのつもりでしたが1時30分に到着したらすでにランチタイムは終了で残念。




この店では一時期ロシアから秘密ルートで大量に水あげされた生きたカニを、ただみたいなお値段で食べられたので、私たちは一生分くらいの種々の茹でたてカニを食べました。しかしたちまち当局の手が周り各種密猟蟹が入荷ストップ。この店は潰れてしまったのです。




そこでよく行く レストハウス ところ で 孫次女君は海鮮丼とアイス、かみさんはホタテずくし定食、私はホッキ貝ずくし定食。いつもながら新鮮でとても美味しい。


























コクワは、これまで大量に収穫された後で私たちは出遅れたせいかやや時期遅れの感がありましたが、ブドウ棚ならぬコクワ棚にはまだけっこうコクワが残っていました。 まずたくさんつまんで食べた後、お土産にかなりのコクワをいただきました。




























ここでは にゃんこ と 犬と ポニーが飼われてペットが三種類です。








今年は庭の山ブドウが大漁だったので、ブドウジュースを 1.8L 2本作ったとのことでご馳走になりました。このジュースはあっと驚く初めての感覚で砂糖無添加なのにとてもねっとりしてこくがあり甘いのです。オンザロックでやたら濃厚なブドウジュースをいただきました。美味しい。おいしい。これは別格のブドウジュースです。




















自然を生かした樹木主体の広い庭を見せてもらいました。800坪ほどある上、隣接するサロマ湖周囲原生林と境界がないのです。山菜は種々いくらでもあります。






ツルウメモドキ。





巨大なホウノキの葉。





森の中の陶芸。




変わった花のデイジー。





マユミの実が弾けています。




なぜかゴーヤ。







まだバラが咲いていた。香りを嗅ぐときハチが飛び出すことあり注意。







オホーツクなのにクリがあった。流石に実の入りは悪いとのこと。




ハッカの街、北見では昔大々的に栽培していたハッカが野生化していますが この庭はあちこちハッカだらけ。







居残りミニトマト。






濃厚な美味しいブドウジュース、コーヒー、その他色々ご馳走になり楽しい時間がたちまち過ぎました。







お土産に いろんなのをいただきました。





カボチャには色々ありますが、その色々なカボチャをいただきました。明日はカボチャ団子汁に決まりました。






ハローウィン用のカボチャは人間が食べるとひどく不味いがヤギさんは泣いて喜ぶそうです。





このネギ、信じられないほど太い。





北見へは暗くなってから着きました。夕食はトリトンお持ち帰り生寿司と居残りトマト。







といった、かなり濃厚な一日になりました。




      おしまい。


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