オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

野生化ミンクが跋扈する有名ニジマス川の変貌とタバコ空き箱

2018-11-29 21:37:41 | ニジマスによる被害
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野生化ミンクが跋扈する有名ニジマス川の変貌とタバコ空き箱


2013-7-26(金) 曇り 暑い


午前10:30、従来ニジマス川として有名な近郊の T川の上流域へ久しぶりに出かけた。


11:30分 まず目的のT川へかかる古いコンクリート橋付近から川に降りて釣り下ってみたが以前と渓相が大きく変わってしまいどこまでもダラ川でたまりがなく川をあがった。




このところの大雨・大増水と、その後の護岸工事、河川改修工事などで川の様子がまったく変わってしまった。






うっそうとしていた河畔林もずいぶん伐採されてしまった。


昼食後、もどってT川沿いの林道を牧草地に沿って走ってみたがやはりどこまでもダラ川であった。


そこで今度は本命の旧鉄道駅跡地のポイントへ入ってみた。


しかし、以前に50cmデカニジマスをかけた最高のポイントは護岸工事で消えてしまい魚信なし。





おりしもカワガラス数匹が低く飛びかい、あろうことか外来種の野生化ミンクまで1匹さっそうと泳いでおり、ちょっと釣りには向かない感じになっている。 


カワガラスや野生化ミンクは明らかにこの渓流のニジマスを狙っていると思う。



かって北海道では毛皮をとる目的でミンクの飼育が盛んであったが飼育場から逃げ出したミンクが野生化し繁殖している。



ミンクはカワウソと同じく泳ぎが得意で渓流魚を捕らえて食べる。



札内川で釣った多数のニジマスを岸辺につくった生け簀に放しておいたら全部ミンクに獲られたことがある。



一時期、知床の渓流に、今は絶滅したカワウソを他の国からもってきて移植するという計画があったというがオショロコマの現状を考えると狂気の沙汰としか言いようがない。




川を下ってゆくと、以前はニジマスが群れていた良ポイントが現れる。













多いに期待しながらを探ってゆくが小型ニジマスが少し釣れたのみ。














その後は魚信なく引き上げた。 



手持ちぶさたで河原の花や蝶など撮影した。







タバコの吸い殻、空き箱があちこち落ちていたのが気になり少し撮影。











全員とは言いたくないが、どうしても釣り師のタバコのみの中にはマナーの悪い輩がいるのは事実。





早めに帰宅。 


このところ ほとんど雨がない日が続き 毎日 水まきが日課になってまいったな。 

庭や家庭菜園が カラカラだ。





私の好きなサイト 流域の自然を考えるネットワーク をみていましたら

たまたま、見かけた気になるサイトがありました。

石木川・まもり隊   http://ishikigawa.jp/action/


佐世保市の清流石木川に巨費を投じて、いまや明らかに無用の巨大ダムを造ろうとしている。ダムを造る理由というのが、いかにも陳腐で田中角栄の時代のいけいけドンドン、みんなでダム作ろうの延長線上にあることは明白だ。国策として深い思慮もなく一旦認可してしまったお役人のメンツ、ダム建設で大きな利益を期待する勢力の存在の有無にはなにも言及していないところが、やや甘いとおもいます。




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晩秋の風景とホタテごはんの夜

2018-11-29 01:15:32 | 北見市の出来事
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晩秋の風景とホタテごはんの夜


2018-11-25 (日) 晴れ 寒い


この日、前述のごとく午前10時から北見市小泉小体育館で次女君の北見西チームと小泉小とのミニバスケット試合トーナメントの準決勝戦が行われ北見西チームが勝ち決勝戦へと進むことになった。
 

午後二時からの決勝戦までには少し時間がある。私たちは ヨーカドーでお歳暮をだし、私の冬ブレザーを新調し、柿をたくさん買って、ついでにいろいろ買い物をして、昼ご飯のおかずを買って、いったん自宅へ引き上げ昼食後 また小泉小へ向かったのでした。


庭には真っ白い綿毛の種子を付けたこの植物、あたかも雪をかぶったようですがそうではありません。




綿毛の間に、微細な種子が入っています。









実は三女君は、最近思うところあって北見西チームを辞め、水泳に転向しました。



それで今日、次女君のバスケ晴れ舞台も見にゆきません。



サヤインゲン、来年撒くための種の収穫をジージに頼まれて、寒いなか豆むきのアルバイトをしています。




 


このモロッコの種子があれば来年もおいしいサヤインゲンをたらふく食べることができるのです。




さて、決勝戦は午後二時から始まり、前述のごとく次女君はまさかの優勝で舞い上がっている。



戦勝パーティでチームの親たち、友人たちと一緒に外食にでることになった。



そこで 三女君と長男君を、今夜は私たち夫婦が面倒をみることになった。 



まずは夕食。



急遽、おもいたったのは卵焼きとかみさん特製ほたてご飯。 



普通、ホタテ貝柱ごはん はカチカチの固い干し貝柱を使うようですが、かみさんの場合、頂き物のソフトホタテ燻油漬け貝柱を使います。まったく別物のおいしいホタテご飯ができます。



冷蔵庫に卵がないので近くのスーパーに買いに行った。



その後、ホタテご飯に入れる香り付けの三つ葉を買い忘れていたのでもう一度スーパーに行って買ってきた。



三女君は卵焼きをつくるのが得意。





特製ホタテご飯と付け合わせの卵焼き。









これ。おいしいよ。



サイコーにおいしいよ。



ホタテごはん、おいしい。



こんなおいしいの、初めて。





二人とも何杯もおかわりして三合炊いたジャーが、たちまち空っぽになってしまった。



ホタテご飯、みんな食べちゃったよ。






ところで、綿毛の種子の植物は何だったのでしょうか。




シュウメイギクです。



例年、花が終わったら全部刈り取ってしまうのですが今年は多忙でそれが出来ず、すごい量の種を飛ばしてしまうことになってしまった。 




来年の庭のシュウメイギクはどんなことになるのだろうか。





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優勝

2018-11-26 02:37:35 | 北見市の出来事・行事など
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優勝

2018-11-25(日) 晴れ

この日、午前10時から準決勝戦が行われた。


子供や孫たちの晴れ姿を見ようと朝から関連の人々がきており会場の小学校の駐車場は既に満杯で臨時の駐車場になった校庭にもたくさんの車が見える。



わが孫次女君は朝7時から臨時の特訓を終えて、すでに闘志満々、やる気のかたまりみたいになっている。



今日の対戦相手は強敵の小泉チームだ。ただ昨日の2チームと違って過去に勝ったことがある。















はたして、初戦からリードが続き、時々接戦状態になるものの、やや余裕の試合展開となった。















しかしこのチームの必殺技はロングシュート。ウオーミングアップの時からさかんにロングシュートを見せていたが、ガードが固く突破できないとみると、ためらわずはるか遠くからロングシュート。



それがしばしばスッパリときまりどよめきがおこるほどカッコいい。



昨日の2試合でまさかの勝ちを経験し、北見西チームは、もしかしたら自分たちは強いんじゃないかとうすうす気づき始めたような雰囲気がただよってきた。











結局、最後までリードを保ってなんとか勝った。






そしてまさかの決勝戦へと進むことになった。











決勝戦は午後二時から始まった。



対戦相手は例年、北見界隈では圧倒的強さを誇ってきたポプラチーム。



これまでの戦積からみると勝てるというよりは、最初から、きっと負けるといった雰囲気がただよっていた。



選手たちの体格からして遙かに立派で、わきあがる闘志満々のかけ声のものすごさからしてもう負けている感じ。








ところが信じられないことに、試合開始からなんと、わが次女君がシュートにつぐシュート、またシュート。

















巧みに切り込んで次々に決めてゆく勇姿にみなさん唖然となった。





たちまち点差がついて予想とはまったく違った試合展開となった。








このままでゆくと圧勝できそうな感じ。




北見西チームのお母さんたちは、信じられないといった顔つきながら、だけど相手はポプラだからね、絶対油断できないよ、油断するなーっと大声で応援している。



後半、試合が終わりに近づいたころ、その心配は的中。



俄然反撃にでたポプラはまるで別人になったみたいな切り込み隊がシュートを決めはじめた。













疲労の色が濃くなって一瞬、北見西チームのガードが甘くなる間隙を縫って次々にシュートを決める。



恐れていたポプラの猛反撃がはじまった。たちまち点差が狭まって、もしかすると負けるのではといった恐怖感が急速にひろがってきた。



おそらく試合時間があと5分長かったなら負けていたかもしれない。





結局、なんとかぎりぎり逃げ切って、おお、まさかの優勝となった。




私たち、優勝しちゃったみたいだ。



北見西チームのお母さんたちが感激でおいおい泣き崩れている。













私もつられて目に涙。




選手たちも、うそみたい、優勝しちゃったといった顔つき。





北見西チームはいつのまにかオホーツクで一番強いチームになっていたのでした。




よくやった。よくやった。快挙です。えらい。



次は札幌での全道大会へゆくことになってしまった。





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ジャガイモとバスケ試合とロイズの生チョコ

2018-11-25 00:02:50 | 北見市の出来事
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ジャガイモとバスケ試合とロイズの生チョコ


2018-11-24(土) 晴れ 寒い

午前中、最近の懸案であったジャガイモ掘り。もう畑がガチガチに凍ってしまい、今日が最後のチャンスであった。



凍ったイモ畑を掘り返してみると予想外の収穫の少なさに唖然。 



昼はジャガバター。 



しかしジャガバターよりは味塩をふって食べる方が遙かにおいしいことがわかった。



午後は次女君の出場するバスケの試合を見に出かけた。



この試合のタイトルは 第36回北見地区ミニバスケット秋期交歓北見大会 兼 第44回北海道ミニバスケットボール選手権予選会 とやたらと長い。



まともに言うと大変なので ミニバス北見秋期大会 といったものでオホーツク管内20チームが参加。




全道大会への出場権がかかっているので、各チーム相当に気合いが入っている。




次女君の北見西チームは、斜里チームとの対戦であるが、これまで勝ったことがないという強豪で私たちもこの試合に負けておしまいと思いながら応援にきたのでした。






初戦は次々とシュートを決められ、やはり勝ち目がないかに見えた。











しかし、中盤あたりから俄然もりかえし、ウソみたいに攻勢にでた。











特に9番の凄腕少女がでてきたとたん次々とシュートが決まりだし、とうとう勝っちゃった、といった結末になってびっくり。







北見西チームは選手も応援団も驚喜錯乱。感涙の嵐。



一試合みて帰るつもりだったがこの勝利で、トーナメントにすすみ、強豪美幌チームと対戦することになった。



美幌チームはさらに強豪で最近は勝ったことがないとのこと。



美幌チームは11番の名手がロングシュートを決めたり、鉄壁ガードでさすがに手強い。


今度は黒いユニフォームに着替えています。






北見西チームの9番凄腕少女もさかんに切り込んでシュートを打つが微妙にはばまれて決まらない。








3連続シュートを決められた時は、やはり勝ち目がないといった空気が広がった。



ところが後半、美幌チームが異常に乱れはじめ次々と繰り出すシュートがまったく決まらなくなった。





たまにシュートをうつ北見西チームのボールが不思議とネットに吸い込まれる。



そして、最後はとうとう微差で勝っちゃった。



北見西チームは選手も応援団も驚喜錯乱、絶叫。



美幌チームはまさかの敗北に沈黙。両チームともうれしさと悔しさで涙を流しているもの多し。



やった。勝った。うそみたい。すごいね。よくやった。おいおい泣く母親もいる。



私も皆さんの感激につられて目に涙。



2試合連続、走りに走りまくったので選手たちは床に倒れ込んで起きれないほど疲れたもよう。



慎重にクーリングをやっている。





次女君によくやったね、すごいねと声をかけると、あのね、この前ジージが買ってきたロイズの生チョコ、一箱残ってるのを今晩食べたい との返事。



勝利の快感もさることながら開口一番、ロイズの生チョコとは、本当にかわいい。



夜、冷蔵庫から出したロイズの生チョコをおいしそうに食べた。








今日、勝った理由は、 そりゃー 猛練習のせいだよ とのこと。




渓流魚とは何の関係もないジージの孫自慢の、たあいのない話でしたが最後まで見ていただきありがとうございます。




昨日厳寒の中、ニジマス大漁は良かったのですが昨年と同じく低体温症になりかけ、多いに懲りたので今年の渓流釣りはこれまでにしようかと考えたところです。







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美しい流れ、アメマス、ニジマスと遊ぶ

2018-11-23 00:03:22 | 渓流魚、蝶、自然
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美しい流れ、アメマス、ニジマスと遊ぶ。


201X-9-7 (土) 高曇り 小雨 寒い


この時期、本流域から遡上してくる大型アメマスを見に近郊の渓流に出かけた。


しばらく雨が続いたせいか予想外に水量多く、大型アメマスは1匹が走ったのみで、その後は釣りにならず撤退した。


帰路、いつも小型ながら多数のアメマスとニジマスがたまっているポイントへ寄ってみた。



立派なたまりでは美しい小型アメマスが次々とかかったがオショロコマはいない。



この渓流ではオショロコマはさらに上流へ向かい、いくつもの砂防ダムを越えた最源流域にしかいないのです。



水がとてもきれいなので遠くから電光石火のごとく飛んでくるアメマスが針かかりして水中でギラリと銀色の腹を見せる瞬間にけっこう興奮する。








































時々現れる30Cm 前後のニジマスと遊ぶには格好のポイントだが、さすがにこちらの姿が丸見え状態では大きなニジマスは食いつかず。


小型ニジマスが釣れてくる。










小型アメマス10、小型ニジマス5を釣って撮影後リリースした。



アメマスはオショロコマと違い、しばしばニジマスに負けず劣らず大型化するので、少なくともこの水域では決してニジマスに一方的に制圧される様子はない。






キツネのチャブクロ。


このキノコ、踏んづけると破れてぱっと胞子が飛び散る。







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2018-11-20 鹿撃ちハンターに誤射され森林官死亡

2018-11-21 22:12:44 | 渓流魚、蝶、自然
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2018-11-20 鹿撃ちハンターに誤射され森林官死亡




2018-11-21(水)の北海道新聞朝刊によれば 2018-11-20(火)北海道恵庭市の山中で倒木処理作業中の森林官が鹿撃ちハンターに誤射され死亡する事件があった。


北海道では、このパターンはけっこう多いとおもわれ人身事故やニュースにならなかったような誤射も含めれば毎年かなりの誤射件数があると推定される。


今回は130mの距離から恐らく高性能スコープで狙撃したものと思うが、この距離になると鹿なのか人間なのかは判別できなかったということになる。


ちなみにこの距離で命中させるのはかなりの名手とされる。


誤射したハンター氏は作業中の森林官が腰につけていた白い手ぬぐいを鹿の白いしっぽだと勘違いして撃ってしまったという。








私は11月や12月でもオショロコマ調査で相当な山奥へ入ることが多いが、この時期最も恐れているのは越冬前荒食い中のヒグマではなく、鹿撃ちハンターによる誤射である。 


実際にこの時期に鹿と間違えられて誤射され、重症を負った釣り人もいる。



身の丈を越える笹や草木を越えて移動中もぴーぴーホィッスルを鳴らしながら進むのはヒグマとの接近遭遇を避けるのみならず誤射を避ける意味合いも大きいのです。



先日、秋葉原の帽子専門店で鮮やかな深紅、真っ赤な帽子をみつけて、買うかどうか10分ほど迷ったがけっこう高価だったこともあり結局買わなかった。 



次回は断固、この真っ赤な帽子を買おうとおもう。



PS: その後の新聞報道によれば、誤射した鹿撃ちハンター氏は逮捕された。 



撃たれた森林官氏はこういうことも想定してか、オレンジのヘルメットと、とてもよく目立つオレンジのチョッキを着て作業をしていたという。



森林で作業する人たちは深刻に誤射される可能性を恐れ、危惧していることがうかがえる。



それなのに、鹿と間違えられてしまった。



そうすると、私が赤い帽子なんぞをかぶったところで誤射の危険を回避できるとは限らない。



ひたすら鹿を撃ちたいの一心で、もう頭がいっぱいのハンター氏に見つかると、おしまいといったところでしょうか。



ソマリアへ派遣される自衛隊員よりは、明らかに危険な状況といえる。







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雨の釣り。ニジマス大繁殖。オショロコマ激減。

2018-11-14 23:37:09 | ニジマスによる被害
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雨の釣り。ニジマス大繁殖。オショロコマ激減。


201X-9-14 (土)  曇り のち雨 のち曇り 28度C。


なま温かい風が吹いている。



雨が降りそうで降らないイヤな天候だ。



ニジマスが圧倒的パワーで繁殖してオショロコマを駆逐しつつある北見市近郊の渓流に入った。







釣り始めると、まずオショロコマ5匹。















しかし、そのあとはニジマス幼魚〜若魚が ワンキャスト ワンニジマスといった感じで釣れに釣れた。













この日はニジマスは立派なたまりをことごとく占拠するのみならず、かなりの個体が瀬にも出ていた。 












きっと雨が降ってくるぞ の予想どおりに、途中でかなりの雨が降ってきて濡れながらの釣りになった。










やがて私たちが濡れネズミになったころ約30分で雨は小やみになってきた。











ワンキャストワンニジマスの小型ニジマス釣りにも飽きてきた。 



この日、かみさんがひそかに期待していた大型ニジマスは結局釣れなかった。



この時期、デカニジマスは春先に産卵後、なにかの理由で居座っているのが稀に釣れるのみで普段は川の上流から源流域には大型ニジマスはいないことを改めて実感した。



ニジマスは25匹、早あわせに徹する私たちの釣り方のせいで同じくらいを釣り落とした。



オショロコマは小型ふくめ5匹のみでオショロコマが野生化したニジマスに圧倒されていることは明白だ。




もともと、ここにはオショロコマしかいなかったのである。



しかし、ここまでになってしまうと、もはやオショロコマに勝ち目は無い。



かみさんは雨に濡れるし、デカニジマスは釣れないしでやたら不機嫌。








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イワナ (アメマス) が群れで移動した?北海道天塩川水系支流の思い出

2018-11-08 00:42:59 | イワナ
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イワナ、北海道と本州の違い

  イワナ (アメマス) が群れで移動した?北海道天塩川水系支流の思い出

                田中 篤


日本各地に生息するイワナはそれぞれの環境で隔絶されて生息しているため、地方によって変異が大きい、つまり見た目で違う姿をした個体群が多い。



北海道のアメマス( エゾイワナ ) は大きな白点が特徴だが、中部太平洋側に棲むヤマトイワナは大きな白点がなく通常は体側に着色班がある。


ただ、稀に道南の一部の渓流には着色斑のあるアメマスもいるようだ。



このような外見の違いは釣り上げてみればすぐわかるものだが、棲む環境が違えばそれぞれに生態の違いもありそうだ、生態の違いは長期の観察が必要なのでこれを把握することはなかなか難しい。



私の経験では北海道のイワナと本州のイワナで生態に違いが感じられるエピソードがあったので、下記に紹介したい。


私の実家は北海道の天塩川水系の1支流の近くにあった。その川で子供の頃からウグイやヤマメを釣ったりしていた。


しかし家の近くにはアメマス (エゾイワナ) はいなかった。


私の祖父の話では、この川の支流にヤマメ釣りに入ってかなり釣り登った所でアメマス (便宜上、以下イワナとします) を釣ったと言っていた。


ちなみに本流は魚が居なくなるまで遡行したがイワナはいなかった、でもモウセンゴケの群生地は見つけた。


私が大学生の頃、この支流に新たに林道がついて奥に行けるようになった。林道の入り口には鎖がかかっていたが、原付バイクでくぐって奥へ行った。


すると最奥の橋の所でイワナを爆釣した。


もう川もだいぶ細くなっているが、さすがに誰も入っていない川の魚影はすごかった。その魚影の濃さに釣られてここに何度も通った。


時期的には大学の夏休みなのでほぼ8月の事だと思う。


まずこの支流は本流から分かれて500メートルくらいで砂防堰堤がある。 なのでその上流はヤマメがいない。



祖父が釣りをした時はヤマメがいたのでダムはその後にできたと思われる。なので基本的に川には魚がいないので釣り人も入らない川だった。



イワナはこの支流の上流部のみに生息し、堰堤の上に生息しているので大河川や海にくだるアメマスではなく陸封型アメマス(エゾイワナ)と言える。


最奥の橋から入って釣り登るとガンガン釣れた。しかし帰りは川通しに戻ってくるしかなかった。


ビクも満杯で重かったので大変だった。


なので次の日は橋から300メートル位下流に入渓した。 釣り登って橋のところから退渓するつもりだった。



しかし全く釣れない、あれほど魚影の濃い川なのに魚が全くいない、川を歩く時の逃げる魚も全く見えない。



不思議に思ってすぐ川を上がり、こんどは橋の50m下流に入渓した。すると昨日と同様にガンガン釣れた。 細い川の小さなポイントなのに一か所から2~3匹ずつ釣れる、


過密とも言える生息密度だ。


林道は川沿いに通っているので下流部を転々と釣ってはみたがイワナは全くいなかった。なぜかこの最奥の橋の周辺から上流にしかいなかった。



一度だけ10月に実家に帰った時、この川を釣った。


しかし橋の近辺にはイワナはいなかった。


水温が下がったのでもっと下流に移動したのか、と思ってあちこち探したが全く釣れなかった。 おそらくもっと上流に移動したのだろうか?。



本州の川のように釣り人の多い川ならば、誰かに釣られたのだろうと思いますが、この川にイワナが生息する事は私しか知らない川、他の釣り人の影響は考えられない。


つまりイワナが移動したとしか思えないのである。


あと不思議だと思ったのは魚のサイズがきっちりと揃っている事だった。


釣れるイワナは13cm、18cm、24cm、30cmでそれぞれが、2年魚、3年魚、4年魚、5年魚だと思う。


釣れる割合としては18cmが一番多く6割位、そして13cm、24cm、30cmと続き、30cmの大物は約50匹に一匹だったと記憶している。


なぜこんなに育ち方が揃うのか、恐らく群れで移動している事と関連があると思われる。


この川のイワナはなぜか川に分散しない、過密な状態で群れで移動しているようだ。


餌を取る事を優先させればライバルのいる過密な群れの中よりは分散したほうが有利だ。


つまり彼らは餌取りを最優先にはしていない。



なので群れで移動しながら争うことなく仲良く均等に餌を得ているのであろう。



だから餌争いで負けて成長の遅れる個体がいなくて年齢毎にサイズがきっちりと揃うのではないだろうか?。




一方の本州のイワナ、長野県水産試験場の調査によると県内のイワナはかなり定着性が強くて、大水などがあってもあまり移動することはないようだ。





私の経験でも尺イワナを釣って2週間後に全く同じポイントで同じイワナが釣れた事がある、写真を比べると同じ紋様である事がわかる。





つまり強い魚は有利な場所は占有してそこから動かないようである。


本州のイワナは観察していても縄張り争いが良く見られ、時には共食いする事も知られている。


つまり強いものが有利な場所を独占して、より多くの餌を得るわけだ。


この縄張り争いは体の大きなものは有利になるので、大きいものはより大きく、成長の遅れたものはより成長が遅れる事になり、本州のイワナのサイズはバラバラになるのである。



生息環境が厳しければ厳しいほど餌優先で縄張り争いをしなければ生き残れない。生存競争に脱落したものは共食いの対象にさえなる。







こうして環境に見合った生息数に自然調整されるのかもしれない。これが本州のイワナ。



一方の北海道のイワナは、過密な群れで移動し、争う事もなく仲良く餌を取る。


この生活様式ならば脱落するものもなく多くのイワナが生き残る。


また近くに仲間がいるので鳥などの敵の攻撃なども回避しやすいのかもしれない。



ただしこのような生態は比較的餌が豊富にないと成り立たないので、寒い北海道ですが川の中は意外と豊かなのかもしれません。





北海道の河川様式も比較的ゆったりとして落差少なく標高も低く移動しやすい。


一方、川の標高が高く、川の落差も激しい本州の河川よりは環境は良いのかもしれない。



また北海道のイワナは陸封型になっていても群れで移動するというアメマスの性質を残しているのかもしれません。








普段釣りをしていても魚が移動しているのか定着しているのかなんて、なかなかわからないのが現実である。



北海道では他の川も釣りましたが、イワナが移動して良く釣れた所が全然いなくなるなんて経験は他にはないので、もしかするとこの川だけの特殊な事例かもしれません。





以上、はるか昔の天塩川水系支流での田中篤さんの経験が述べられています。一般的に北海道の渓流ではオショロコマもアメマスも8月ころから上流をめざして移動を開始します。夏場の水温上昇を嫌ったり、田中さんの考察のような移動の可能性もありますが、私はこれらは秋から初冬の産卵へむけての行動ではないかと考えています。移動しながら婚姻色がはっきりしてくる個体も多くなり、やがてオショロコマは最源流の産卵場所に集結して10月中旬から11月初旬にかけて産卵します。アメマス(エゾイワナ)も同様な移動を開始して、一般的にオショロコマよりは少し遅れて産卵をはじめます。道東太平洋側の川ではウミアメマスが大挙して遡上し源流域でしばしば大集結し、いつきのアメマスも一緒になって産卵します。遡上する群れをは日々、刻一刻と移動しますが、その移動速度や源流域に集結する時期は年によってかなりの変動があります。多数のアメマスの群れが翌日には、はるか上流へ移動したりするのでしばしば群れを捕捉するのに難渋することがあります。






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初夏の美しい渓流、美しいオショロコマ

2018-11-03 01:20:29 | 渓流魚、蝶、自然
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初夏の美しい渓流、美しいオショロコマ


201X-7-2 (土)  晴れ  暑い


この日はいくつかの渓流で渓流魚の撮影を行い、午後、最後にこの日の本命の十勝川水系支流へ入った。



ここは十勝川水系の多数の支流群のなかでも私が最も好きな渓流だ。



新緑のオショロコマの森につつまれた渓流はことのほか美しく水は限りなく澄んで冷たい。

 

越冬後の錆もすっかり落ちて、初夏の落下昆虫、水生昆虫など豊富な食餌で美しい魚体となったオショロコマたちが釣れた。



この日は入渓した時間が遅かったので深入りはせず、結局最初の橋の下流のいつもの大たまりでオショロコマを20匹ほど釣って撮影した。


ここは幼魚から若魚主体で大型個体が少し混じる。オショロコマ個体群としては理想的な構成と思われた。


最初は全然釣れなかったがやがて釣れ始めた。




くりかえし打ち込むにつれて、ぴゆーっと走る魚影が見えはじめた。





オショロコマにしては珍しく怪しんでおり、始めはエサを追うものの食いつかない。



ふわっと糸をたるませ、突然さそう一工夫の釣り方で、やっと食いつく。




























































しかし、呑まれることがないよう早合わせに徹することはいうまでもない。



この口傷個体は 昨年私たちがリリースしたものかも知れない。



上流にオショロコマなど在来魚の個体群が棲息する水域にはニジマス放流を行わないという十勝ルールが浸透しているせいか、この渓流はいまだニジマス汚染がない。



今後とも、この美しい渓流には恐るべき攻撃的外来種(ニジマス)が決して現れないように願いたい。
 


曇り空でときどき霧が流れはじめた。


沢なのでもうあたりが暗くなり、寒くなるとなんとなくヒグマに対する不安感がたかまり 午後4時、武装解除した。

 

この日も撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。





発生盛期のヤマキマダラヒカゲ♂たちが獣糞に群れていた。


えんえんと走って峠を越え 6時過ぎに帰宅。






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